果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

これからの作業予定とプレゼント

2022年12月21日 20時15分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

収穫終了と同時に選別&貯蔵という作業が待っている。
昨日無事に作業を終え、すぐに頭の中は来シーズンへの対応にシフトチェンジする。
まだ見ぬ結果のうちに新たな門出という他の人から見たら
消化不良を起こしそうといわれてしまうかの流れ。
来年になるとレモネーディア露纏の収穫とマザー・ヴィクトリア、そして紅甘夏の収穫。
今年の青島みかんは天候にいじめられた名誉の負傷みかんが多い。
我が家だけかと思ったら全国的な傾向らしく、収穫の半分がそんな状態だという噂も聞く。
その名誉の負傷みかんは、「22時のジュース」&「ベルガモット物語Blue Island」
&「ホテルアークリッシュ豊橋✕河合果樹園」といったブランドに生まれ変わって、
青果の販売時季とずらしてマーケットを壊さない「もったいない」というポジションに着く。
マルチブランドとして、愛知大学、河合果樹園、ホテルアークリッシュ豊橋の多様性で
多くの人に関わってもらい自給率維持にも役立ちたいと思う。
青島みかんとベルガモットのミックスジューズ、新年早々に搾ってもらう事になる。
さて、今年のテロワールはどんな仕上がりだろうか?

今日はみかんの選果でお世話になっているK女史からプレゼントがあった。
それは細葉(槙)の葉にふわっと付いている。
早速、無農薬ライムの温室に吊り下げておいた。
これは河合果樹園の無農薬の空間を維持するためのミッションで、
そこからサバイバルを経て部長職が誕生する。
著書である「虫たちと作った世界に一つだけのレモン」の表紙にも掲載されていて、
そいつと目が合うと私から見るとニヤッと笑っている顔に見える。
某テレビ局での番組で小鳥を襲って捕まえるところを見た。
プレゼントされたものは、寄生虫もはいっていなくてとても新鮮だった。
3月の登場が今から待ち遠しい。

河合果樹園

画像は寒波の前に収穫するレモネーディア露纏

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収穫最終盤と新メニュー誕生会とfarmers collection

2022年12月10日 21時20分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

予想よりはるかに少ない露地みかんの収穫を終えようとしている。
今日も朝6時から仕事をこなし、途中レモンたちを送り届ける途中で一息。
目まぐるしく変わる仕事に翻弄されながら、
そのパズルのごとく解く難解な優先順位を楽しむ。
今日は大失敗を一つ!もはやトップギアで走ることは無理だとまた思った。
年々、河合果樹園の生産物のもともとのDNAに頼るのがベスト。
この行き着く先が農業の最適解のイノベーションだと信じるしかない。

ネット配信に少し遅れてしまったが、
飲食店と生産者のマッチングで生まれた新メニューが
エムキャンパスフードで12月6日から提供される。
大村屋×河合果樹園の「ふぐ皮とおこわの春巻き~レモネーディアの香りを生かして」は
1月11日(水曜日)~15日(日曜日)の期間。
コラーゲン豊富なフグ皮とリモネンの香りとビタミンCという最強の組み合わせ。
たぶん初めて口にする料理だと思う。
お酒は飲めなくなった私であるが、ノンアルコールで楽しみたい。

もう一つ、1月28日(土曜日)にこれまたエムキャンパスフードで、
第4回のfarmers collectionとして私と親友の同級生N君と紅一点Sさんの3人で
農家メシを披露するランチを生産者ならではのトークで楽しむ機会があります。
N君とは中学校以来の心通じる中で、
いつも私のわがままをくみ取って陰でフォローしてくれている。
当日の農家メシは何にしようかと今からあれこれと頭の中で練っては見るものの、
シンプル&スピード命の私の料理はお客様に通用するか不安はチョモランマ。
2011年に「ためしてガッテン」で日本中を席巻した
無農薬フルーツレモンを皮ごと摺おそして料理に使う豊橋方式で・・・、
高木シェフがどう判断してくれるかこちらも不安。
なんとかベストを尽くせるように祈るのみである。

河合果樹園

 

 

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