果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

最後の就農40周年企画と学びのヒント

2025年03月08日 09時02分06秒 | 日記・エッセイ・コラム

3月に突入して、陽光の角度は大きくなっているが、
朝晩の冷え込みはきつく、どうも身体がピシッとこなくなった。
用事の多い年度末は柑橘農家にとっては、今シーズンの終わりの仕事と
来シーズンの始まりの仕事が交錯して、分水嶺を歩いていているかのようだ。
就農40周年は健康を害することもなく無事に終えることが出来そう。
ネットショップ果樹園の初恋のメルマガでの40周年記念企画は
買い支えていただいているお客様への感謝として残り1回となる。
だいぶ前から考えているのだけれど、どういった内容にするかどうも名案が浮かばない。
もう少し時間をおけば何とかなると、日にち薬をつけてみよう。
それとメルマガでは1年渡り、
河合果樹園オリジナルの無農薬技術をかみ砕いて書かせてもらった。
何か参考になったかどうか不安もよぎるが、
レモンの無農薬栽培への学びの対象として
少しでも楽しんでいただく方向になっていれば幸いだ。
いろいろと質問してくださった方々、ありがとうござました。

昨日、岡崎の果樹振興会のメンバー8人が河合果樹園に視察に来た。
事前に質問をもっらっていたので、それに則してと思っていたが、
いつものように脱線して東三河フードバレーのことなど、
大半の生産者が未着手である地域経済連携の中での農業経営の立ち位置。
裏話も交えてお話をさせてもらった。
ピンチヒッターで普及員として同行して来たKさんは、
初任の時にここの地域を担当してもらった縁がある。
久しぶりに話が出来て、自身の長い生産者歴を感じることとなった。
公的機関の施策や仕事のベクトルは時代の変化と共に大きくぶれていて、
それを打破するには身銭を切っての休日の地域経済の流れや
若者文化と考え方の学びが必要。
資料として美緑の風ファーム北河のチャレンジ企画と、
4月19日のファーマーズコレクションのフライヤーを配らしてもらった。
こういったところに参加すると、生産者として向かわなければなならない
細くて霧がかかった重要ヒントが落ちているものが見えてくるだろう。
さて何人が行動を起こせるか?
高橋がなり氏が言った、Doから始まる重要性を思い出す。

河合果樹園

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春の様相とだも豊と作家体験

2025年02月25日 18時15分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は厳寒の季節をさっと追い越して一気に春の様相になった。
昨日妻と「春よ来い」の歌詞の中のじょんじょについて話をしたところである。
春の様相になってみると、太陽がなかなか沈まないで頑張っているのがわかる。
雪雲にさえぎられていて、戦いに負けていたのがうそのよう!
これから剪定の季節が加速していかなければと急にスイッチが入ったような気がする。
無農薬フルーツレモンの熟度が増してきて、夕日に当たっているのを見ると
色合いが美しくやけにうれしく感じる。
一瞬の美がそこにある。

漫画家の佐野妙さんが描く、「だもんで豊橋が好きっていっとるじゃん!」に
当園の初恋レモン・レモネードと初恋レモン・レモネーム交え
初恋のエピソードを語り合う内容で紹介してもらった。
マケインに続いて自身の青春時代を振り返るなんて、
還暦過ぎの農夫には刺激が強すぎます。
でもその刺激が明日へのやる気を増長してくれているのは確か。
ついつい今年は苗木は注文しない予定だったけれど、
スイッチが入ったおかげでまた夢を植えることになった。
何回目の青春になるだろうか?
しかし皆さんにお見せできるのかという不安もチラリ!


それと15日と22日にはまちなか図書館で行われた
「みんなで書こう!マケインお舞台で作家体験!」で学ばせてもらった。
16名という狭き門に抽選で当たり、
すでに今年の運を使い果たしたかの如く思えちゃう中、
22日には雨森たきび先生に素性をばらし、
初恋レモン・レモネードのお礼をチラリ。
まさか還暦過ぎの農夫が混ざりこんでいたとは思った?かも。
作家体験の内容は4人のチームで「万年赤点のあたしが美術部に誘われるなんて」
という自分たちで決めた題で、パートごとに執筆するというもの。
私はその題の「好きな相手と出会う」というシーンに決まり、書かせてもらった。
最終日、雨森先生に一人ずつ講評をしてもらいワクワクドキドキ。
今日の陽気にぐっとキュリアスキッズになってしまった私であった。

河合果樹園

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豊橋百儂人新年会と第15回地域再生大賞

2025年01月30日 12時58分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

1月26日(日曜日)、豊橋百儂人の新年会がATEGIS(ビストロアテジ)で
儂人&プレミアムサポーター&サポーター&ゲストといった
色とりどりの面々で盛大に行われた。
このお店のオーナーは新城で有機野菜を作っているスフィーダのS君のお店である。
かなり前から彼の取り組みを陰ながら応援してきたつもりなので、
今回このお店で新年会ができるということはうれしさを隠しながらも、
時を刻む柱時計の針をかなり進めることができたのかなと思う。
儂人のみんなが持ち寄った超新鮮な野菜と果物をシェフのマジックで、
瞬間にお皿が空になるほどの料理にしてもらい、
食の聖地としての根幹になる部分をも楽しみながら味わわせてもらった。
河合果樹園から提供させてもらったレモネーディア露纏は、
彩り豊かなサラダになり、3種類のドレッシングの一つにも使われて、
ゲストの方からお褒めをいただいた。
またこちらも瞬殺でなくなって甘藷儂人さんはSNS上で
ありつけなかったことを嘆いていたレモンパスタ。
私は運よく食べることができ、
レモネーディアの料理としてのポテンシャルを再確認できた。
既存の流通の人たちが、こんなもの売れないといったレモネーディア。
時計の針はそれから30年近くが経っているが、
自分の感性を大切にしてよかったと振り返る。
本当に楽しい新年会だった。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

新年会のその日、とてもおめでたいニュースが飛び込んできた。
第15回地域再生大賞にエントリーしていたここ東三河の
「東三河フードバレー構想」が未来を切り開くプロジェクト賞に!
食の聖地を目指し、活動してきたことが認められまたうれしく思う。
フードバレー構想の一番大事な部分である大地からの恵みを受けて育つ野菜や果物を作る生産者が
かかわっていなければ食の聖地も世間一般のプロジェクトのように
画餅に終わることはわかっていたのであれこれ提案させてもらっていた。
農民藝術創造倶楽部が立ち上がって、3年と2か月。
その準備段階を含めると約5年の際月が流れている。
またそのベースには美食倶楽部初恋檸檬(旧初恋レモンプロジェクト)が16年と準備期間、
豊橋百儂人が15年と準備期間というワンジェネレーションぐらいが
その多々なる活動とともにベースとなる。
未来を切り開く最終章まで見てみたいものである。

河合果樹園

 

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無農薬フルーツレモンの仕込み時と農業で楽しむ

2025年01月21日 19時25分06秒 | 日記・エッセイ・コラム

あっという間に1月も二十日過ぎ!
今年は少しゆっくりできたと思ったら、
そこからはジェットコースターとなってしまった。
無農薬フルーツレモンは原産地の気候を再現しているため、
イタリアのレモンに近い内容になってきている。
いつも買い支えて河合果樹園を応援してくれているお客様にお薦めしているのは、
①はちみつ漬け ②レモン酢 ③リモンチェッロ 
④レモンのオリーブオイル漬け ⑤夏用のまるごと冷凍など。
先日、中学の同級生からラインでお知らせがあった。
弟さんがこの時季にレモンのはちみつ漬けを取り寄せて作っていると。
誰もが憧れる有名な方が当園の無農薬フルーツレモンで仕込んでくれていたとは
本当に光栄かつ身の引き締まる思い・・・。
友人にも波及していてブログも教えてもらった。
素直に生産者としてうれしい!
夏用の冷凍レモンは、2011年にためしてガッテンで豊橋方式として取り上げられ、
全国的に冷凍レモンの普及に貢献さえてもらったことがある。
そのころ多くのお客様が冷凍庫を買って待っていてくれたことも、
思い返してまた感動もんだと今でも思う。
夏の冷凍レモンをジャコご飯やソーメンや刺身やサラダにすりおろす、
初体験の時は至福のひと時を味わうことになります。
過去に某放送局の撮影スタッフに昼食でレモンソーメンを食べてもらったところ、
大絶賛だったことを思い出します。
話しが長くなりましたが、皆さんが一番良いというタイミングで
仕込んでいただければ、日々熟す方向に向かっているレモンたちも幸せです!

ここ豊橋を舞台にしたアニメ「負けヒロインが多すぎる」の第8話で、
一瞬、温水君の手に守られた形で流れた当園の初恋レモン・レモネードが
とうとう道の駅とよはしなどで再販売が始まった。
毎年、一年を待たずして完売していた初恋レモン・レモネードだが、
昨年は早い段階で欠品状態になっていたので、私もやっと気が楽になった。
2014年に最初6000本を作ったのが始まりで、
日本でのレモネードブームの火付け役を担ったのも忘れられているが事実。
その6000本は2週間で売り切れとなり、その時も胃の痛い思いをした。
消えていく商品が多い中、無農薬レモンを皮ごと絞り添加物を
一切使わない製法も相まってロングセラーとなっている不思議。
初恋レモンというネーミングももちろん心をつかんでいることもある。
一時、初恋トマトや初恋たまごというネーミングが直売所で散見されたが、
「初恋」という文字だけを見ているのではなく、
バックストリーを重要視していたのと、
※初恋レモンプロジェクトを17年も続けてきたことが長く売れている理由でもある。
学生時代によくカラオケで歌った村下孝蔵さんの初恋、
その時からこの路線は決まっていたのかと過去のピースを掘り起こしてみる。
現状にはどのピースが欠けても今はない。
大学時代担当の多門院先生の講演の見出し、「農業を楽しむか、農業で楽しむか」
還暦を過ぎ、やっとその意味が分かったような気がする。

※現在は美食倶楽部初恋レモンとして活動中

河合果樹園

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迎春と河合果樹園の様子

2025年01月08日 13時33分57秒 | 日記・エッセイ・コラム

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
久しぶりのブログとなってしまってしまい、
ずっと気になっていたのですが区切りの良いとこということでお許しください。
今年は少しゆっくりした、お正月を過ごすことができ
身体の調子も晴れ渡っています。
自身の就農40周年記念の年度も残り3か月を切りました。
60代にあった生産技術や経営に転換してきたおかげで、
まだまだ気力は多くのあてにしてくれている消費者の皆さんや
取引先の皆さんのおかげで一定のレベルを保てています。
過去を振り返る余裕も少しずつ生まれ、それを糧として高いレベルに昇華できればと
新たに目標を微調整しながら日々取り組んでいきます。

年明けの河合果樹園の状況を書かせてもらいます。
青島みかんは今月いっぱい販売が続く予定です。
太田ポンカンは猛暑の影響で小玉が多く、木はとても衰弱しています。
無農薬フルーツレモンは販売を開始して、例年より今のところ調子は良さそう。
無農薬レモネーディアは残り少しを引っ張って販売予定。
低農薬レモネーディア露纏はきれいに着色しない模様で、寒波の様子で収穫。
赤実レモンは少しですが、販売を始めました。
自然栽培レモンもやはり着色遅れで、販売は遅れそう。
無農薬ベルガモットはまだまだ販売中!
寿太郎みかんは木が弱く年々収穫が減っていますが、青島みかんの後に販売予定。
マザーヴィクトリアも着色遅れなので、販売は遅れそう。
紅甘夏はいい感じのなり具合です。
欠品している初恋レモン・レモネード(レモン)は
少しだけど今月中には販売開始できそう。マケイン人気は本当にすごい!
初恋レモン・塩レモンペーストはもうすぐ加工場へ送れそう。

2025年の河合果樹園のこのような状況です。
すべてが終わるまで何があるかわかりませんが、
身体と相談しながらこなしていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

河合果樹園

1月8日の無農薬フルーツレモンの様子

 

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Tさんの紹介者とレモネーディアのリモンチェッロ

2024年11月06日 20時00分16秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は借りている極早生の園地隣のTさんから頼まれ、
河合果樹園最寄り駅近くの飲食店経営者が来園。
5月にてんぷらのお店をオープンするそうだ。
とても感心させられたのは研究熱心さとその考え方。
成功=考え方×情熱×能力といわれる中、
将来性のある若者かどうかはこの年になってくるとほぼわかってくる。
その見極めは良いことでもあり、また生産者としてはつらいことでもある。
東三河フードバレーで多くの人と関わらせてもらった中で、
「一定品質、一定量、一定期間」を否定しなければ
本当の地産地消を達成できないということを
段階的にかかわる食の中に見出せない問題をクリアーしつつあるこの地域。
そんな話から、河合果樹園の一般的に流通できない季節限定食材にも
興味深々度合の「へ~」を連発してもらった。
話は前後するが、とっかかりは初恋レモン果汁・睦月の雫で、
それに感性が共鳴したことから秘密の糸を手繰り寄せたと思う。
レモネーディアの果汁は健康効果が表れるのが早い。
ここでは深く書けないが、ゆっくりと医食同源の世界へ流れて行っている。

話変わってレモネーディアでリモンチェッロを作ってくれた
イタリア料理の「Da Maruco」からつないでくれた
K野菜ソムリエPさんからそれをいただいた。
基本お酒はNGの体になってしまったのでなめる程度だが、
緑のレモネーディアでつくるこの食後酒が
こんなに出来が良いことに驚かされている。
レモネーディアの可能性がまた一つ広がり、
こんなレモンは売れるわけないといわれたことは視認できないほど遠くになった。
話戻って信じるのは自分の感性と、相手の価値観に縛られた常識にとらわれない考え方。
そして一番難しい、何歳になってもくすぶりながらも燃え続ける情熱。
また好奇心が広がりだした!

河合果樹園

レモネーディアの果実とリモンチェッロ

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間違った舵取りと健康フォーラム

2024年10月23日 13時51分46秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は恵みの雨と意識しているけど、
心の中では線状降水帯が空を覆うことがないかとやや心配している。
メディアではいろいろな品目がさらに値上げというニュースが多い。
理由は企業努力ではもはや対応できないと言うことだ。
生産者のいる土俵は消費者の節約志向と流通の利益確保など、
価格は生産努力を超えているのに上がらない。
河合果樹園ではそんな他人の土俵がいやで2000年から大きく舵を切って、
自分の土俵を作ることを多くの犠牲を払いながら努力してきた。
農業仲間がどんどんやめていく、それも経済がよくわかっている優良農家ほど。
政策では農業者の努力と奮起をうながしているつまりだろうが、
基本脱落した人がそちら側で判断する流れは?歴史の繰り返しだ。
そんなことを思っていても、生産物の生育は待ってくれない。
舵取りは政ではなく、個人に任せる時代だというのは多くの人が、
肌で感じているはずだ。

そんな難しいことを考えていても、
加速度がついている世界は目に見えて変わらないので他のベクトルに向かう。
そんな中少しでも農産物の良さを知ってもらう機会をもらった。
東三河ヤクルト販売株式会社が開催する、
「健康フォーラム」が11月19日(火曜日)13:00~に豊橋公会堂で行われる。
第一部は名古屋大学名誉教授の梛野正人先生による
「腸と筋肉を鍛えておく~癌で手術!その後を考えて~」という講演。
世界トップの名医だそうだ。
そして豊橋百儂人を代表して私と蕃茄儂人さんと玉蜀黍儂人さんの3人が、
東三河ヤクルト販売のT社長の取り回しで「健康につながる”食”を考える」
というテーマで第二部でトークセッションを行う。
さてどんなトークセッションになるか?わくわく感はほどよい緊張と共に湧いてくる。
河合果樹園のレモネーディア露纏のストレート果汁150mlは、
今年からヤクルトレディーさんたちの力で販売をしてもらっていて、
ある程度健康への道が見えだした。
地域の健康につながる農と食の世界、是非参加してもらいたいと思う。

河合果樹園

 

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無農薬グリーンレモン収穫とSpecial Farmers Correction2024

2024年10月18日 09時56分48秒 | 日記・エッセイ・コラム

極早生みかんの収穫はあっという間に終盤に差し掛かってきた。
夏の限界を超える猛暑、40日もの雨の降らない日々、
雨が降り急な水分上昇で爆発、涼しくなればカメムシの急襲は
収穫量の激減をもたらした。
自然の営みの予報はあてにならず、勘だけが頼りだという環境は、
日頃のグーグル先生頼みに、五感を鈍らせられて、
どうも迷いというすっきりしない心持になる。
来週あたりから無農薬グリーンレモンの収穫ができるかと、
また一つ気持ちの隙間を埋める事象が増えそうである。
毎朝のエサやりが日課のメダカたちの子孫が、
オオカナダモのおかげで元気に泳ぎ回っている。
このメダカの飼育は光合成細菌(PSB)の実験で始めたもので、
水質浄化、色上がりなど、河合果樹園のみかんづくりとリンクしている。
今年は光合成細菌の増やし方講座を3回開催したので、
学びに来てくれた方々の知識の広がりとしてこの実験も一つのネタである。

11月24日(日曜日)はホテルアークリッシュ豊橋で、
農民藝術創造倶楽部のスペシャルファーマーズコレクションが開催される。
今回はまだ細かいところまではつめていない状況だけれど、
来てくれたお客様と生産者と料理人が、この東三河の農産物から醸し出す、
唯一無二の関係を築きながら楽しい催しになることは今までの経験で理解できる。
地産地消、身土不二など数十年の間語られてきた四字熟語には、
人々を魅了する言霊があることはわかっているが、
歴史を紐解くとどうしてもむなしさが表れる。
それは実際の行動や実績として、積みあがるものがないことに起因する。
今回のスペシャルファーマーズコレクションの背景にある東三河フードバレー、
この地域独自の分かりやすく印象的な言霊を
地産地消に変わって伝えていくタイミングになっていると思う。

河合果樹園

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ギンヤンマの飛行と河合果樹園のレモンカプレーゼ

2024年09月21日 10時50分10秒 | 日記・エッセイ・コラム

今日は暑さの中に北寄りの少し涼しい風が混ざり、
待ち望んだ秋の様相を想像させてくれる。
毎年来てくれるギンヤンマが我が家の家の周りを旋回飛行している。
その美しさは毎年の楽しみで、
また飛行の優雅さときりもみにも似た切り返し飛行がさらに増幅させてくれる。
一瞬少年のまなざしに戻り、時を忘れてじっと見つめる自分がいる。
明日は待ちに待ったまとまった雨が降るというが、
豪雨となり被害が出ないかと心配も纏いだす。
ひりひりの状態の露地みかんは、基次郎の檸檬ではないが、
たくさん爆発することになるだろう。
今年は全国的にみかんは大きな減収を余儀なくされている中、
たぶん最終的な生産量は予測数値を下回ると予測する。
誰も言い出さない、農産物の規格の見直しは必須だと思う。

YouTubeでemCANPUS foodが東海オンエアーさんに取り上げられた。
シェフのダブルIさんも出演しながらという情報を
農民藝術創造俱楽部のグループlineで知る。
「イタリア語だけのメニューでコース料理を
正しい順番で注文できるまで終わりません。」というお題、早速見てみる。

その中に河合果樹園のレモンカプレーゼが3分14秒にメニューとして、
4分19秒あたりからアンティパストとして映っている。
緑、白、赤の三色旗を模したカプレーゼは日本語にすると、
カプリ島のサラダという意味らしい。
以前、レモンなどの視察で行ったカプリ島の青い海を思い出す。
青の洞窟にも運よく入ることができたが、
本場のカプレーゼは知識が追いついていなかった。
21日現在、128万回再生。
東海オンエアーさんのおかげでイタリア通はどれぐらい増えるだろうか?
〖Caprese al "Kawai"limone〗、耳順倶楽部での学びとなりました。

河合果樹園

 

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振り回される自然と負けヒロインが多すぎる

2024年09月09日 15時45分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

前回のブログとは打って変わってまた砂漠のような暑さが襲ってきている。
恵みの雨の水分は太陽の日差しに吹き飛ばされ、
大きくなりたいと泣いている極早生みかんを苦しめる。
また潅水作業をしなければならないのだろうか?
そろそろ夏の疲れが襲い来る時季、日にち薬でやり過ごそうか迷う。
日本中の柑橘農家が困っているカメムシの大量発生。
西日本では春先から被害が発生していて、今年の収穫量減必至だとか。
コンビニの明かりに群がっているのをよく目にするカメムシ。
夜の明かりは虫たちにとっては大敵だと養老先生が言っていたのを思い出す。
早く温度が下がってカメムシの活動がゆっくりになるといいのだが・・・。
こればかりは悲しい願いのような気がする。

ここ豊橋を中心とした東三河の風景をちりばめたアニメ「負けヒロインが多すぎる」の第8話で
河合果樹園の初恋レモン・レモネードが3秒ほど描かれている。
現在、abemaTVで見ることができ、私もアニメを見る年齢とはかなりかけ離れているが、
見ることができる9話まで全て見させてもらった。
初恋&レモンライフ研究家としては当然のことだという使命感から見たのだけれど、
自身の高校時代の感覚がフラッシュバックしてきて感情移入の部分もある。
YouTubeには声優さんたちの聖地巡礼が懐かしさを纏いアップされていたり、
マケイン(負けヒロインが多すぎるの略)ファンの
聖地巡礼もいくつかアップされている。
その聖地を巡る旅が素敵の思えるのは、
自身も人に会う旅にシフトしているためだろう。
このマケインへの初恋レモン・レモネードの登場は、
昨年の豊橋百儂人総会で、
豊橋が誇るロケ地誘致の仕掛け人の鈴木惠子さんから、
事後報告だけどと聞かされていたけど
つい最近まで全く忘れていたというのが本当のところ。
豊橋百儂人総会の数か月後鈴木さんは旅立ってしまったのが、本当に悔やまれる。
マケインの話でもう一度もりあがりたいと思いながら、
時間を作ってアニメに描かれている細部を考察してみようと思う。

河合果樹園

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