3月に突入して、陽光の角度は大きくなっているが、
朝晩の冷え込みはきつく、どうも身体がピシッとこなくなった。
用事の多い年度末は柑橘農家にとっては、今シーズンの終わりの仕事と
来シーズンの始まりの仕事が交錯して、分水嶺を歩いていているかのようだ。
就農40周年は健康を害することもなく無事に終えることが出来そう。
ネットショップ果樹園の初恋のメルマガでの40周年記念企画は
買い支えていただいているお客様への感謝として残り1回となる。
だいぶ前から考えているのだけれど、どういった内容にするかどうも名案が浮かばない。
もう少し時間をおけば何とかなると、日にち薬をつけてみよう。
それとメルマガでは1年渡り、
河合果樹園オリジナルの無農薬技術をかみ砕いて書かせてもらった。
何か参考になったかどうか不安もよぎるが、
レモンの無農薬栽培への学びの対象として
少しでも楽しんでいただく方向になっていれば幸いだ。
いろいろと質問してくださった方々、ありがとうござました。
昨日、岡崎の果樹振興会のメンバー8人が河合果樹園に視察に来た。
事前に質問をもっらっていたので、それに則してと思っていたが、
いつものように脱線して東三河フードバレーのことなど、
大半の生産者が未着手である地域経済連携の中での農業経営の立ち位置。
裏話も交えてお話をさせてもらった。
ピンチヒッターで普及員として同行して来たKさんは、
初任の時にここの地域を担当してもらった縁がある。
久しぶりに話が出来て、自身の長い生産者歴を感じることとなった。
公的機関の施策や仕事のベクトルは時代の変化と共に大きくぶれていて、
それを打破するには身銭を切っての休日の地域経済の流れや
若者文化と考え方の学びが必要。
資料として美緑の風ファーム北河のチャレンジ企画と、
4月19日のファーマーズコレクションのフライヤーを配らしてもらった。
こういったところに参加すると、生産者として向かわなければなならない
細くて霧がかかった重要ヒントが落ちているものが見えてくるだろう。
さて何人が行動を起こせるか?
高橋がなり氏が言った、Doから始まる重要性を思い出す。