日は長くなってきたけれど、寒気が怒濤のごとく押し寄せて
温室の出入りで汗ばんだ体を急激に冷やす。
風邪をひかないように気をつけて、すぐに着替えることも仕事のうちだ。
毎晩の事務仕事が続くこの時期は、目の疲れを癒すためのケアが必要となる。
先週、愛知県農業経営士協会の異業種交流会で講演をいただいた、
栄養士&食事カウンセラー&フードアナリストの笠井奈津子さんの言葉を思い出しながら、
バイタリティー溢れる仕事をこなせるようになりたいと思う。
2月号の藝儂人マガジンで配信されたのとトマ兄さんに触発されて、
豊橋市美術博物館の「鬼、おに、ONI展」をのぞきに行ってきた。
「その鬼たちは追われる魔怪か、それとも迎えられる神なのか」のコピー通り、
信仰の中に2面制が混在してきた事がなんとなく理解でした。
メイン展示は船行山普門寺の重要文化財の多聞天。
ライトアップされた陰影と曲線の美しさにしばし見とれてしまった。
邪鬼は本当は四天王の部下であり、お釈迦様の説法や仏法を邪魔するためにやってくる
悪魔たちを追い払うために四天王から「やっつけてこい」と指示を待つ夜叉神(善神)なのだとか。
また酒呑童子という言葉に、小学校の学芸会メモリーを復元したりしてかなり楽しめた。
獄卒のお世話にならないように、甘いささやきからは距離を置いていきたい。
お時間の許される方は、3月24日(日)までやっておりますので・・・。
そうそう前から気になっていた豊橋某喫茶店の「レモンスープホットケーキ」なるものを
レモンライフ研究家として体験してきた。
こういった楽しみ方もあるのかと思ったのと、
計られてスープがホットケーキにすべてしみこむ仕掛けが、
店内の雰囲気とシンクロしてレトロモダンな小粋なメニューに感じた。
当園の無農薬レモンは朝のジュースになることが多いけれど、
脳の癒しにはたまには違った楽しみ方もいいのではないだろうか。