果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

繁忙期のつれづれとレモネーディア露纏の生ジュース

2017年11月24日 21時14分01秒 | 日記・エッセイ・コラム
繁忙期まっただ中、二日連続の夜のお仕事で眼は赤い。
しかし妙に眠気が柔らかい。
いったいどういったことだろうかと、身体の隅々まで頭の中でチェックする。
脳がわくわく感を伴って快適運転しているかなと判断する。
ただアドレナリンを差し引いて、
今晩は早く寝ることとしようと思いながらこのブログを書いている。
全国的に果物産業は真っ暗な状況みたいである。
わが家の露地みかんも長雨と台風で、
一筋縄ではいかないほど選別に時間をとられている。
毎月訪れる異常事態がもはや常態宣言かと思う。
先週末のみかんのオーナー制収穫祭は一日は雨で開催できなかったが、
二日目にはなんとか多くの皆さんと豊饒の喜びを分かち合うことができた

今年も千葉県から参加していただいたAさんとお話しができた事が心の日記に刻まれた。
豊橋百儂人も応援してくれるというAさん、東三河ファンの声にまたうるっとしてしまった。
これもNPOほの国プロジェクトの皆さんのおかげ!感謝!

少し前から豊橋駅のカルミアにある山安食料品店の、
生ジューススタンドでレモネーディア露纏が健闘しているというお知らせ。

担当のIさんから画像が届く。
以前から、仕事への活力を注入するポリフェノールやビタミンを
ここで摂っていく方が多いことからいずれはと思っていたことが実現。
レモネーディアの熟度によって変化するであろうその味は、
月ごとに変化を楽しめるはずである。
寒さと共に、耐える力は蓄える糖分の量で決まる。
レモンの数倍はいっているリモネンは、肺の免疫機能を高め、
ヘスペリジンは毛細血管を強くしたり血流を浴したりする。
この寒い時期に血流が改善すると、冷え性の予防になるそうである。

冷たい飲み物であるが、効果は真逆とは面白い。
画像を見て、いつもの間違えに気づく。
天道虫の星の数と位置が、実際と違う。
豊橋のファーブルはついそんなところに目がいってしまう。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp/




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心配事とドライブとBarレモンハート

2017年11月14日 19時59分01秒 | 日記・エッセイ・コラム
早生みかんの収穫を雨に阻まれて予定通りに進まない。
気がせくが今年の熟度状況なら、まだ許せる範囲。
今週末にはみかんのオーナー制の一大イベントの収穫祭が待っている。
土曜日は雨予報のため、オーナーさんの判断で仕事の状況もまた変わってくる。
毎年の恒例、みかんクイズを印刷しながら、
クイズの出来がどのくらいか楽しみにしている自分がいる。
頭の中で賞品は何にしようかと考えるのは、
オーナーさんの喜ぶ顔が目に浮かぶから。
雨のせいで憂鬱な脳の一部を、オーナーさんとの交流に置き換えバランスをとる。
なんとか天気が変わって、収穫に支障がないようにおさまってほしい。
前日まで空想の世界だけは晴天でいることにしよう。

昨日は長野県の阿智村までドライブとしゃれこんだ。
そういう表現をするのはそうであったならといった希望である。
初恋レモン・ストレート果汁の無農薬レモネーディアを、
加工してもらっているところへ持って行ったというのが正確な表現。
151号線を北上し峰竜太の故郷である下条村を抜けて阿智村へと入る。
道路も年々整備されていて、快適な運転ができる。
帰りには加工場の社長さんに紹介された、
そばの城の直売所でリンゴを買って帰路につく。
直売所のおばさんにすこしサービスしてもらえたのは、
社長さんから電話があったせいだろう。
今日の晩酌のつまみは、ぐんま名月という美味しいリンゴと、
無農薬レモネーディアを和えたもの。
アルコールのおかげでぐっと栄養の吸収がよくなると思い込んでみる。
果物をつまみに一杯やる、胃の中でフルーツカクテルとなり、
私の体の中に「Barレモンハート」をオープンしていると妄想する。
さて、バーテンダーはいかほどの腕前なのか、聞いてみたいものである。




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翻弄とレモンくりすぴー

2017年11月04日 21時54分51秒 | 日記
極早生みかんの収穫も終わり、早生みかんの収穫に突入。
収穫してみると二つの台風の爪痕は大きい。
みかんが生傷だらけで、木の下は黄金から錆びた鉄色にしか見えなくなったみかんがゴロゴロ。
完全に餅踏み状態で、能率の上がらない出荷作業となるのは明白である。

春先の低温、乾燥、台風、長雨、台風と自然に翻弄され、
ただでさえ時代のスピードに翻弄されるみかん産業に加速度がつく。
個人的に食については、ローフードを意識しているため、
この時季の柿、リンゴ、みかんは胃腸の調整役として、
便利な消費形態へのブレーキとさせてもらっているつもりだ。
将来を見据えた小さな抵抗といえるのか・・・。

無農薬のレモネーディアは気温の低下ともに、
その内側に甘さを蓄えて行くため、
酸っぱいのが苦手な方にはぴったりの時季に入ってきた。
これから緑色もだんだんと薄くなっていくだろう。
味の変化を楽しむというモダンなおしゃれさは、
浸透するまで長い間かかったけれど、
多くの方が生産者のことを想って受け入れてくれたと言ってもいい。
まだまだ3月まで味の変化を楽しんで頂ければ、
作り手にとってはこの上ない幸せです。
東海道五十三次の三十三番目の宿、二川宿の商家駒屋では
無農薬レモネーディアのお菓子を販売しています。
レモネーディアの皮の苦みとお菓子の甘さがうまく絡み合い、
ちょっぴり止められない方向に向かわせてくれます。

その名も「レモンくりすぴー」!
とあるところでお客様から、「孫に買ったんだけど、私が全部食べちゃったと」言われました。
そう、お子様が食べるのにぴったりだと思っていたので、
つい私も大笑いしてしまい・・・。m(_ _)m
さて明日は二川宿の大名行列がある日。
天気もばっちりなので二人の姫、雅姫・琴姫が気になります。




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