ブログをはじめてから、気がつけばいつの間にか2年も経っている。
思えば情報発信がもとでいろいろな体験をさせてもらい、
心躍らされるわくわくする気分を自分なりに書かせてもらっている。
たぶん子供の頃の自分だったら、絶対に続いていなかっただろう。
これも自然と微妙な距離を置きながら、それから感じる何かを具現化していく
農の作り手という職業のたまものだと鳥瞰している。
ブログをはじめて最近気がついたことがある。
それは農産物や農業のバックストーリーをいろいろな方が紹介する文章には、
比喩的表現や形容表現がとても少ないと言うことだ。
そういった表現が少ないため、私のいるこの世界はとても価値が感じられなく、
読者は思うのではなかろうかと。
確かに写真やキャッチコピーでその代わりは十分果たされているかもしれないのだが、
農業の伝統的な重みや高度な技術はやはり、音楽や旅や食を表現する文章のように、
綴ってもらえれば・・・。
難しいし取材に膨大な時間がかかるのも重々承知の上での・・・お願いである。