銀塩写真時代に写真を撮る(作品を作る)には、
出来るだけ大きなネガで制作した方が
鮮鋭度やキズに有利です
8×10(エイト・バイ・テン)、4×5(しのご)と
大きな感光材料からブロニー判、6×6(ろくろく)、
645(ろくよんご)、そして
最後の35㍉(ライカ判)が作品を作る
ぎりぎり限界でした
35㍉フィルムの性能が上がってきました
コンパクトカメラのオリンパス・ペンは
フィルムサイズをライカ判(35㍉)の半裁にしました
このカメラは記念写真が主です
このフィルムサイズで作品を作ることは出来ますが
作品を作るのに最低はライカ判でしょう。
やがて銀塩カメラに混じってデジタルカメラが出現します
デジタル一眼レフは、35㍉判(ライカ判)の半裁、
即ちペンサイズで出発しました。
受光素子(CCD)の面積が小さいことに不思議に思いました
これにはレンズとの関係で理屈があるように
説明されていました
私にはどうも理解できません
私が想像するのにどうやら製作の歩留まりが悪く
大きな受光素子(CCD)は高くなるのでしょう
キヤノン、ニコンで35㍉フルサイズのカメラや
やがてペンタックス645Dが35㍉フルサイズより
やや大きな受光素子を備えたカメラが出ました。