真空管に代わるものとしてトランジスターが出現しました
この新しいトランジスターの理屈を私はなかなか
理解できませんでした
ソニーがこのトランジスターを使ってポータブルラジオを
作って大ヒットを飛ばします。
次に高い周波数帯域では使えないと云われていた
トランジスターで電池駆動のボータブルテレビを発表します
トランジスターは何でも使えるとなって
放送機器の中に入ってきます。
プランビコン管を使ったカラーテレビ・カメラも撮像管と
カメラファインダーのブラウン管以外はすべて
トランジスター化(ソリッド・ステート)されました。
トランジスター化されたテレビカメラは、
コンパクトになりました
次にカラー撮像管のプランビコン管の
光電面も縮小されます
1吋管が標準になりました
1吋は約25㍉で、撮像管の直径が約1吋ですから
光電面の面積は約20㍉×15㍉となります
ニュース番組の取材がENGになって
銀塩フィルムのニュースカメラが
ハンディ・テレビカメラに
切り替わりました
ハンディカメラのプランビコン管も
2/3吋管と1吋管よりさらに小さくなりました
銀塩カメラ時代のコンパクトカメラの110判(ワンテン)
の面積の光電面の映像を家庭で見ていることになります
最近の大型液晶テレビで鮮明に写っています
技術の進歩はすごいものです…