初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画とテレビ

2011年01月24日 23時11分10秒 | Weblog


銀塩フィルムで映画は作られています

映像(動画)をすべて電気的に処理するのが

テレビジョンです

映画カメラはレンズと銀塩フィルムで

構成されています

テレビカメラはレンズと銀塩フィルムに代わる

撮像管で構成されています

テレビの銀塩フィルムに代わる撮像管は

感度の高いイメージオルシコン管が

使われていました




イメージオルシコン管は電子倍増部と

いう工夫がされていて

フィルムより感度がかなり高かったのです

映画スタジオの眩しいくらいの照明に比べて

テレビスタジオは照明も大がかりでは

ありませんでした

それがテレビジョンが営業的に

成り立ったと云われていました



テレビの心臓部はイメージオルシコン管です

テレビカメラでレンズから映像が投射される

イメージオルシコン管の光電面の面積は

24㍉×36㍉のライカ判と同じでした




そこで35㍉写真カメラのレンズが流用されました

当時は、まだズームレンズは現れていません

単焦点レンズ=35㍉、50㍉、85㍉、135㍉、180㍉

200㍉、250㍉、300㍉、400㍉、500㍉

600㍉などのレンズマウントをテレビカメラ用に改造して

ターレット盤に取り付けられました。




映画フィルムは35㍉ライカ判の半分の

ペンサイズで作られています

何千人もの観客が入る大劇場の大スクリーンに

鮮明な映像を写しだしています

映画フィルムの倍、35㍉ライカ判の面積を使うテレビは、

小さな14吋の受像機にピントの甘い、

コントラストの低い貧弱な映像を写していました。