発明王エジソンがジョージ・イーストマンに
映画フィルムの製造を依頼します。
最初はどんなサイズのフィルムだったのか
知りません。
35㍉映画フィルムはフィルムの両側に
パーフォレーションと呼ばれる
小さな四角い穴が並んで開いています
撮影機、映写機のフィルム駆動歯車はスプロケットです
その歯車がフィルムのパーフォレーションを引っかけて
フィルムがゲートを走ります。
画面サイズは、巾24㍉、縦15㍉(シネサイズ)ぐらいです
銀塩コンパクトカメラ、オリンパス・ペンのサイズです
活動写真の昔から今の映画に至までこのフィルムでこのサイズの
が使われています。
途中、70㍉映画やライカ判サイズのヴィスタビジョン
がありましたが
オリンパス・ベンサイズの画面の映画が
何千人も入る大きな劇場のスクリーンに映写できるのですから
映画の技術は大したものです。
オスカー・バルナックが映画を研究するのに
映画のシネサイズの倍の画面を使ったライカを作ります
つまりライカ判(24㍉×36㍉)の誕生です。