テレビは光電面の面積を、
映画のフィルム画面の倍の広さで使っているのに
映画ほどの映像の鮮明さやキリッとた
フォーカスが得られません
テレビがまだVTRが出現しないときの話です
その生ドラマの時代に撮像管の光電面を
大きくした2吋のイメージオルシコン管を使って
ドラマを放送したことがありました
ノイズの少ない画面を狙ったのですが
差がよくわかりませんでした
それ以外に画面からノイズを減らすのに
映像ヘッドアンプの感度を下げて
制作されたドラマがありました
イメージオルシコン管の感度は高いのです
あまり明るくないテレビスタジオで普通は
テレビカメラのレンズの絞りは
F5、6~F8です
テレビカメラの焦点深度を大きくとることで
カメラマンのピント合わせを楽にするためです
そこでアンプの感度を半分にしますと
レンズの絞りはF4で使えます
それともレンズの絞りはF5、6のままで
スタジオの照明の明るさを倍にすれば、
アンプの感度を下げても使えます
TBSのドラマで感度を半分にして
-6DB(マイナスロクデシベル)
で制作したことがありました