初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ガス・ステイト(真空管時代)

2011年01月26日 23時16分13秒 | Weblog


テレビが始まった頃は、

テレビカメラから演奏所の機械

生駒山の送信機から

家庭のテレビ受像機まですべて

真空管(ガス・ステイト)で

構成されていました

言い換えれば、テレビカメラの撮像管から

テレビ受像機のブラウン管まで

真空管だったということです





テレビが普及していく間に

テレビのカラー化が論じられます

そのころの映像は、入場料を

支払って映画館でカラー映画を見る

家庭のテレビは白黒の映像という

映像の棲み分けがありました




テレビカメラのイメージオルシコン管は

感度も高く、重宝した撮像管でした

それを使って、テレビのカラー化が

考えられました

しかし、イメージオルシコン管の

カラー映像は淡泊な水彩画のような

色調でした




オランダ、フィリップスからカラー用の

撮像管、プランビコン管が出ます

光電面の寸法が1、1/4吋で

白黒画面のイメージオルシコン管の光電面より

面積が小さくなりました