銀塩印画紙(モノクロ)には
密着用印画紙、ガスライト
密着と引伸しの両方に
使えるクロロブロマイド
引伸し専用のスピードの早いブロマイドと
3種類ありました
写真が始まったころは
現像されたネガフィルムと印画紙を
重ねて日光で焼き付けていました
やがて密着用印画紙の感度が上がって
暗室のガスライト(ガス灯)で
焼き付けられるようなって
ガスライトと呼ばれるようになったのでしょう
私の引伸し印画紙は、冨士フィルムの
クロロブロマイド紙、ベロナ(光沢紙)を使っていました
ベロナは現像処理後、最後のフェロタイプ仕上げが
ムラ無く仕上がったのと、
印画が温調なのが気に入っていました
銀塩印画紙のコントラストは
軟調の1号から硬調の5号までありました
引伸しにはクロロブロマイド紙
「ベロナ」2号光沢紙(グロッシー)が
私には標準でした
銀塩印画紙が最後にはバライタ紙から
RCペーパーになりました
冨士ブロマイド2号に印画紙用現像液は
コレクトールを使っていました
RCペーパーになって
現像処理後の水洗時間は短くなりそれに
光沢紙なのにフェロタイプが無くなりました