台所暗室は夕食後9時ごろから
引き伸ばしプリント用の暗室の
セッティングを始めます
現像バット(印画紙用)四つ切りを
机の上に3枚並べます
それぞれのバットに2000㏄の現像液、
中間浴、定着液を入れます
現像液のバットにだけ液温計(温度計)を
入れておきます。
現像液の温度を指定の20℃付近に
合わせておかないと印画紙プリントの
仕上がり色調に微妙に影響します
冬は液温が下がるので
台所で沸かしたヤカンの熱湯を
乱暴ですが現像バットに少し注ぎます
現像用の竹ピンセットで現像バットを
かき回して液温計を見ると
21℃、22℃ぐらいになります
そのうち現像バットの下に置く
四つ切りサイズで中にニクロム線と
サーモスタットの入ったステンレスの恒温器が
発売されたので冬のヤカンの熱湯は止めました
しかし、夏場は液温の下げようがありません
冷蔵庫の製氷皿の四角い氷を現像バットに
2、3個じかに放り込んでいました
大体19℃ぐらいになりました。