初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

続・大伸ばしプリント

2012年09月26日 21時43分01秒 | Weblog


銀塩印画紙で大伸ばしプリントをする場合

机上の引伸機の本体(ランプハウス)を180°

回転させるだけでなく

半切(はんせつ)、全紙(ぜんし)の大きな印画紙の

現像処理ができる大きな現像バットが必要でした



この大きな現像バットに現像液、定着液を

大量に用意しなくてはなりません



当時、私は現像液、定着液がそれぞれ

2000㏄で済ませられる四つ切り判までの

プリントが主でした



大判の半切、全誌はめったに

焼きませんでした



常に大判の全紙、半切をプリントしている

ハイ・アマチュアや写真家は引伸機のヘッドと

イーゼルとの距離が遠く離れてしまって

引伸しレンズのピント合わせが大変だったでしょう



暗室用品として機械的なフォーカス・リモコンの

道具がありました



引伸ばしレンズは蛇腹のついたレンズボードに

ついています。そしてピント調節のラック・ピニオン・ノブに

リモコンの一端を取り付けます。そこからフレキシブル

ワイヤーがついています

そのワイヤの反対側は床のイーゼルのそばまで

伸びていてピント調節用のツマミがついていました