私の台所暗室の続きを…
四つ切り印画紙袋に入っている
試し焼き用小片でのテスト焼きは
印画紙への露光時間と現像の大体が
わかる程度です
いよいよ大きな印画紙をイーゼルに入れて
本焼きをします
私は本焼きの露光にタイマーは使いません
引伸機のフットスイッチを踏み込んで
イーゼルのネガ像のあちこちを見ながら
「一つ…二つ…三つ…」
頭の中でカウントします
露光した本焼きの印画紙を
現像液バットに浸けて印画紙の
画像を待ちます
バライタ印画紙とRCぺーバーでは
現像液中での画像の浮かび方が違います
バライタ紙は、画像がじわじわ浮かび上がってきますが
RCペーパーになってからは約10秒ほどして
サーッと画像が現れます。
露光オーバーしたのかと一瞬慌てます
RCペーパーは画像がサーッと現れて
大体希望の濃度で止まります。
そこで現像を打ち切ると
画像の仕上がりがよくありません
希望の濃度になってからしばらく現像液中に
入れておきます。その間に画像のが締まり
、
色調が整うようです。