コンタクト・プリントは
小さい画面が1枚目から
36枚まで自分が被写体に
どう向き合ったかの記録です
コンタクト・プリントに、
つまらないカットが延々と
続いていることがあります
ファインダーを覗いたとき
変に気に入った被写体を延々と
追いかけた結果です
連続したヘンなカットの間に
オヤッと目を引くカットが
一齣混じっていることがよくありました
何気なく撮ったカットが
まぐれなのか、よく撮れていて
くやしい思いをしたことがありました
自分で云うのもなんですが
フィルムチェンジして
15枚ぐらいより後半に
気に入ったカットが多かったようです
自動露光になる前のマニュアル・カメラでの
コンタクト・プリントは
露出オーバーやアンダーだったり
ピントが怪しかったりガタガタでした
自動露光(AE)、
自動焦点(AF)カメラになってから
コンタクト・プリントの
ネガ濃度のバラツキは減りました
いずれにしても、コンタクト・プリントは
撮影者の心の動きが記録されていますから
みだりに人に見せるものではありません