日本光学(ニコン)から引伸機用レンズが
発売されて、あらためて
引伸し作業が見直されたようです
街のカメラ店(DPE店)の暗室で
藤本写真工業のラッキー2B引伸機を
よく見掛けました
ラッキー2B引伸機が
日本の標準のように思っていました
ラッキー2B引伸機の
ヘッド(ランプハウス部分)は
支柱にパンタグラフで取り付けて
スブリングでバランスがとれていました
私の押し入れ暗室の引伸機は
このラッキー2Bと同じ構造で
少し小型のラッキージュニアでした
ヘッドの固定ノブを締めなくても
バランスが良くとれていて
急ぎの小さなサイズのプリントでは
いちいちヘッドをノブで固定しなくて
連続して引き伸ばし作業ができました
ただ、欠点として引伸機ヘッドが支柱と
パンタグラフでつながっているので
プリントサイズを変えるのに
ヘッドを動かすと、円弧状に動きます
いちいちイーゼルを前後しなくては
なりませんでした