引伸印画紙は、2L(キャビネ判)
四つ切り、全紙それぞれ袋に入っています
印画紙も四つ切り以上になると
短冊に切った印画紙の小片が入っています
試し焼き印画紙在中と袋に記されています
引伸機のイーゼルにこの小片(試し焼き)
印画紙を置いて露光します
露光した小片を現像バットに入れて見守ります
現像液に浸けると印画紙に画像が
浮かび上がってきます
その時、現像液に浸けるとすぐ
画像が出てくるようだと露光オーバーです
また、なかなか印画紙に画像が出てこないと
露光が足りないと判断します
現像液に印画紙を浸けて画像が現れるまでの時間は
印画紙の種類(メーカー)、印画紙現像液によって
違ってくるので、印画紙とその現像液は
自分に向いているもので固定していました
印画紙の露光時間に現像時間
つまり現像の打ち切りのタイミングが
仕上がった印画紙の色調を決定します
薄暗いセーフライトの下では
現像液に浸かって画像が
浮かび上がった印画紙は
実際より黒く(暗く)見えます
現像を打ち切った印画紙を急いで
中間浴、そして定着液のバットに
入れて、室内灯を点けます