初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

多階調印画紙

2012年09月11日 20時47分41秒 | Weblog


銀塩印画紙の思い出をもう少し…

… … …

印画紙にはそれぞれ名前がついていました

冨士フィルムの密着用印画紙ガスライトは

利根(とね)、人像用印画紙は銀嶺(ぎんれい)



写真材料の老舗だった小西六(現コニカ)

六櫻社は、八重(やえ)、御室(おむろ)、染井(そめい)

、吉野(よしの)、深山(みやま)といずれも

桜にちなんだ名前が付けられていました



もう一つ老舗オリエンタル写真の

引伸し印画紙名はシーガルでした



銀塩モノクロ用印画紙には

表面が光沢面のグロッシー

微粒面、絹目、とありました



印画紙のコントラストによって

軟調の2号から硬調の4、5号まで

いろいろありました







多階調印画紙が出現しました

印画紙に硬、軟の乳剤が塗布されていました



引伸し段階で引伸機のフィルターポケットに

特殊なフィルターを入れて

そのフィルターの種類によって

印画紙のコントラストをコントロールできました



1種類の印画紙でコントラストに対応できる

便利な印画紙でした



ポリコントラスト・ペーパーとも呼ばれていました

結局、私は多階調印画紙を使わないまま

デジタル写真に移りました。