映画でもテレビドラマでも
制作が決まってスタッフに
選ばれてまず台本が渡されます
… … …
これから始まる仕事の
台本を貰って読む前は
期待に満ちてなんとも
いえない気持ちです
ト書き(とがき)を読んで
出演予定の俳優さんを思い浮かべながら
軽快なテンポと気の利いた
セリフのやりとりなど
だんだんイメージが膨らんできます
… … …
きっと素晴らしい作品になると
思って読み進んでいきます
映画でもテレビドラマでも
素晴らしい台本が
映像化されて
必ずしも面白い作品になるとは
限りません
あまりイメージが沸いてこなくて
単純な台詞のやりとりで
読んでいてあまり面白くない台本のほうが
素晴らしい作品になることが多いのです