テレビドラマになった「活動寫真の女」のあらすじは
京大生の三谷(橋龍吾)は、医学部の清家(茂山宗彦)の
紹介で、京都・太秦の撮影所でアルバイトを始める。
そこで下宿にいる早苗(菊池麻衣子)と出会う。
始めて三谷と早苗がエキストラ出演した日、
緊張から失敗しそうになるが、
ある女性に助けられる。
… … …
この不思議な女性について
太秦(うずま)の撮影所の
辻正造(田村高廣)に相談する
この小説は撮影所の雰囲気を活写していたのに
テレビドラマから感じる雰囲気が田村高廣以外
希薄なのでした
いまのテレビマンには無理なのでしょうか
撮影所で働く映画人(カツドウ屋)の服装は
必ず帽子を被って、ズボンの後ポケットに
二つ折りした台本を入れ、そしてベルトに
タオルか手拭いをはさんでいました。
そして一目見てカツドウ屋とわかる
雰囲気を醸し出していました。
無帽で撮影所内を歩いていると
必ず、「帽子をかぶれ…」
とベテランに注意されます