初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

スタジオでは帽子着用のこと

2014年12月15日 19時13分27秒 | Weblog


撮影所のスタジオの

セット撮影で

セットの上は照明器具で

いっぱいです



セットで銀塩フィルムにカメラを通して

俳優さんの演技を撮影していきます

… … …

映画は写真と違って動画ですから

カメラのシャッタースピードは

最低1/50秒で撮らなくてはなりません

… … …

カメラのレンズの絞りはF2~2、8です

それに銀塩フィルムはASA32~80ぐらいでしたから

スタジオのセットの照明をうんと明るくしなくては

写りません。



カラー映画になってフィルムは

イーストマン・カラーで

タングステン・タイプのASA64でした。

一層明るい照明が必要になりました

… … …

キーライトは20キロワットの巨大な電球の

冷却ファン付きの大きな照明器具でした

セットの高い場所に器具をセットする場合は

ウィンチで吊り上げていました

… … …

カットによってセットの手前から奥までピントの合った

パンフォーカスで撮りたいとカメラマンが注文すると

レンズをF4~F5、6に絞らなくてはなりません

するとセットを二倍以上に明るく照らさなくては

なりません。

照明係を説得するのが大変です



セットの天井には重い照明器具がひしめいています

その下で仕事をするスタッフは落下事故に備えて

本当はヘルメットでなくてはだめかもしれませんが

兎に角、帽子を着用しなくてはなりませんでした