映画は大勢のスタッフと
俳優さんの演技を一台のカメラで
ワンカットずつ撮りながら
煉瓦を積み上げて建物ができるように
完成させます
制作が終わってタイトル、音楽が
つけられて映画は完成します
… … …
撮影所内の試写室で所長の労いの挨拶と共に
制作関係者が集まって完成試写が行われます
スタッフの小道具さん(装飾)、
美術(大道具さん)や結髪、メイキャップさん
はそれぞの立場で苦労した思い出に反省を込めて
見ていきます
監督は、カットのタイミングを
もう少しとか編集者に注文を
カメラマンは♯10のナイトシーンをもう少し
明るくとか現像所に注文を出します
… … …
この最初の試写会を初号プリントと云われます
この試写で手直しが行われて
映画は完成です
俳優さん、スタッフは
それぞれの立場で冷静に試写を見て
次の作品の勉強材料になります
映画と同じ動画を扱うテレビは
テレビは生放送でしたから
スタジオでドラマが終了すると、
跡形もなく消え去ります
… … …
そのドラマに関係した
スタッフも俳優さんも
面白かったのかどうか、
冷静に判断、反省できません