映画のストーリーをオリジナルではなく
話題になった小説を映画化されることがあります
あまり期待しないで見た
「トプカピ」という作品がありました
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キャストはメリナ・メルクーリ。
マクシミリアン・シェル
ピーター・ユスティノフなどでした
ストーリーを簡単にいうと
トルコのトプカピ宮殿博物館にある
宝剣の奪取におよぶ女盗賊と仲間たちの話です。
しかし、そのトプカピ宮殿博物館が
難攻不落の厳重警備で
奇抜なアイデアで盗みに入るのでした
原作はスパイ小説作家のエリック・アンブラーの
『真昼の翳』(まひるのかげ、The Light of Day)の映画化でした
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映画を観てからあらためて小説を読みました。
小説では盗賊は三人組で、
ピーター・ユスティノフの
高所恐怖症のシンプソン役を
映画で付け加えて四人組にしたのでした
この映画でピーター・ユスティノフは
アカデミー助演賞を得ています
監督は主演のメリナ・メルクーニの旦那で
セミ・ドキュメンタリー映画「裸の町」の
ジュールズ・ダッシンです。
撮影はルネ・クレマン監督のUボート映画
「海の牙」のアンリ・アルカン
俳優のマクシミリアン・シェルの姉は
マリア・シェルです
映画「トプカピ」はテレビの日曜洋画劇場でも放映されました
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映画「トプカピ」は小説より面白い作品でした