昨日に続いて推理小説短編を
映画化した作品に
「情婦」がありました
モノクロ作品で
冒頭、乗用車ロールスロイスの
フルサイズの移動カットが映ります
車内には退院してきた老護士役の
チャールズ・ロートン と口うるさい付き添い看護婦役
エルザ・ランチェスターのツーショットで始まります
あらすじは 金持ちの未亡人を殺した容疑を
かけられたレナード(タイロン・パワー)は、
ロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツ(チャールズ・ロートン)に
弁護を依頼する…。
出演は2枚目スターのタイロン・パワーに
脚線美の女優マレーネ・ディトリッヒです
口うるさい付き添い看護婦役の
エルザ・ランチェスターは実生活でチャールズ・ロートン
夫人で、イメージとして東宝の千石規子(せんごく・のりこ)を
思い浮かべていました
監督はビリー・ワイルダーで
オードリー・ヘプバーンの「ローマの休日」の
監督です
原作はアガサ・クリスティーの短編推理小説
「検察側の証人」(法廷サスペンス)で
… … …
この映画は原作より面白いと
アガサ・クリスティーに云わせたそうです