初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

尺貫法とメートル法

2014年12月23日 18時51分12秒 | Weblog


映画もテレビドラマも

スタジオにセットを建てて

そこで俳優さんは演技をします

… … …

そのテレビスタジオのセットは

劇場からきていますから

箱足(函足=はこあし)をそこへ並べて

そこへ平台(ひらだい)敷いて

人形立て(にんぎょうたて)をたてて

その壁(セットの)に3尺×6尺(さぶろく)の

ベニヤ板を張ってなどとスタジオで

大道具さんたちは符丁を交わして働いています



テレビスタジオのセットと映画のセットは

どちらもよく似ていますが少し構造が違いました

しかし、共通なのはどちらもセットの

寸法が尺貫法(しゃっかんほう)でした

長さの単位は寸(すん)尺(しゃく)で

重さの単位は貫(かん)です



いまから四十数年前、この尺貫法が禁止されて

メートル法になりました。



いま、ホームセンターで売っている

さぶろくのベニヤ板を

メートル法に換算すると

90、9センチ×181、8センチですが

91×182センチで売っているようです

部屋のたたみ一畳もさぶろくです

… … …

しかし、スタジオでは五寸釘(ごすんくぎ)とか

さぶろくのベニヤ一枚とか

尺貫法で呼び合っているようです