もう1本、ミステリー映画の
「飾窓の女」を思い出しました
ストーリーは犯罪心理学が専門の大学教授が
バカンス旅行に先立つ妻子を見送った帰り道、
ショウウィンドウに美しい女の肖像画を見つけ、
しばし見とれる。ナイトシーンから始まります
犯罪心理学の大学教授には
エドワード・G・ロビンソンが演じて
監督はフリッツ・ラングでモノクロ映画でした
この映画の封切り前に
新聞の映画批評欄で取り上げていました
執筆は有名なF映画評論家でした
… … …
なんと、この欄を読んでいくと
肝心の、この映画のトリックを載せていたのです
私はこの明かされたトリックを承知の上で
どのように制作されているかと映画を見ました。
カットとカットのつなぎ(編集)は
デゾルブでつながれていました
… … …
これが伏線になっていたのですが…
しかしこの映画を見終わって
感激も半減しました
… … …
以後、雑誌や新聞でF氏の映画評論は
読まないようにしました。
ミステリー映画のトリックを明かす
F氏をすっかり嫌いになりました