映画「鉄道員(ぽっぽや)」の原作者で
直木賞を受けた浅田次郎の小説をかなり読みました
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彼は、陸上自衛隊を経験してさまざまな
職業に就いたとあります
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浅田次郎の作風、傾向として
悪漢小説(ピカレスク・ロマン)で
暴力団・窃盗犯などのアウトローに対して
ユーモアやペーソスを交えて肯定的に描かれています
きんぴかシリーズ
元ヤクザのピスケン、元自衛官の軍曹、
元政治家秘書のヒデさんの三人が、
元刑事の向井権左右衛門の仲介によって手を組み、
欺いた者たちを見返してゆく悪漢小説。
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プリズン・ホテルシリーズ
夏、秋、冬、春
ヤクザが経営するリゾートホテルが舞台、
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天切り松 闇がたりシリーズ
盗人を家業とする盗賊が留置場に集まったみんなに話をする
「活動寫真の女(かつどうしゃしんのおんな)」は
京都大学のある百万遍や吉田山それに四条木屋町や
太秦撮影所が舞台で京大生と大部屋女優の話です
これがテレビ・ドラマ化されると聞いて期待しました
私はすっかり浅田次郎のファンになりました