初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

生ドラマの時間調整

2014年12月29日 22時41分45秒 | Weblog


テレビ生ドラマを制作する

ディレクターはスタジオ・サブ

(副調整室)に座っていますから

スタジオ内では

ADさん(エイディ=アシスタント・ディレクター)が

ドラマ、生番組(公開も含めて)の進行の中心になります



ドラマのリハーサル時のラップ・タイムと

ドラマ本番の時間経過を見て時間がかかっていたら

ADは腕をぐるぐる回して演技を急ぐように合図します

「巻きをかける」といいます

… … …

また、演技の時間経過が早いときは

両手でゴム紐を引っ張るような

ゼスチャー「伸ばしをかける」で

時間調整をはかります



ADさんの時間調整にも

関わらず時間が長引けば

ドラマの1シーンをカットします

… … …

反対にドラマの演技、段取りが良すぎて

放送時間より

短くなることがあります



放送時間が余るときは

スタジオ内のADさん

または副調整室のディレクターから

「捨てカットを用意してください…」と

インターカム(スタッフが連絡用につけているヘッドセット)を

通して連絡してきます

… … …

後コマーシャルに関係のないカメラが

セット居間の生け花壺や

アレンジ花束などを見つけて

適当な構図で写します

… … …

このカットをドラマ終了後に挿入して

時間が来たら後コマーシャルに入ります

そして生ドラマ番組は終了です