小西六からコンパクトカメラの
ジャーニー・コニカが発売されました
折から女性層に旅行ブームが始まりました
その女性層をターゲットに35ミリフィルム
使用の小型で軽量なカメラでした
このジャーニーコニカにストロボを搭載した
カメラがピッカリコニカ(C35EF)でした
井上順のCM「ストロボ屋さんゴメンナサイ…」が
流行りました。
カメラ好きだった私は、早速購入しました
スペックを一寸、
レンズは、ヘキサノン38ミリ、F2、8
ピント合わせは目測です。ゾーンフォーカスマーク有
シャッター速度 1/60、1/125、1/250
電池はストロボ用、単3乾電池2個、
カメラ絞り制御としてSR44(ボタン電池)1個
ストロボ撮影では、レバーを押すと、ストロボが
ホップアップします。そしてコンデンサーに充電が
始まります。約80%充電が完了するとネオンランプが
点灯します。ネオンランプ点灯をしばらく眺めてから
撮影するのがコツでした…
なお、このカメラにはレンズ絞りが2つ付いています
1つは露出用でもう一つはレンズの距離目盛りに連動して
ストロボ用の絞りが設定されます。
ストロボを使った撮影では、小絞り優先という素晴らしい
アイデアのカメラでした。
この世界初のストロボ内蔵のピッカリコニカは
大ヒットでベストセラーカメラになりました。
… … …
以後、コンパクトカメラに限らず
新発売のカメラにはストロボ内蔵(搭載)が
常識になりました。
カメラのデザインを一新させた小西六(コニカ)は
素晴らしいメーカーでした。