初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

一眼レフとミラーレスカメラ

2017年09月17日 21時20分36秒 | Weblog


戦後、スタイルを一新したライカM3が

登場しました。そのM3のあまりにも精巧な

出来映えに、日本の光学メーカーは

レンジファインダー式35ミリカメラの

製造を諦めました

… … …

旭光学は一眼レフのシャッターを切ったあと

ファインダーがブラックアウトする欠点を補う

クイックリターン・ミラーを考案します。

日本光学は、レンズ開放でピント合わせを済ませて

明るい画像で構図を決めて、シャッターを切ると

所定の絞り(レンズの)に絞り込んで、

シャッターが閉まるとレンズはまた、

開放に戻る、リオープンシステムを

用意しました。

それに撮影レンズの映像を、

正立正像(せいりつせいぞう)で

見られるペンタプリズムが採用されます。

いままでの一眼レフの数々の欠点は改良されて

日本のカメラメーカーは一眼レフ王国をめざして

突き進みました。



だが、一眼レフでスナップショットを撮影するとき

まず、シャッターホタンを押した瞬間、最初にミラーが跳ね上がります

つぎにレンズのリオープンシステムが働いて、レンズが

所定のF値に絞り込まれてからフォーカルプレーンシャッターが

走ります。これはレンジファインダー式35ミリカメラでの

撮影に比べて、ごく僅かですがタイムラグが生じます。



デジタルカメラ時代になって、デジタル一眼レフから

不要になった、ペンタプリズム、ミラーを取り除いた

「ミラーレス」カメラが登場したのは、

一眼レフの唯一の欠点、タイムラグに注目したからで

しょうか。