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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営コンサルタントの独り言・環境】 技術革新が自動車や道路を変える

2013-04-12 16:08:35 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

■■【経営コンサルタントの独り言・環境】 技術革新が自動車や道路を変える

 自動車の将来像を描いてみたら、いままで聞いたことがないような「ばかばかしい発想」が生まれました。おそらく私のこの発想に賛同する人はいないでしょうが、最後までお読み下さると幸いです。
 
◆ ガソリンエンジンはいつ消滅するか?

 環境意識が高まるにつれハイブリッド車や電気自動車の普及が期待されます。このまま行くとガソリンエンジン車はいつかは消えてしまうのでしょうか、それはいつ頃なのでしょうか、という疑問が湧きます。

 NHKの報道によりますと、この疑問に答えようと調査会社の富士経済が、自動車メーカーや消費者への聞き取りなどを基に予測をまとめました。

◇ 2030年予測ではガソリン車が90%も存続

 2030年に世界の自動車販売数は年間で1億2400万台になるといえます。これは、現在の販売台数に対して50%以上の伸びに相当します。

 このうち、電気自動車やモーターとエンジンの両方を使うハイブリッド車の販売台数は合わせて1364万台といいます。これは総販売台数に対して11%です。では、残りの90%弱は、どのようなエンジンの自動車なのでしょうか。

 この予測によりますと、ガソリンや軽油で走るエンジンの車は1億1036万台となり、全体の89%に上るという、意外な数値となっています。

 私自身は、この調査には相当疑問を持っています。 

 

 

◇ ガソリンエンジン車が存続する理由

 では、なぜ電気自動車などが増加せず、化石燃料を燃やす現在の自動車が優勢なのか、この調査社のその理由を聞きたいところです。

 その理由としては、充電設備の整備などが課題となって電気自動車の普及が伸び悩むということが挙げられています。

 一方、ガソリン車などエンジンの燃費性能が向上していますし、アメリカでシェールガス・オイルの開発が進んでいますので、ガソリンの価格が下がることを挙げています。

 私がこの予測に対して疑念を持っているのは、技術革新が読み込まれていないことが最大の欠点と考えています。

 

◇ 夢の自動車で高速道路が変わる

 私がこの予測に対して疑念を持っているのは、技術革新が読み込まれていないことが最大の欠点と考えています。

 例えば高速道路ですが、今とは全然異なり、高速道路はリニアモーターで自動車が走るようになると考えます。リニアモーターといってもリニア新幹線のような磁気浮上式ではなく、フラット式のリニアモーター駆動で走る方法です。

 リニアは、道路の混雑状況に合わせてプラスとマイナスを切り替え、スピードは混雑状況によりことなります。運転手がスピードをコントロールするのではなく、道路が自動車を制御します。

 すなわち、運転手は目的地と、そのルートを設定するだけで、運転するという負荷が大幅に軽減されます。

 言うなれば、道路にリニアが埋め込まれていて、走る自動車はハイブリッド車です。ハイブリッドといってもガソリンと電気のハイブリッドではなく、リニアと電気のハイブリッドです。

 高速道路はリニアで走りますが、通常道路は電気で走ります。

 それでは、大きな電池が不可欠と指摘されそうですが、充電はマイクロ波を使って行いますので、一時的な蓄電能力をもった電池を搭載していれば良いのです。

 では、ガソリン車はいつ頃なくなるのでしょうか?

 おそらくガソリン車は、原油やシェールガス・オイル他が枯渇するまでなくならないでしょう。ただし、乗用車ではほとんど利用されず、馬力が必要な大型トラックや工事車両などに限定されると思います。

 はたして、この予測がどの程度当たるでしょうか?2030年まで私は存命していませんので、私自身では確認できません。読者の皆さん、私の代わりに、私の将来予測が正しいかどうか、確認して下さい。


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■■【一口情報・環境】 小型な簡易発電で電力不足を補う

2013-04-12 13:33:34 | ◇経営特訓教室

■■【一口情報・環境】 小型な簡易発電で電力不足を補う

◆「たらい型」水力発電の実験 2013/04/13

 環境に優しい発電が注目されています。手軽に発電をするのにソーラーパネルを利用した太陽光発電だけではありません。

 NHKで「たらい型」水力発電について、ニュースを流していました。

 川の水を引き込んで、水が渦を巻く力で水車を回すという簡単な、たらい型の小型水力発電装置です。その効果を探る実証実験が、長野県茅野市内の運動公園を流れる川で、茅野市と富山県黒部市の会社が始めました。

 この実験に使われている発電装置は、直径1メートル、深さ50センチのたらいのような形をした容器で、その中に水車が取り付けられているという簡単な装置です。容器の底の中央部分には穴が開けられています。そこに川の水を引き込んで、内部に水の渦を作ります。その渦で水車の羽根を回転させて電気を起こす仕組みです。

 実は、1930年代に、すでにヨーロッパで試されていました。しかし、日本で発電に利用されるのは初めてのことです。

 この装置では水車がゆっくりと回転し、100ワットほどの電気が発生します。大きな落差がなくても水力発電ができるのです。発電量が少ないのと、川のような流れがないと利用できないということで制限はありますが、日本の各地に街中に流れがある場所はあると思います。その様なところでの利用にはメリットがありそうです。


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■■おいしいコーヒー 【経営コンサルタントの独り言】

2013-04-12 13:27:47 | ◇経営特訓教室

■■おいしいコーヒー 【経営コンサルタントの独り言】<o:p></o:p>

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 毎朝、食後にコーヒーを飲むひとときは、月並みな表現ですが、至福のひとときと言えます。豆は、パリで販売されている、それほど高級ではない豆を使っていますが、なくなると市販のものを使っています。ただし、「通」と言われる人はよくご存知ですが、ハワイのコナ・コーヒーを香り付けに使います。このように書くと、私があたかも「通」のようですが、味や香りにはそれほど強い方とは言えません。<o:p></o:p>

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 「コーヒー豆には食物繊維のトリゴネリンが含まれていて、脳を活性化させる」といわれています。とりわけ浅く焙煎したコーヒーにはトリゴネリンが多いようです。しかし、ご存知のように浅く焙煎しただけではコーヒーの香りやコクが出てきません。一方でモカコーヒーは低温で焙煎するとトリゴネリンの成分が多くなることが知られています。<o:p></o:p>

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 そこで、鳥取県の澤井珈琲様では、実験を繰り返す中で、普通に焙煎した豆をブレンドすることでこの問題を解決しました。しかも、トリゴネリン成分も通常のコーヒーより多いことがわかり、「トリゴネコーヒー」として売り出したところ大成功と言うことです。(出典:e-中小企業ネットマガジン)<o:p></o:p>

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 澤井珈琲 http://www.sawaicoffee.co.jp/<o:p></o:p>

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 偶然にもテレビの番組でコーヒーに関する解説があり、コーヒーが胃を粗らすという常識は「ウソ」であると言っていました。一方で、コーヒーの効能が語られていて、この番組を見た人の中には、その解説を正しく理解しているでしょうか?<o:p></o:p>

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 その解説者はだまそうとしているわけではないと思うのですが、「胃に刺激を与えているのはカフェインです。だからコーヒーが悪いわけではありません」という主旨の発言をしていました。<o:p></o:p>

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 しかし、コーヒーにはカフェインがつきもので、インスタントコーヒーなら可能でも、豆から挽いたり、挽いたコーヒーの粉を使ったコーヒーを飲んでいたりする限り、カフェインを切り離せません。<o:p></o:p>

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 「この番組を見て、コーヒーを飲んでも、胃には害がないのだ」と思い込んだ人が多いと思います。言葉の表現をきちんと理解できる力、これがないと経営はできませんし、経営士・コンサルタントという仕事はやってゆけません。<o:p></o:p>

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■■ セミナー・展示会情報  ←クリック<o:p></o:p>

 セミナーや展示会は、経営やコンサルティングに関する知識や情報収集には最適な手段です。日本全国の公的機関主催のセミナーを中心に紹介しています。<o:p></o:p>


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■■【経営コンサルタントの独り言・環境】 技術革新が自動車や道路を変える

2013-04-12 11:16:24 | ◇経営特訓教室

■■【経営コンサルタントの独り言・環境】 技術革新が自動車や道路を変える

 自動車の将来像を描いてみたら、いままで聞いたことがないような「ばかばかしい発想」が生まれました。おそらく私のこの発想に賛同する人はいないでしょうが、最後までお読み下さると幸いです。
 
◆ ガソリンエンジンはいつ消滅するか?

 環境意識が高まるにつれハイブリッド車や電気自動車の普及が期待されます。このまま行くとガソリンエンジン車はいつかは消えてしまうのでしょうか、それはいつ頃なのでしょうか、という疑問が湧きます。

 NHKの報道によりますと、この疑問に答えようと調査会社の富士経済が、自動車メーカーや消費者への聞き取りなどを基に予測をまとめました。

◇ 2030年予測ではガソリン車が90%も存続

 2030年に世界の自動車販売数は年間で1億2400万台になるといえます。これは、現在の販売台数に対して50%以上の伸びに相当します。

 このうち、電気自動車やモーターとエンジンの両方を使うハイブリッド車の販売台数は合わせて1364万台といいます。これは総販売台数に対して11%です。では、残りの90%弱は、どのようなエンジンの自動車なのでしょうか。

 この予測によりますと、ガソリンや軽油で走るエンジンの車は1億1036万台となり、全体の89%に上るという、意外な数値となっています。

 私自身は、この調査には相当疑問を持っています。 

 

 

◇ ガソリンエンジン車が存続する理由

 では、なぜ電気自動車などが増加せず、化石燃料を燃やす現在の自動車が優勢なのか、この調査社のその理由を聞きたいところです。

 その理由としては、充電設備の整備などが課題となって電気自動車の普及が伸び悩むということが挙げられています。

 一方、ガソリン車などエンジンの燃費性能が向上していますし、アメリカでシェールガス・オイルの開発が進んでいますので、ガソリンの価格が下がることを挙げています。

 私がこの予測に対して疑念を持っているのは、技術革新が読み込まれていないことが最大の欠点と考えています。

 

◇ 夢の自動車で高速道路が変わる

 私がこの予測に対して疑念を持っているのは、技術革新が読み込まれていないことが最大の欠点と考えています。

 例えば高速道路ですが、今とは全然異なり、高速道路はリニアモーターで自動車が走るようになると考えます。リニアモーターといってもリニア新幹線のような磁気浮上式ではなく、フラット式のリニアモーター駆動で走る方法です。

 リニアは、道路の混雑状況に合わせてプラスとマイナスを切り替え、スピードは混雑状況によりことなります。運転手がスピードをコントロールするのではなく、道路が自動車を制御します。

 すなわち、運転手は目的地と、そのルートを設定するだけで、運転するという負荷が大幅に軽減されます。

 言うなれば、道路にリニアが埋め込まれていて、走る自動車はハイブリッド車です。ハイブリッドといってもガソリンと電気のハイブリッドではなく、リニアと電気のハイブリッドです。

 高速道路はリニアで走りますが、通常道路は電気で走ります。

 それでは、大きな電池が不可欠と指摘されそうですが、充電はマイクロ波を使って行いますので、一時的な蓄電能力をもった電池を搭載していれば良いのです。

 では、ガソリン車はいつ頃なくなるのでしょうか?

 おそらくガソリン車は、原油やシェールガス・オイル他が枯渇するまでなくならないでしょう。ただし、乗用車ではほとんど利用されず、馬力が必要な大型トラックや工事車両などに限定されると思います。

 はたして、この予測がどの程度当たるでしょうか?2030年まで私は存命していませんので、私自身では確認できません。読者の皆さん、私の代わりに、私の将来予測が正しいかどうか、確認して下さい。


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■■【一口情報・環境】 小型な簡易発電で電力不足を補う

2013-04-12 09:57:13 | ◇経営特訓教室

■■【一口情報・環境】 小型な簡易発電で電力不足を補う

◆「たらい型」水力発電の実験 2013/04/13

 環境に優しい発電が注目されています。手軽に発電をするのにソーラーパネルを利用した太陽光発電だけではありません。

 NHKで「たらい型」水力発電について、ニュースを流していました。

 川の水を引き込んで、水が渦を巻く力で水車を回すという簡単な、たらい型の小型水力発電装置です。その効果を探る実証実験が、長野県茅野市内の運動公園を流れる川で、茅野市と富山県黒部市の会社が始めました。

 この実験に使われている発電装置は、直径1メートル、深さ50センチのたらいのような形をした容器で、その中に水車が取り付けられているという簡単な装置です。容器の底の中央部分には穴が開けられています。そこに川の水を引き込んで、内部に水の渦を作ります。その渦で水車の羽根を回転させて電気を起こす仕組みです。

 実は、1930年代に、すでにヨーロッパで試されていました。しかし、日本で発電に利用されるのは初めてのことです。

 この装置では水車がゆっくりと回転し、100ワットほどの電気が発生します。大きな落差がなくても水力発電ができるのです。発電量が少ないのと、川のような流れがないと利用できないということで制限はありますが、日本の各地に街中に流れがある場所はあると思います。その様なところでの利用にはメリットがありそうです。


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■■【日刊経営マガジン】 発送電分離自由化の意義 今日の出来事、独善解説

2013-04-12 09:17:26 | ◇経営特訓教室

■■【日刊経営マガジン】 発送電分離自由化の意義 今日の出来事、独善解説
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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

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【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

4月8日(月)
内閣府:3月景気ウオッチャー調査
                財務省:2月国際収支、3月対外・対内証券売買契約
                民間:3月と2012年度の企業倒産、米倉経団連会長記者会見
アメリカ:バーナンキFRB議長講演

9日(火)
日銀:金融政策決定会合議事要旨
アメリカ:2月卸売売上高・卸売在

10日(水)
                日銀:3月貸出・資金吸収動向
                民間:2月産業機械受注額・環境装置受注額、3月と12年度の中古車登録台数、4月ESPフォーキャスト調査
アメリカ:3月財政収支、公開市場委員会(FOMC)議事要旨
                中国:3月貿易統


11日(木)
                内閣府:2月機械受注統計
                経産省:2月特定サービス産業動態統計速報
                日銀:3月マネーストック・企業物価指数
アメリカ:3月小売り各社既存店売上高・輸出入物価指数
インドネシア:中銀金融政策決定会合
韓国:中銀金融通貨委員会結果発表


12日(金)
経産省:2月第3次産業活動指数
民間:3月と12年度発受電電力量、株価指数オプションとミニ日経平均先物4月物特別清算指数(SQ)算出
アメリカ:2月企業在庫、3月小売売上高・卸売物価指数(PPI)、4月消費者態度指数、バーナンキFRB議長講演
EU:2月鉱工業生産、財務相会合

 
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまと
めて【独り言】
コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

◆ 日本は音楽大国 世界一を達成 2013/04/12

世界各国の音楽市場の去年1年間の実績がまとまり、日本は、音楽CDと有料配信などを合わせた売り上げが、およそ43億ドルに上って、世界で1位になったことが分かりました。

 欧米やアジアなど、およそ50か国のレコード会社などが加盟しているロンドンに本部がある「国際レコード産業連盟」が、日本が世界一であると発表しました。

 2012年1年間の音楽CDやDVD、有料配信を合わせた加盟国全体の売上高は、約165億ドルでした。売上減少が続いていましたが、13年ぶりにプラスに転じました。

 その中でも日本は、前年より1億6000万ドル増え、42億8200万ドルでした。それまでトップの座にいたアメリカを抜き、世界1位の額です。

 アイドルグループやベテランアーティストの活躍でCDの売り上げが好調だったことが全体の増加につながったとみられています。また、一定の料金で曲を繰り返し聞ける定額制を導入した配信ビジネスが始まったことも寄与しているようです。

◆ 電力自由化はメリットを発揮するのか? 5/7 2013/04/12

 NHKの嶋津八生解説委員が電力自由化について解説していましたので、その解説をベースに私見をご紹介します。

◇第一回 世界一高額な電力料金
◇第二回 日本政府の電力自由化案
◇第三回 送配電会社と民間放送ネットワークの類似
◇第四回 発送電分離完全自由化の真の理由

◇ 発送電分離自由化の意義

 嶋津解説委員は、発送電分離完全自由化の意義について次のように解説しています。

1.一般的には、競争が促進されれば電力料金は下がるはずです。

2.家庭でも好きな電力会社から買えるようになると言う消費者の選択権が広がるというメリットはあります。

3.新規参入者が増えることが期待されます。マンション業者が、販売したマンションへの電力の販売を手掛けるといった動きも出てきそうです。発電部門でも、例えば製鉄会社の神戸製鋼所が、内陸部の栃木県でガス火力発電所の建設を進めると言った、あたらしい動きが出始めています。

4.競争が促進されれば、新しい技術革新が刺激され、日本経済の成長力の強化に繋がると言う期待もあります。

 自由化されることにより、電力会社間に競争が生まれます。それにより、効率化に向けての努力もせざるを得ません。新しいエネルギー資源開発に取り組む企業が算入してくるでしょう。送電システムについても、環境問題先進国である日本ですから、革新的な考え方が生み出される可能性もでてきます。それをグローバルに展開する企業が出てきて欲しいですね。

◆ 電力自由化はメリットを発揮するのか? 4/7 2013/04/11

 NHKの嶋津八生解説委員が電力自由化について解説していましたので、その解説をベースに私見をご紹介します。

◇第一回 世界一高額な電力料金
◇第二回 日本政府の電力自由化案
◇第三回 送配電会社と民間放送ネットワークの類似

◇ 発送電分離完全自由化の真の理由

 発送電分離に関する法律が大企業偏重など不充分な内容で、自然エネルギーを供給する電力会社から自由に電力を買う事ができないことに対して、小規模な個人などで風力や太陽光といった自然エネルギーを使うことを希望する家庭などから多いに不満が出てきました。

 今回、政府が電力の完全自由化に向かうことになった原点は福島第一原発の事故にあることは想像がつきます。何かことが起こらないと動かないのが日本の政府や御役人です。

 事故を起こした東京電力に対する激しい批判が起きる中で「東電は売れる資産はすべて売って賠償や復旧に取り組め。発送電分離して送電設備も売ればよいではないか」という議論が持ち上がりました。

 原発の再稼働によって電力の供給の安定化をめざす政府としては、こうした世論の厳しい空気を無視することができなくなって、ようやく神輿を上げたのです。前回、宿題として残されていた発送電分離を含む完全自由化に改めて取り組むことにならざるを得なくなったのです。

【バックナンバー】 過去のブログをご参照くださるようお願いします。

【今月の経営コンサルタントの独善解説】 ←クリック

◇ 2013年 3月中旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
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◇ 2013年 2月下旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
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季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
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■■【経営コンサルタントの独り言・環境】 技術革新が自動車や道路を変える

2013-04-12 09:10:32 | ◇経営特訓教室

■■【経営コンサルタントの独り言・環境】 技術革新が自動車や道路を変える

 自動車の将来像を描いてみたら、いままで聞いたことがないような「ばかばかしい発想」が生まれました。おそらく私のこの発想に賛同する人はいないでしょうが、最後までお読み下さると幸いです。
 
◆ ガソリンエンジンはいつ消滅するか?

 環境意識が高まるにつれハイブリッド車や電気自動車の普及が期待されます。このまま行くとガソリンエンジン車はいつかは消えてしまうのでしょうか、それはいつ頃なのでしょうか、という疑問が湧きます。

 NHKの報道によりますと、この疑問に答えようと調査会社の富士経済が、自動車メーカーや消費者への聞き取りなどを基に予測をまとめました。

◇ 2030年予測ではガソリン車が90%も存続

 2030年に世界の自動車販売数は年間で1億2400万台になるといえます。これは、現在の販売台数に対して50%以上の伸びに相当します。

 このうち、電気自動車やモーターとエンジンの両方を使うハイブリッド車の販売台数は合わせて1364万台といいます。これは総販売台数に対して11%です。では、残りの90%弱は、どのようなエンジンの自動車なのでしょうか。

 この予測によりますと、ガソリンや軽油で走るエンジンの車は1億1036万台となり、全体の89%に上るという、意外な数値となっています。

 私自身は、この調査には相当疑問を持っています。 

 

 

◇ ガソリンエンジン車が存続する理由

 では、なぜ電気自動車などが増加せず、化石燃料を燃やす現在の自動車が優勢なのか、この調査社のその理由を聞きたいところです。

 その理由としては、充電設備の整備などが課題となって電気自動車の普及が伸び悩むということが挙げられています。

 一方、ガソリン車などエンジンの燃費性能が向上していますし、アメリカでシェールガス・オイルの開発が進んでいますので、ガソリンの価格が下がることを挙げています。

 私がこの予測に対して疑念を持っているのは、技術革新が読み込まれていないことが最大の欠点と考えています。

 

◇ 夢の自動車で高速道路が変わる

 私がこの予測に対して疑念を持っているのは、技術革新が読み込まれていないことが最大の欠点と考えています。

 例えば高速道路ですが、今とは全然異なり、高速道路はリニアモーターで自動車が走るようになると考えます。リニアモーターといってもリニア新幹線のような磁気浮上式ではなく、フラット式のリニアモーター駆動で走る方法です。

 リニアは、道路の混雑状況に合わせてプラスとマイナスを切り替え、スピードは混雑状況によりことなります。運転手がスピードをコントロールするのではなく、道路が自動車を制御します。

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 言うなれば、道路にリニアが埋め込まれていて、走る自動車はハイブリッド車です。ハイブリッドといってもガソリンと電気のハイブリッドではなく、リニアと電気のハイブリッドです。

 高速道路はリニアで走りますが、通常道路は電気で走ります。

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 では、ガソリン車はいつ頃なくなるのでしょうか?

 おそらくガソリン車は、原油やシェールガス・オイル他が枯渇するまでなくならないでしょう。ただし、乗用車ではほとんど利用されず、馬力が必要な大型トラックや工事車両などに限定されると思います。

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■■【経営コンサルタントの独り言】 経営情報/セミナー案内

2013-04-12 09:08:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言
 
       
      ■■【経営情報・セミナー案内】 農商工等連携事業計画及び農商工等連携支援事業計画 http://t.co/4Lpgwqrvfk    
     
 
       
      ■■【今日は何の日 経営ヒント】 メートル法公布記念日 http://t.co/JIS5Kz0fo5    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■【経営情報・セミナー案内】 農商工等連携事業計画及び農商工等連携支援事業計画』 http://t.co/McAQhjq2dO    
     
 
       
      ■■【日刊経営マガジン】 発送電分離完全自由化の真の理由 独善解説 http://t.co/F6jKB5P7Rs    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■ 経営コンサルタントにかかる費用2 発展し続ける企業が辿る“秘密” の道 No.48』 http://t.co/zFDPBTvcgW    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■【日本経済の読み方】 日本は音楽大国 世界一を達成 近況のエッセンスをコンパクトに』 http://t.co/TaiNiHVQHy    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■【セミナー案内】 経営コンサルタント向け 問題解決手法 経営者・管理職の方もどうぞ』 http://t.co/slRXF9BpbX    
     
 
       
      ブログを更新しました。 『■■【今日は何の日 経営ヒント】 メートル法公布記念日』 http://t.co/7EVoyKXRLf    
     

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■■【今日は何の日 経営ヒント】 誰もが宇宙へ行けるようになる!?

2013-04-12 07:16:36 | ◇経営特訓教室

■■【今日は何の日 経営ヒント】 誰もが宇宙へ行けるようになる!?
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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
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の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

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   一年365日、毎日が何かの日です。
                 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック
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今日の写真  4月12日
■ 【今日の写真】 春の京都 円山公園<o:p>

 

</o:p>1886年(明治19)開設の市最古の公園。八坂神社の東、東山を背に約86,600m2あり、回遊式日本庭園を中心に、料亭や茶店が散在、四季を問わず風情がある。京都随一の桜の名所で、花見時の‘祇園の夜桜’は圧巻。野外音楽堂、あずまや、藤棚、便所、池泉、噴水。京都観光ナビより)
     4月12日
■ 世界宇宙飛行の日

                 1961年4月12日に、世界初の有人宇宙衛星船である当時ソ連(現ロシア)のボストーク1号が打ち上げられましたた。搭乗したユーリー・ガガーリン少佐(Yuri                Alekseyevich Gagarin、1934~1968)は、宇宙から地球を見た時の感想を「地球は青かった」と表現して、話題となりました。

                 しかし、「地球は青かった」は、正しくは「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」と言ったのですが、英語に翻訳される時に、このようになってしまったようです。

                 因みに、女性初の宇宙飛行士であるテレシコワの「私はカモメ」も有名です。彼女のコードネームが、このカモメに相当する言葉で、地上との交信の頭で、「こちら○○○○○」という意味でいった言葉を文学的に英訳されたというのが事実のようです。

■ 東京大学創立

                 1877年(明治10年)4月12日、東京大学が日本最初の官立大学として設立されました。日本の最高学府として、一握りの人達のみが入学を許されていません。一方で、国際的にみて世界ランキングは十指に入らないという情報はさみしいですね。

                 読売新聞に韓国のエリート大学学生の自殺が相次いでいるというショッキングな記事が掲載されていました。ランキングが高まるにつれ、成績不良学生への圧力が高まっているそうです。その重圧に絶えられない学生が悲劇の道を歩んでしまうというのは、将来ある身ですので、気の毒というか、悲しくなってしまいますね。

                 東日本大震災による日本の経済への影響から、日本の国際地位低下が懸念されます。その中で経産省が中心になって動いている、クールジャパン、日本の文化戦略について、これまで書いて来た論文を見直し、新たな戦略へと内容の転換を考えています。

■ その他
◇ 天竜寺施餓鬼会
◇ 大津日吉神社山王祭(~15日)

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