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経営コンサルタントへの道

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■■【経営コンサルタントの独り言・環境】 発送電分離完全自由化をどのように進めていくべきか 7/7

2013-04-27 16:31:56 | ◇経営特訓教室

■■【経営コンサルタントの独り言・環境】 発送電分離完全自由化をどのように進めていくべきか 7/7

 2005年2月16日に「京都議定書」が発行しましたが、グローバルに見回しても一向に地球温暖化への気運が高まっていません。それどころか、自国の事情を背景に、自国擁護の動き優先で、一向に温暖化防止への動きが見られません。

 環境への関心は、地球全体で意識を高めなければ、異常気象などが改善されません。



◆ 電力自由化はメリットを発揮するのか? 7/7

 NHKの嶋津八生解説委員が電力自由化について解説していましたので、その解説をベースに私見をご紹介します。

◇第一回 世界一高額な電力料金
◇第二回 日本政府の電力自由化案
◇第三回 送配電会社と民間放送ネットワークの類似
◇第四回 発送電分離完全自由化の真の理由
◇第五回 発送電分離自由化の意義
◇第六回 発送電分離自由化のマイナス面

◇ 発送電分離完全自由化をどのように進めていくべきか

 まずは政府のリーダーシップが必要です。

 政府は、各電力会社が原発の運転停止によって経営が悪化し、資金調達に困難をきたしている現状の改善に向け、経営安定化に対しての支援策を早期に明確化して、電力会社や国民に示すべきです。

 嶋津解説委員によりますと「政府が原子力の再稼働を保証する」と明言していませんが、電力自由化は原発の再稼働問題と微妙に絡み合いながら進んでいくという見解です。

 日本の電力供給は、中長期的に原発の比率が低下し、一方で出力が一定しない不安定な電源である再生可能エネルギーの比率が高まっていくでしょう。その結果、安定供給が難しくなっていく傾向は避けがたいです。

 ニューヨークやカリフォルニアではっせいしたようなブラックアウト(大停電)を絶対に避けなければなりません。いかに安定供給を確保しつつ、自由化を進めていくのか、用意周到な準備のもとでの完全自由化推進が最大の課題と考えます。 <完>

◆ 電力自由化はメリットを発揮するのか? 6/7

 NHKの嶋津八生解説委員が電力自由化について解説していましたので、その解説をベースに私見をご紹介します。

◇第一回 世界一高額な電力料金
◇第二回 日本政府の電力自由化案
◇第三回 送配電会社と民間放送ネットワークの類似
◇第四回 発送電分離完全自由化の真の理由
◇第五回 発送電分離自由化の意義

◇ 発送電分離自由化のマイナス面

 それでは、自由化により電気料金は値下がりするのでしょうか?

 現状、電力業界は、原発の代わりに、コスト高を承知でLNGや石油火力をフル稼働させています。試算によると年間3兆円もコストが余計にかかるけいさんです。赤字の各電力会社の値上げも認められました。

 新規参入の新電力会社なら、安い電力を提供できるという見通しは実はないのです。なぜなら発電に用いるエネルギー源であるLNGやシェールガス・オイルなどの安価での輸入まだ先の話です。

 競争が促進されれば、値上がり幅がある程度抑えられる可能性はありますが、発電会社の体力低下にも繋がります。効果もそれほど期待できないでしょう。

 ここで電力自由化のマイナス面を、嶋津解説委員の見方をみてみましょう。

 私と同様に、電力会社の経営基盤の弱体化が最大の懸念材料と見ています。

 原発の再稼働の見通しがなかなか立っていません。しかも安全規制面から今後、原発の廃炉に追い込まれ経営基盤が揺らぐような電力会社が出てくることも懸念されます。社債の発行など電力会社の資金調達の環境は悪化し、設備投資を難しくする恐れが出てきています。

 発送電分離を前提にして、電力会社が資産を分割し、送電部門の別会社化を迫る自由化は、経営悪化に拍車をかけることは必定でしょう。

 株価など資産価値が低下したところで、海外の投資ファンドが算入してくることは目に見えてきます。利益優先で、ユーザー無視な経営が行われるでしょう。 <続く>

◆ 電力自由化はメリットを発揮するのか? 5/7

 NHKの嶋津八生解説委員が電力自由化について解説していましたので、その解説をベースに私見をご紹介します。

◇第一回 世界一高額な電力料金
◇第二回 日本政府の電力自由化案
◇第三回 送配電会社と民間放送ネットワークの類似
◇第四回 発送電分離完全自由化の真の理由

◇ 発送電分離自由化の意義

 嶋津解説委員は、発送電分離完全自由化の意義について次のように解説しています。

1.一般的には、競争が促進されれば電力料金は下がるはずです。

2.家庭でも好きな電力会社から買えるようになると言う消費者の選択権が広がるというメリットはあります。

3.新規参入者が増えることが期待されます。マンション業者が、販売したマンションへの電力の販売を手掛けるといった動きも出てきそうです。発電部門でも、例えば製鉄会社の神戸製鋼所が、内陸部の栃木県でガス火力発電所の建設を進めると言った、あたらしい動きが出始めています。

4.競争が促進されれば、新しい技術革新が刺激され、日本経済の成長力の強化に繋がると言う期待もあります。

 自由化されることにより、電力会社間に競争が生まれます。それにより、効率化に向けての努力もせざるを得ません。新しいエネルギー資源開発に取り組む企業が算入してくるでしょう。送電システムについても、環境問題先進国である日本ですから、革新的な考え方が生み出される可能性もでてきます。それをグローバルに展開する企業が出てきて欲しいですね。 <続く>

◇ 発送電分離完全自由化の真の理由

 NHKの嶋津八生解説委員が電力自由化について解説していましたので、その解説をベースに私見をご紹介します。

◇第一回 世界一高額な電力料金
◇第二回 日本政府の電力自由化案
◇第三回 送配電会社と民間放送ネットワークの類似

◇ 発送電分離完全自由化の真の理由

 発送電分離に関する法律が大企業偏重など不充分な内容で、自然エネルギーを供給する電力会社から自由に電力を買う事ができないことに対して、小規模な個人などで風力や太陽光といった自然エネルギーを使うことを希望する家庭などから多いに不満が出てきました。

 今回、政府が電力の完全自由化に向かうことになった原点は福島第一原発の事故にあることは想像がつきます。何かことが起こらないと動かないのが日本の政府や御役人です。

 事故を起こした東京電力に対する激しい批判が起きる中で「東電は売れる資産はすべて売って賠償や復旧に取り組め。発送電分離して送電設備も売ればよいではないか」という議論が持ち上がりました。

 原発の再稼働によって電力の供給の安定化をめざす政府としては、こうした世論の厳しい空気を無視することができなくなって、ようやく神輿を上げたのです。前回、宿題として残されていた発送電分離を含む完全自由化に改めて取り組むことにならざるを得なくなったのです。 <続く>

◆ 電力自由化はメリットを発揮するのか? 3/7

 NHKの嶋津八生解説委員が電力自由化について解説していましたので、その解説をベースに私見をご紹介します。
 前回は、日本の電気料金は先進国で最も光学であることを紹介しました、今日は日本政府がどのように電力自由化を進めようとしているのか、嶋津解説委員の解説をご紹介します。

◇第一回 世界一高額な電力料金
◇第二回 日本政府の電力自由化案

◇ 送配電会社と民間放送ネットワークの類似

 発送電分離が確立すると、各地域に作られる送配電会社は地域内に安定的に電力供給することが求められます。

 そのために新電力の発電設備から供給される電力についてもすべて目配りした上で、基本的に域内の電力の需要と供給が一致するように、需給の安定に努めることになります。そして地域送電会社を全国レベルで統括し、全体の需給安定を図るのは、この「広域系統運用機関」ということになります。

 テレビの民間放送局がネットを作るように、他の地域送電会社との連携が必要となります。

 嶋津解説委員の解説に戻りましょう。

 電力自由化のこれまでの経緯をたどりますと、日本も実は1990年代から世界的に自由主義の経済学が全盛を極め、電力の自由化を進めてきているのですね。自由化を進め競争を促進すれば、消費者や企業は安い電力を買う事が出来るようになるという論理からです。

 その結果、大口ユーザーは、地元の電力会社ではなく、入札によって、一番安い価格を提示した新電力から買うことができるようになりました。しかし、現実には地域電力会社の競争力が強く新電力の獲得シェアはわずか4%程度にとどまっているのです。

 家庭用などの小口のユーザーに対しては自由化が見送られ、選択の余地はありません。ただし、売電ができるようになったことは、ソーラー発電などを促進する一助になりました。 <続く>


◆ 電力自由化はメリットを発揮するのか? 2/7

 NHKの嶋津八生解説委員が電力自由化について解説していましたので、その解説をベースに私見をご紹介します。
 前回は、日本の電気料金は先進国で最も光学であることを紹介しました、今日は日本政府がどのように電力自由化を進めようとしているのか、嶋津解説委員の解説をご紹介します。

◇ 日本政府の電力自由化案

 電力自由化をめぐる政府の基本方針では、5年後から7年後を最終ゴールに、電力の小売りの完全自由化、発送電の分離を目指すとしています。

 ただそのゴールをいきなり目指すのではなく、改革を3段階にわけ、電力制度を定めた電気事業法も順次改正し、段階的に自由化を進めていくとしています。

 第1段階として、2年後の2015年をめどに全国の電力の広域的な需給計画を立て、地域をまたいだ電力の需給調節に責任を持つ「広域系統運用機関」がつくられます。

 第2段階の2016年をめどに電力の小売りの全面自由化が実施され、家庭も含めて、どこの電力会社からでも電気が買えるようになります。

 第3段階は、2018年から2020年をめどに、料金規制の撤廃―つまり家庭用の電気の料金についても、各電力会社が自由に決めた値段で売ることができる。逆に消費者の立場からすれば、各電力会社の提示する多様な料金メニュを見比べて選べるようになります。

 私見では、あまりにもテンポが遅すぎるように思えます。

 第3段階に入ってようやく、既存の電力会社は、それぞれが社内に持っている送電部門を切り離して別会社を作るという、いわゆる発送電分離が実施されるのです。 <続く>


◆ 電力自由化はメリットを発揮するのか? 1/7

 NHKの嶋津八生解説委員が電力自由化について解説していましたので、その解説をベースに私見をご紹介します。

◇ 世界一高額な電力料金

 戦後、日本の電力供給体制は国営から民間へと経営が移されました。しかし、経費が高まれば、それを価格に転嫁できるという仕組みから、先進国では世界で最も高い電力を日本国民は使わされています。

 福島第一原発自己では、東電の古い体質が浮き彫りになりました。電力料金を上げるのは「義務」であるという暴言さえ発せられました。しかし、それがあまり話題にならなかったことも不思議なことです。

 大手電力会社による「地域独占」と、「発送電一貫体制」の弊害が、欧米の「電力の自由化」動向で目覚めさせられた感じで、日本政府も要約動き始めました。

 「電力システムに関する改革方針」がようやく閣議決定し、電気事業法が改正の方向に向かった動き出しました。 <続く>

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■■【チャレンジ25】 スマートムーブ 4 地球に優しい温暖化防止運動 

2013-04-27 14:49:52 | ◇経営特訓教室

■【チャレンジ25】 スマートムーブ 4 地球に優しい温暖化防止運動 <o:p></o:p>

 2005年2月16日に「京都議定書」が発行しましたが、グローバルに見回しても一向に地球温暖化への気運が高まっていません。それどころか、自国の事情を背景に、自国擁護の動き優先で、一向に温暖化防止への動きが見られません。

 日本政府が取り組んでいる「チャレンジ25」運動に全面的に賛同するわけではないですが、地球温暖化が進まないようにすることの必要性を痛感し、チャレンジ25運動に登録し、私なりのスタンスでチャレンジ25運動にご協力をして参りたいと考えて、ブログとして発信することにしました。

 チャレンジ25運動の規定に基づき、その内容をブログでお届けします。
<o:p></o:p>

「チャレンジ25キャンペーン」とは、
CO2
削減に向けた具体的な行動を提案し、
その実践を広く国民の皆様によびかける
政府が主導する国民運動です。

チャレンジ25公式サイト
≪スマート・ムーブの狙い≫

 2010年12月より、チャレンジ25キャンペーンでは地球温暖化対策の一環として、“「移動」を「エコ」に。”をテーマに、よりCO2排出量の少ない「移動」にチャレンジする「smart move(スマート・ムーブ)~地球にやさしい移動にチャレンジ!」キャンペーンを始めました。

移動・交通における、地域の新しいCO2削減の取組を知っていますか?
温暖化防止にとても有効で、さらに便利なんです!


 近隣の人と同じ車をシェアして必要な時だけ使う「カーシェアリング」や、街中を共用の自転車でスムーズに移動できる「コミュニティサイクル」など、CO2削減のための新しい取組が広がっています。

【カーシェアリング】

 カーシェアリングとは、1台の自動車を複数の会員が共同で利用する新しい利用形態のこと。車の維持費を複数の利用者で分担できるとともに、利用時間に応じて料金を支払うことができる経済的なシステムです。車の保有台数をおさえ、省エネやCO2排出削減につながる、かしこい車の使い方です。最近はEV車でのカーシェアリングなど、さらなるCO2排出量削減を見込める取組も始まっています。

【コミュニティサイクル】

 コミュニティサイクルとは借りた場所だけでなく、別の場所でも返却ができる、環境にやさしく健康にも良い自転車を使った新しい公共交通システムです。海外ではパリ、オスロ、バルセロナなどの都市で温暖化防止や地域活性化対策の一環として導入され、中心市街地の公共交通機関の役割を担っています。

【パーク&ライド】

 自動車を駅周辺の駐車場に停めて(Park)、電車やバスに乗り換えてもらう(Ride)取組「パーク&ライド」も温暖化対策や渋滞対策といった観点から各地域で広がりを見せています。


■■ チャレンジ25とは ←クリック

 ~ 私は、チャレンジ25キャンペーンに登録しています ~


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■■【日本経済の読み方】 2013年4月後半1 エッセンスをコンパクトにまとめました

2013-04-27 14:28:51 | ◇経営特訓教室

■■【日本経済の読み方】 2013年4月後半1 エッセンスをコンパクトにまとめました

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。


◆ 値上げは今後も続くのか? 6/6 2013/04/23

 エネルギー関係、食品、日用品、高級ブランド品など、幅広い分野で値上げのニュースが、相次いでいます。NHKの番組で「相次ぐ値上げ 今後は?」というタイトルで今井純子解説委員のお話に皆さんも関心があるのではないでしょうか。

 ◇第1回目 電力値上げ
 ◇第2回目 食料品の値上がり
 ◇第3回目 いつまで値上げが続くのか?
 ◇第4回目 アベノミクスで浮かれた物価上昇
 ◇第5回目 値上げと収入停滞の板挟み

◇6 善循環が日本を活気づける

 前回、仕入れコストが上がっても、小売価格に転嫁できない旨をお話しましたが、これは、中小製造業でも言えます。原材料が上がっても、親会社や関連企業にそのまま販売価格に転嫁できないのです。

 このように、しわ寄せは、企業にきます。大手はまだいいとしても、体力のない中小、零細の企業にとっては、非常に厳しい状況です。

 仕入価格が増えているだけでなく、電気代やガソリン代も上がっています。運送費の負担も増えています。今後、値上げができなければ、経営が一段と厳しくなる心配もあります。

 暗いニュースばかりですが、明るい兆しがないわけではありません。

 今年の春闘では、一部、賃金やボーナスを増やす企業がでてきました。その動きを、さらに広げていくしかありません。また、円安で、潤う企業もあります。

 輸出企業では、円安のメリットを大きく得られます。

 例えば海外で1億ドル利益が出たとします。一ドル80円が100円になっただけで、日本円に換算した利益が、80億円から、100億円に増えます。

 海外旅行を中心とする旅行業界も、代金が割り増しになり、日本人が海外へ行きづらくなります。逆に、海外の旅行者が日本にくるには、代金が割安になります。

 海外からの旅行客が増えれば、ホテルや旅館だけでなく、そこで食べるものをつくる農家や、移動のための交通、おみやげものをつくる工場や、売るお店など、幅広い恩恵があります。

 このように円安メリットを受ける業界が、いち早く業績回復に繋がるとアベノミクス理論のように善循環が始まります。

 このような起業や業界が、まず賃金や雇用を増やし、おカネが国内に回るようになると善循環してきます。それにより物価が多少上がっても、家計は耐えられます。賃金・そして雇用をいかに増やせるかが、景気回復を支えるカギになると思います。

 悪い状況がいつまでも続かないようにするのが、政府の仕事であり、われわれ経営コンサルタントも、企業のグローバル展開の支援をしていく必要があります。 <完>

◆ 値上げは今後も続くのか? 5/6 2013/04/22

 エネルギー関係、食品、日用品、高級ブランド品など、幅広い分野で値上げのニュースが、相次いでいます。NHKの番組で「相次ぐ値上げ 今後は?」というタイトルで今井純子解説委員のお話に皆さんも関心があるのではないでしょうか。

 ◇第1回目 電力値上げ
 ◇第2回目 食料品の値上がり
 ◇第3回目 いつまで値上げが続くのか?
 ◇第4回目 アベノミクスで浮かれた物価上昇

◇5 値上げと収入停滞の板挟み

 日本は、貿易黒字国というイメージがありますが、今やその構造は大きく変わり、構造的に貿易赤字国になっています。輸入額の方が、輸出額より大幅に多いで、円安による影響は大きいのです。

 輸入価格が上がりますと、上がった分、それが価格に転嫁され、値上げとなると痛いです。

 ところが、現実には、全国展開のスーパーマーケットのような大手でさえ、仕入れ価格が上がっても、値上げできないという悲鳴が聞こえてきます。

 では、なぜ仕入が上がっても、小売価格への転嫁が難しいのでしょうか?

 答えは、前回お話したとおりです。

 アベノミクスの影響から株高で、資産が潤っている一部の人を除くと、多くの消費者は、まだ収入が増えているわけではありません。昨年冬のボーナスも、4年連続の減少でした。

 一方で、社会保障費の負担や復興増税などの負担は増えています。電気代も上がっている。ということで、日用品については、節約志向が続いているからです。大手スーパーや量販店などの間では、一部の商品の値下げに踏み切ったり、割安なプライベート商品を増やしたりする動きさえ、みられる状況で、物価は、まだ下がり続けています。

◆ 値上げは今後も続くのか? 4/6 2013/04/21

 エネルギー関係、食品、日用品、高級ブランド品など、幅広い分野で値上げのニュースが、相次いでいます。NHKの番組で「相次ぐ値上げ 今後は?」というタイトルで今井純子解説委員のお話に皆さんも関心があるのではないでしょうか。

                 ◇第1回目 電力値上げ
 ◇第2回目 食料品の値上がり
 ◇第3回目 いつまで値上げが続くのか?

◇4 アベノミクスで浮かれた物価上昇

                 円安については、海外からも批判の声が出てきています。デフレ脱却を主張していたアメリカでも、ベージュブックに円安誘導という厳しい指摘が出てきました。

                 これらのことを勘案しますと、そろそろ円安も調整が必要となってきたと考えます。

                 私は為替の専門家ではないのでキチンとした意見を持てませんが、輸出入関係者の利害分岐点は1ドル=100円前後のような気がします。

                 少々脱線をしますが、私がアメリカにいた1970年代前半のころの話です。それほど多くはありませんが、アメリカ国内でも日本食料品が手に入り始めました。そのころの換算レートが1ドル=100円でした。日本で1000円の物がアメリカでは10ドルで手に入りました。

                 その時に感じたのは、1ドル=100円というのは換算が簡単であり、デノミもしやすいと個人的には思いました。

                 さて、話を修正し、値上げの話に戻しましょう。値上げは、円安以外の要因もあります。実は、これは私が安倍総理-黒田総裁の2%ターゲットで最も懸念をすることでもあります。

                 おそらく夏ごろから、本格的な輸入品の値上げラッシュとなると思います。これが大豆やトウモロコシの輸入価格としても顕著に表れてくるでしょう。それを食べる家畜等の肉類・乳製品類が、値上がりしていく可能性もあります。

                 値上げがあちらこちらで起こると、消費者マインドが麻痺してきて、便乗値上げをしやすくしてしまいます。

                 政府は、便乗値上げをチェックすると言っても、全てに目が届くわけではなく、どうしてもその傾向が出て来るでしょう。

                 一方で、庶民の給与や所得は急には上昇しません。我々のような職業では、顧問契約料を簡単に上げることはできないし、年金生活者は、金額が変わらないどころか、さげられてしまいます。

                 消費者マインドは、ムード的には高まってきているようですが、一方で、現実問題としては、財布の中は厳しい状態がしばらく続くでしょう。

◆ 値上げは今後も続くのか? 3/6 2013/04/20

 エネルギー関係、食品、日用品、高級ブランド品など、幅広い分野で値上げのニュースが、相次いでいます。NHKの番組で「相次ぐ値上げ 今後は?」というタイトルで今井純子解説委員のお話に皆さんも関心があるのではないでしょうか。

                     ◇第1回目 電力値上げ
 ◇第2回目 食料品の値上がり

◇3 いつまで値上げが続くのか?

                     ガソリンや灯油の価格のように、値下がりしている物もあります。4月に入って、1リットルあたり、全国平均で、155.2円と、小幅ですが、4週連続の値下がりとなっています。灯油も5週連続の値下がりです。

                     しかし、これは一時的で、円安はまだ続く可能性があります。円高時の在庫が切れれば当然値上がりしてきます。

                     残念ながら、たの商品・サービスにおいても、値上げの動きは広がるかもしれません。

                     ガソリンや電気料金は、為替の変動が、比較的、すぐに小売りの価格に反映されますが、ワインや衣料品など、まだ、円高の時に買った在庫があるというケースも多いからです。

                     例えば、去年の秋における、1ドル=80円前後の時に、10ドルのモノを買っていたら、800円です。ところが1ドル=100円とすると、1000円と、おなじしょうひんでありましても、200円も上がってしまうのです。

                     このような商品・サービスがいろいろあるわけで、在庫が切れたら、値上げということは自明の理と言えます。



◆ 値上げは今後も続くのか? 2/6 2013/04/19

 エネルギー関係、食品、日用品、高級ブランド品など、幅広い分野で値上げのニュースが、相次いでいます。NHKの番組で「相次ぐ値上げ 今後は?」というタイトルで今井純子解説委員のお話に皆さんも関心があるのではないでしょうか。

 前回第1回目は「電力値上げ」でした。

◇2 食料品の値上がり

 毎日の食卓に影響する食料品の値上がりも気になります。

 小麦は、政府が一括して輸入して、製粉会社などに売り渡しています。その価格が、4月から、10%近く値上がりしました。これを受けて、製粉会社は、6月ごろからから業務用の小麦粉の値段をあげる予定です。

 パンやうどん、パスタなど、小麦粉製品の値段だけではなく、小麦を使った製品の全てに転嫁されるでしょう。

 食用油も、4月から、一般的な食用油の出荷価格が10%から15%上がりました。揚げ物、さらにお菓子などの価格が値上がりすることは必定でしょう。 

<次回: 3 いつまで値上げが続くのか?>


◆ 値上げは今後も続くのか? 1/6 2013/04/18

 エネルギー関係、食品、日用品、高級ブランド品など、幅広い分野で値上げのニュースが、相次いでいます。NHKの番組で「相次ぐ値上げ 今後は?」というタイトルで今井純子解説委員のお話に皆さんも関心があるのではないでしょうか。

◇1 電力値上げ

 その中で、気になるのが電力10社の一斉電気値上げです。家計に直接響く部分も去りながら、電気を使う商品を私たちは多く使っているわけです。その価格が間接的に高くなっているはずです。

 例えば、東京電力は、一か月あたり、131円の値上げです。5月に、さらに値上げされます。しかも、値上がり幅が大きいのです。

 電気料金の値上げには、3つの理由があります。

 一つ目は、円安で、燃料を輸入する価格が上がっていることで、これは皆が認識していますでしょう。4月値上げ分は、ここに起因しています。

 5月になると、円安に加えて、今年度から始まったのですが、再生可能エネルギーで発電された電力を、電力会社が買い取る制度の負担分が上乗せされます。
 
 関西電力と九州電力管内は、原発が停まっていることの影響による値上げも、5月に加わります。

 原発停止による値上げは、東京電力ではすでに2012年の秋に実施されています。5月の電気代値上げにより、震災前と比べると、1カ月あたり、1400円近く値上がりすることになります。

東北と四国電力も、原発停止値上げを申請中ですし、北海道電力も右にならえの姿勢です。

◆ 経団連がロシア極東に視察団を派遣するねらいは 2013/04/17

 経団連はプーチン政権が開発を進めるロシア極東に、6年ぶりに視察団を派遣しました。ハバロフスクで、商社やメーカーなど14社の代表が地元政府の幹部と会談しました。

 この中で、ロシア側から製造業や農業の分野で日本企業の進出を期待する声が上がりました。日本側からはシベリア鉄道を使った輸送のサービスの質を向上してほしいという要望がでたのです。

 ロシア向けに農産物輸出を狙う日本からは、ロシア市場で需要が高い農作物の種類を質問したり、ロシア政府が、現在、策定を進めている大規模な開発計画について意見交換したりと活発であったようです。

 日本の総理大臣としては10年ぶり、4月末に安倍総理大臣が、ロシアへの公式訪問を予定しています。日本とロシアの経済協力で意見交換をします。

 近年、とりわけこの5年にロシアは大きく変わってきました。日ロ首脳会談により、経済協力が盛り上がる可能性が高いです。とりわけシェールガスに懸念を示すロシアからは天然ガスがらみで積極的な提案があるのではないでしょうか。

◆「たらい型」水力発電の実験 2013/04/16

 環境に優しい発電が注目されています。手軽に発電をするのにソーラーパネルを利用した太陽光発電だけではありません。

 NHKで「たらい型」水力発電について、ニュースを流していました。

 川の水を引き込んで、水が渦を巻く力で水車を回すという簡単な、たらい型の小型水力発電装置です。その効果を探る実証実験が、長野県茅野市内の運動公園を流れる川で、茅野市と富山県黒部市の会社が始めました。

 この実験に使われている発電装置は、直径1メートル、深さ50センチのたらいのような形をした容器で、その中に水車が取り付けられているという簡単な装置です。容器の底の中央部分には穴が開けられています。そこに川の水を引き込んで、内部に水の渦を作ります。その渦で水車の羽根を回転させて電気を起こす仕組みです。

 実は、1930年代に、すでにヨーロッパで試されていました。しかし、日本で発電に利用されるのは初めてのことです。

 この装置では水車がゆっくりと回転し、100ワットほどの電気が発生します。大きな落差がなくても水力発電ができるのです。発電量が少ないのと、川のような流れがないと利用できないということで制限はありますが、日本の各地に街中に流れがある場所はあると思います。その様なところでの利用にはメリットがありそうです。


◇ 2013年 4月前半 日本経済の読み方 ←クリック
◇ 2013年 3月後半 日本経済の読み方 ←クリック
◇ 2013年 3月前半 日本経済の読み方 ←クリック
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 これまでのダイジェストと登場人物紹介

2013-04-27 13:28:20 | ◇経営特訓教室

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 これまでのダイジェストと登場人物紹介


 毎日夜8時半頃、パソコンに向かう気力があるときに、皆さんにお届けします。

 これから経営コンサルタントを目指そうという人は、是非バックナンバーで最初からお読みください。すでに経営コンサルタント業に何らかの形で携わっている方は、自分とは異なる経営コンサルタントもいるという視点で見ていただけるとご参考になるのではないでしょうか。

経 営 コ ン サ ル タ ン ト の 日 記 
【小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記】 経営コンサルタントのありし日

                          <プロジェクトX風に読む>

 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記である。私の分身とも言える友人が、文才のない私に代わって書いてくれることになった。
                           これから経営コンサルタントとして独立起業をしようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語る。
 ただし、ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係のないことである。また、この日記を参考にして生じた君もしくは君の関係者に発生した問題については、当方は一切関知しない。
                           では、諸君の成功を祈る。

【ご挨拶】

                           小説・経営コンサルタント竹根好助シリーズは、私の生涯の友人で、私の経営コンサルタント業について、私以上に詳しく理解している作家千平紗門氏の作です。当ブログでも彼の作品の一つを連載したことがあります。
                           この度、千平紗門氏が、竹根好助の若かりし頃を現代に置き換え、これから経営コンサルタントを目指す人、経営コンサルタント業を始めたばかりの人を対象に、日記風に紹介して下さります。
                           上記の人だけではなく、すでに経営コンサルタントとしてご活躍の先生や企業の経営者・管理職の方々にも何らかの示唆があると思います。
                           私の昔話が、現代に置き換わって紹介されるのを読ませていただき、何となくこそばゆい思いをしています。
                           日記ですので、小説のように起承転結があるわけではないですが、日々、何かを読者の皆さんに感じ取っていただければ幸いです。

あらすじ

                           かねてより経営コンサルタント業に興味を持っている竹根好助は35歳の商社マンである。4月1日に妻にサラリーマンを辞めることを告げたが、エイプリルフールと間違われて相手にされなかった。
                           通勤途上で、「経営コンサルタント」をキーワードとしてグーグルで検索したところ、トップに表示された「経営コンサルタントへの道」というページが妙に気になり、毎日のように開くようになった。
                           そのサイト運営者の「愛」という人に俄然興味を持つようになった。愛コンサルタントという男のプロフィールをそのサイトから見ることにした。「経営コンサルタント不要な企業作り」というコンセプトには驚きと共に、共感を覚えた。
                           私は、多分返事は来ないだろうと思いつつも、思い切って、愛コンサルタントにメールを出した。大物から返事が来るわけはないと思いながらも返事を心待ちにしているとメールが愛コンサルタントからメールが来た。それだけではなく、若手経営コンサルタントの勉強会に誘いの声がかかった。
                           知修塾が開始される前に、愛コンサルタントは貴重な時間を割いて、経営コンサルタント業界などについて親切に、わかりやすく説明してくれた。知修塾は、若手経営コンサルタントが交代で講師を務めて「問題解決手法」という課題に取り組んでいた。
                           私は、知修塾に参加している協会会員がお互いを「先生」と読んでいることが奇異に感じられた。メールでそのことを書くと早速、その理由が返信されてきた。
                           これまで経営コンサルタントというのは、あまりよいイメージを持っていなかったが、この協会の対応や会員を見ていて、それが間違いであったことに気がついた。
                           経営コンサルタントに特化したメールマガジンが、協会から毎月7回発行されているので購読申込をした。早速配信されてきたが、なんと500号近くも続いている、その持続力に敬服した。
                           経営士・コンサルタントという言葉が気になり、また同じサイトを開くと経営コンサルタントの資格についての記述とともに「中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない」というショッキングな表現が目に留まった。そのページに入ると、まずは、経営コンサルタントの歴史について書かれていた。日本経営士協会が他に知られる著名な組織・団体・会社よりも早く、日本で最初にできた経営コンサルタント組織であることがわかる。
                           経営士は、実務経験や専門性の高さが評価され、暗記科目的なテストではないという実践的な経営コンサルタント資格であることが分かった。何とかこの資格を取りたいという気持ちが、ライバルを夢で見るほどになったので、日曜日にかかわらず、親友であるライバルでもある秋元に会うことにした。
                           経営コンサルタントという職業は、どのようなことをするのか、具体的に知らないことに気がついた。ましてや経営コンサルタントにもいろいろなタイプがあるとは思いもしなかった。いわんや、経営コンサルタントにも「ドメイン」が重要であるとはつゆ知らずでいた。
                           私は、経営コンサルタントになりたいという漠然とした気持ちはあるものの、具体的なドメインなど、考えてもみなかった。ところが、秋元はすでに自分のドメインのフレームができはじめているのである。ライバル心がムラムラと沸き上がる。その様な折に、メールマガジンで「短期資格取得集中講座」という記事を読んだ。秋元もその講座を受講する気になっているので、一緒に受講することにした。しかし、妻が承知するのか、難関をくぐり抜けるのか、心配になった。躊躇しながらも妻に話すと、あっけなく認めてくれた。

【登場人物・団体・企業】
◇ 竹根好助
                           若き日の竹根、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。
◇ 秋元
                           竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻
◇ 中塩
                           竹根の隣席にいる一年先輩の同僚
◇ 日本経営士協会
                           経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。
◇ SB社
                           パソコンソフトウェアの流通業者で出版も手がける

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■■【日刊経営マガジン】 厚生年金基金廃止で、老後が危ない 今日の出来事、独善解説

2013-04-27 11:54:52 | ◇経営特訓教室

■■【日刊経営マガジン】 厚生年金基金廃止で、老後が危ない 今日の出来事、独善解説
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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

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 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

4月22日(月)
国会:参院予算委基本的質疑
民間:米倉経団連会長・芳賀日本製紙連合会会長記者会、3月と12年度の全国スーパー売上高、3月民生用電子機器の国内出荷実績・主要コンビニエンスストア売上高
財務省:物価連動債の発行再開に関するワーキング・グループ
アメリカ:3月中古住宅販売件数

23日(火)
民間:友野鉄連会長記者会見
アメリカ:3月新築住宅販売件数
ユーロ圏:4月PMI速報値
中国:4月製造業購買担当者景気指数

                    24日(水)

財務省:全国財務局長会議、管内経済情勢報告
日銀:3月企業向けサービス価格指数
民間:3月と12年度自動車各社生産・販売実績
アメリカ:3月耐久財受注額
ドイツ:4月Ifo企業景況感指数

25日(木)
民間:経済同友会が通常総会、長谷川同友会代表幹事記者会見
イギリス:1~3月期GDP速報値
韓国:1~3月期国内総生産

                    26日(金)

財務省:4月上旬貿易統計
総務省:3月と12年度の全国・4月の都区部消費者物価指数
日銀:金融政策決定会合結果発表、4月経済・物価情勢の展望(展望リポート)、黒田日銀総裁記者会見
アメリカ:1~3月期GDP速報値、4月消費者態度指数確報値


 
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。
◆ 厚生年金基金廃止で、老後が危ない 1/9 2013/04/27

 まだ若いサラリーマンにとって、老後年金や年金基金で生活できるのかと心配されている方も多いのではないでしょうか。
                     NHKのテレビ番組で、厚生年金基金について藤野優子解説委員が解説していましたので、エッセンスを紹介しておきます。

◇1 厚生年金基金とは

 ご存知の方も多いと思いますが、政府は、財政悪化が問題になっている厚生年金基金の多くを廃止する方向です。

                     厚生年金基金は、企業が独自に運用して、厚生年金に上乗せして支給している企業年金のひとつです。任意加入なので、加入されていない人も多いと思います。

                     年金というのは、3階建てになっています。一階部分は、基礎年金といって、国民年金に相当します。2階部分が厚生年金で、企業と受益者(サラリーマン)が原資となるお金を50%ずつ、給与支給日に天引きされて積み立てられています。3階部分が、厚生年金基金です。

                     大企業は企業単独で運営していますが、昨今では、中小企業が単独ではなく、数十社が集まってひとつの基金を運営しているところが多くなっていて、いわゆる公的な年金とは性格の違うものです。

【今後の掲載予定】
                     第2回 厚生年金基金廃止による影響
                     第3回 なぜ厚生年金基金が廃止されるのか
 第4回 厚生年金基金破綻の損害を最小限度の押さえる
 第5回 厚生年金基金はどうしても廃止しなければならないのか
 第6回 厚生年金基金はすぐに廃止されるのか?
                     第7回 あなたの厚生年金基金はどうか?
                     第8回 あなたの厚生年金基金が存続できるかどうかを知る方法
                 最終回 政府は最善な善後策を早急に

◆ 経済同友会が政策提言強化 2013/04/26

 経済同友会の長谷川代表幹事が、就任2期目に入りました。NHKなどのインタビューに対し、経済同友会が求める規制改革などを実現するため、政策提言の能力を強化する方針を示しました。

                 その実現のために、大阪大学の八田達夫招聘教授をトップに据えたシンクタンクを内部に設置する方針です。

                 経済同友会は現在、政府の経済財政諮問会議や産業競争力会議などのメンバーに経営者を送り出しています。これらの会議を通じて経済同友会が求める規制緩和や成長戦略の実現を、出席するメンバーが、経済同友会での活動と整合性をもたせることで、主張を明確にしようと言うことです。

                 因みに、経済同友会とはどのような団体なのかを、同会のWebサイトから紹介しておきます。

 公益社団法人経済同友会は、終戦直後の昭和21年、日本経済の堅実な再建のため、当時の新進気鋭の中堅企業人有志83名が結集して誕生しました。以来65年以上にわたり、一貫して、より良い経済社会の実現や国民生活の充実のための諸課題に、率先して取り組んでいます。 .

 企業経営者が個人として参加し、自由社会における経済社会の牽引役であるという自覚と連帯の下に、一企業や特定業種の利害を超えた幅広い先見的な視野から、変転きわまりない国内外の経済社会の諸問題について考え、議論していくところが、経済同友会最大の特色です。


◆ セキュリティ対策情報のお知らせ 2013/04/25
「 どうして偽セキュリティ対策ソフトがインストールされるの? 」
                ~ 基本的な対策を知って、慎重にネットサーフィンしよう ~

                 “ウイルスに感染している”、“ハードディスク内にエラーが見つかりました”といった偽の警告画面を表示し、それらを解決するためとして有償版製品の購入を迫る、「偽セキュリティ対策ソフト」型ウイルスの相談・届出が、引き続き多く寄せられています。

                 このようなウイルスに感染すると、ブラウザなどのプログラムが正常に動作しなくなったり、ファイルが見えなくなったりするケースがあるようです。IPAのWebサイトでは、感染させられるまでの手口を解説し、対策について説明しています。

                詳しくは、以下サイトをご覧下さい。

                  http://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/04outline.html

  出典: e-中小企業ネットマガジン

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季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
3月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31   
4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 これまでのダイジェストと登場人物紹介

2013-04-27 07:42:37 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 これまでのダイジェストと登場人物紹介


 毎日夜8時半頃、パソコンに向かう気力があるときに、皆さんにお届けします。

 これから経営コンサルタントを目指そうという人は、是非バックナンバーで最初からお読みください。すでに経営コンサルタント業に何らかの形で携わっている方は、自分とは異なる経営コンサルタントもいるという視点で見ていただけるとご参考になるのではないでしょうか。

経 営 コ ン サ ル タ ン ト の 日 記 
【小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記】 経営コンサルタントのありし日

                          <プロジェクトX風に読む>

 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記である。私の分身とも言える友人が、文才のない私に代わって書いてくれることになった。
                           これから経営コンサルタントとして独立起業をしようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語る。
 ただし、ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係のないことである。また、この日記を参考にして生じた君もしくは君の関係者に発生した問題については、当方は一切関知しない。
                           では、諸君の成功を祈る。

【ご挨拶】

                           小説・経営コンサルタント竹根好助シリーズは、私の生涯の友人で、私の経営コンサルタント業について、私以上に詳しく理解している作家千平紗門氏の作です。当ブログでも彼の作品の一つを連載したことがあります。
                           この度、千平紗門氏が、竹根好助の若かりし頃を現代に置き換え、これから経営コンサルタントを目指す人、経営コンサルタント業を始めたばかりの人を対象に、日記風に紹介して下さります。
                           上記の人だけではなく、すでに経営コンサルタントとしてご活躍の先生や企業の経営者・管理職の方々にも何らかの示唆があると思います。
                           私の昔話が、現代に置き換わって紹介されるのを読ませていただき、何となくこそばゆい思いをしています。
                           日記ですので、小説のように起承転結があるわけではないですが、日々、何かを読者の皆さんに感じ取っていただければ幸いです。

あらすじ

                           かねてより経営コンサルタント業に興味を持っている竹根好助は35歳の商社マンである。4月1日に妻にサラリーマンを辞めることを告げたが、エイプリルフールと間違われて相手にされなかった。
                           通勤途上で、「経営コンサルタント」をキーワードとしてグーグルで検索したところ、トップに表示された「経営コンサルタントへの道」というページが妙に気になり、毎日のように開くようになった。
                           そのサイト運営者の「愛」という人に俄然興味を持つようになった。愛コンサルタントという男のプロフィールをそのサイトから見ることにした。「経営コンサルタント不要な企業作り」というコンセプトには驚きと共に、共感を覚えた。
                           私は、多分返事は来ないだろうと思いつつも、思い切って、愛コンサルタントにメールを出した。大物から返事が来るわけはないと思いながらも返事を心待ちにしているとメールが愛コンサルタントからメールが来た。それだけではなく、若手経営コンサルタントの勉強会に誘いの声がかかった。
                           知修塾が開始される前に、愛コンサルタントは貴重な時間を割いて、経営コンサルタント業界などについて親切に、わかりやすく説明してくれた。知修塾は、若手経営コンサルタントが交代で講師を務めて「問題解決手法」という課題に取り組んでいた。
                           私は、知修塾に参加している協会会員がお互いを「先生」と読んでいることが奇異に感じられた。メールでそのことを書くと早速、その理由が返信されてきた。
                           これまで経営コンサルタントというのは、あまりよいイメージを持っていなかったが、この協会の対応や会員を見ていて、それが間違いであったことに気がついた。
                           経営コンサルタントに特化したメールマガジンが、協会から毎月7回発行されているので購読申込をした。早速配信されてきたが、なんと500号近くも続いている、その持続力に敬服した。
                           経営士・コンサルタントという言葉が気になり、また同じサイトを開くと経営コンサルタントの資格についての記述とともに「中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない」というショッキングな表現が目に留まった。そのページに入ると、まずは、経営コンサルタントの歴史について書かれていた。日本経営士協会が他に知られる著名な組織・団体・会社よりも早く、日本で最初にできた経営コンサルタント組織であることがわかる。
                           経営士は、実務経験や専門性の高さが評価され、暗記科目的なテストではないという実践的な経営コンサルタント資格であることが分かった。何とかこの資格を取りたいという気持ちが、ライバルを夢で見るほどになったので、日曜日にかかわらず、親友であるライバルでもある秋元に会うことにした。
                           経営コンサルタントという職業は、どのようなことをするのか、具体的に知らないことに気がついた。ましてや経営コンサルタントにもいろいろなタイプがあるとは思いもしなかった。いわんや、経営コンサルタントにも「ドメイン」が重要であるとはつゆ知らずでいた。
                           私は、経営コンサルタントになりたいという漠然とした気持ちはあるものの、具体的なドメインなど、考えてもみなかった。ところが、秋元はすでに自分のドメインのフレームができはじめているのである。ライバル心がムラムラと沸き上がる。その様な折に、メールマガジンで「短期資格取得集中講座」という記事を読んだ。秋元もその講座を受講する気になっているので、一緒に受講することにした。しかし、妻が承知するのか、難関をくぐり抜けるのか、心配になった。躊躇しながらも妻に話すと、あっけなく認めてくれた。

【登場人物・団体・企業】
◇ 竹根好助
                           若き日の竹根、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。
◇ 秋元
                           竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻
◇ 中塩
                           竹根の隣席にいる一年先輩の同僚
◇ 日本経営士協会
                           経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。
◇ SB社
                           パソコンソフトウェアの流通業者で出版も手がける

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■■【今日は何の日 経営ヒント】 エリーゼのために完成日 

2013-04-27 07:09:35 | ◇経営特訓教室

■■【今日は何の日 経営ヒント】 エリーゼのために完成日 
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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

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 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

   一年365日、毎日が何かの日です。
                 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック
今日は何の日インデックス   日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 今月の【今日は何の日】   【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます
■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺

                 仁和寺は仁和2年(886年)第58代光孝天皇によって発願され、第59代宇多天皇により仁和4年(888年)に完成しました。
                 「御室桜」で知られる仁和寺ですが、御室桜は遅咲きで、背丈の低い桜です。近年までは桜の下に硬い岩盤があるため、根を地中深くのばせないので背丈が低くなったと言われていましたが、現在の調査で岩盤ではなく粘土質の土壌であることが解りました。
仁和寺サイトより)



■ エリーゼのために完成日

                 1810年4月27日は、ベートーベンが『エリーゼのために』を完成した日であると言われています。

                 エリーゼのためにはロンド形式であるために親しみやすいといえます。同じ旋律が、異なる旋律を挿入しながら繰り返されるのがロンド形式です。子供の頃、ピアノで弾いたことを思い出します。

                 因みにエリーゼは、本当は「テレーゼ(Therese)」で、ベートーベンが悪筆のためにエリーゼになってしまったそうです。ベートーベンはテレーゼと恋に陥ってしまいますが、彼女は貴族の娘のために結婚はおろか、恋愛もできない、異なる世界の人だったのです。

                 エリーゼのためには、ベートーベンの悲しい、つらい心情を曲にしたため、その旋律が親しまれているといえます。ザ・ピーナッツが「情熱の花」という題で歌ったことも知られています・・・・・年が知れますね。

■ その他
◇ 和歌山川辺道成寺鐘供養
◇ 長崎まつり


■【きょうの人】前島密 日本郵便制度の父

                 前島密は(1835年1月7日~1919年4月27日)は、日本の郵便制度を作り上げた人です。

                【Wikipedia】 前島密(まえじまひそか)
                 天保6年1月7日(1835年2月4日) - 大正8年(1919年)4月27日)は、日本の官僚、政治家。日本の近代郵便制度の創設者の一人で1円切手の肖像で知られる。「郵便」や「切手」、「葉書」という名称を定めた。その功績から「郵便制度の父」と呼ばれる。
                 大久保利通らが当初進めていた大阪遷都に対し江戸遷都を建白した事でも知られる。教育の普及のため、漢字を廃止し平仮名を国字とすることを主張した漢字廃止論者。


【一口情報】ベートーベン第九の誕生

                 「階級社会を無くし、平等な世の中にしたい。そのために音楽家である自分は何をできるのか」

                 ドイツのボンで生まれたベートーベンは、30歳の時に貴族女性ジュリエッタ・グイッチャルディと恋に落ちますが、彼女の両親は身分の違いを理由に結婚を許しませんでした。

ベートーベンの生きた時代、フランス革命は自由・平等・博愛を掲げられましたが、その後に登場したナポレオンは自ら皇帝となり、階級社会は残りました。

                 また、反ナポレオンとして立ち上がったイギリス将軍のため、「戦争交響曲」を発表しますが、戦後のウィーン会議では、王侯貴族が支配する元の体制に戻りました。

                 期待、そして思い通りにならない世の中。自らの音楽に無力感を感じながらベートーベンは森に引きこもり、作曲活動を停止します。当時は軽歌劇が流行し、重厚なベートーベンの音楽は人気を失っていました。さらに難聴がひどくなり、会話するにも筆談となっていました。

                 1823年12月、長いブランクを経た後、交響曲第九番(第九)を書き上げます。最終楽章では「歓喜の歌」として、合唱が入ります。

                 「世の習わしの厳しく分け隔てたものを汝の力は再び結び合わせる(中略)全ての人々は兄弟になる」

                 ベートーベンの思いが詰まった歌詞は、今から約190年前の1824年5月、ウィーンで初めて歌われました。この時、アンコールは4回にも及んだといいます。

                 この初演から165年後の1989年。ベートーベンの生まれ故郷ドイツは、東西に分断されていた国家が統一されました。ドイツでは、これを記念して「第九」が高らかに合唱されたのです。

                  資料出典: J-NET21



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■■【経営コンサルタントの独り言】 南海トラフ巨大地震を無視するな

2013-04-27 03:40:04 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言
 
       
      ■■【経営コンサルタントの独り言】 南海トラフ巨大地震の被災想定 http://t.co/Vd1bonXz5p    
     
 
       
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      ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタントの独り言・環境】 発送電分離自由化のマイナス面 6/7』 http://t.co/Sx8aMX69qs    
     
 
       
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