経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】11月第2週 総集編

2013-11-10 16:34:51 | 知り得情報
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】11月第2週 総集編



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
                                 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
                                 迷った挙げ句の決断は??
                                 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 10月第4週 総集編

十一月三日(日) どのような経営コンサルタント

 土曜日のチュータリングサービスのホームタスクは、どのような経営士・コンサルタントになりたいのかであった。午前中の妻の買い出し支援が終わると、早速この作業に取りかかり始めた。
                                 しかし、どのように進めたら良いのかわからない。
                                 ひらめいたのが、日本経営士協会理事長が書いている「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」の第五章に「進路決定に利用しよう」という項があり、クリティカル・シンキングを利用して取り組むことにした。

十一月四日(月) 文化の日の振替休日

                                 三日の文化の日が日曜日のために今日は振替休日である。来月からコンサルティング・ファームにお世話になるが、労働状況がわからないので、今のうちに家族サービスをやっておこうと考えた。
                                 新宿御苑の菊花展に妻が行きたいというので、一時間半を掛けて自宅から向かった。
                                 休日でもあるために、菊花展の会場にたどり着くまでのゾロゾロであったが、会場ではなかなか進まないばかりか、肝心の菊は頭越しでなければ見えない。四歳の息子が潰されるのではないかと心配で、何を見たのか記憶にない。
                                 日本庭園のはずれにある茶屋の隣の空き地に、菊が飾られていて、それはゆっくりと見られた。特別な菊ではなく、普通の菊であるが、娘はようやくゆっくりと見られたと満足したようである。
                                 肝心の妻は、疲れて、口もろくに利かない。
                                 新宿駅の南口の方向に向かった。南東口という新しい入口ができ、二〇年も前に鳴るか、ハルクや高島屋ができた後の変化に驚いた。


十一月五日(火) スペシャルマシン

 退社まで残り一か月を切っているので、これまでお世話になった仕入れ先やお得意先の挨拶回りを始めた。お世辞であろうが、どの会社でも退社を惜しんでくれる。それがリップサービスであっても嬉しいし、申し訳なくも思う。
                                 顧客としてはあまり実績はないが、スペシャルマシン社にも挨拶に行った。幸いS社長は在社していた。会社を辞めるのなら、うちの会社に来ないかと誘われた。独立起業するのではなくコンサルティング・ファーム勤務であるので、それはできないと断ると、時間を取れるときだけで良いから顧問として協力してくれないかと求められた。もちろん、きっぱりと断った。でも、何となくもったいない気もした。


十一月六日(水) 明和大学リバティアカデミー営業講座

                                 昨日に続き、得意先関連に退社挨拶に回った。
                                 夜は、
明大講座「企業経営を斬る」に参加した。「営業(渉外担当)とその上司を斬る」というタイトルで、営業関連の系コンサルタントが講師である。
                                  http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/2013_2_meiji.htm
 「昨今、消費者の眼が肥えてきています。店舗運営に関して一緒に考え不要な営業担当取締役を斬り捨てます」と講師が凜として始めに言った。
                                 パワーポイントを使った講義は、イラストが入るなどして工夫をしている。始めは大きかった声も次第に口の中でしゃべるようになり、語尾もはっきりしなくなってしまった。折角盛り上がったのに、残念な気がする。それとともに、講師のあり方として、反面教師という学びもあった。


十一月七日(木) 顕微鏡メーカー

 火曜日に、取引先の一つであるセント光学の手島社長からアポ取りの電話があり、約束の十時に来社された。セント光学は、学校向けの顕微鏡メーカーとしては日本ではトップクラスである。わが社では、同社のステレオ顕微鏡を部品検査用に販売要請を受けてきたが、それほど台数が出る商品ではないこともあり、取引はない。
                                 どこから聞いてきたのか、私の退社のことを知っていた。同社は、竹之下経営が組織しているフライアップ会の会員である。手島社長の来社目的は、私が担当してくれれば、竹之下経営と契約をしても良いが、取りはからってもらえないかというのである。
                                 竹之下経営で、度のような業務に就くのか皆目わからないので、お断りしたかったが、その熱意から、つい「入社してから上司に話してみます」と言ってしまった。入社したばかりのものに耳を貸してくれるとは思えない。


十一月八日(金) 引き継ぎ書

                                 この会社にいるのも、あと三週間強である。平素から、課長としての自分向けのマニュアルを作成していたので、取り立てて時間を掛けて引き継ぎ書を作成する必要もない。部下達も、業務マニュアルを作成しているから、部下各員の業務についての説明のための引き継ぎ書も不要である。
                                 どのような場合には、どのマニュアルを参照すれば良いのか、そのガイドを引き継ぎ書とすれば良いと考えています。今日は、外出も来客も予定されていないので、その作成に時間を費やすことにした。
                                 マニュアルというとアメリカ式のマニュアルで、融通が利かない、与えられたことしかやらない人間を作るものという悪いイメージが強い。しかし、かつてアメリカで仕事をしていた時に学んだことは、最低限、これだけやれば、ある一定のレベルの業務はできる”あたり前”の基準としての価値を、私は学んだ。


十一月九日(土) 迷い

 昨日、引き継ぎ書を書いていて、ふと思ったのは、自分はコンサルティング・ファームで経営コンサルタントをやるという人生いでよいのだろうかということである。少なくても、現在は出世街道を同期ではトップを走っていると言える。私の後ろから走ってくるものから見ると、もったいないことなのかもしれない。
                                 そんな思いをしたので、経営士・コンサルタントのバイブルを引っ張り出してみた。「経営コンサルタントになる前に考えよう」という節を読み直しながら考えた。


 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると考えています。
 個人営業や中小の経営コンサルタント会社では、大企業に入り込むのはかなり難しいのが現状です。大企業を相手に仕事をしたければ、大手のコンサルティング・ファームに若いうちから入社するのがよいでしょう。ただし、コンサルティングという仕事は、ビジネス実務経験が必要で、とりわけ組織的な活動の効率的な進め方は経営コンサルタントになってからも大いに役に立つでしょう。

 私は大手企業のコンサルティングよりは、中小企業の社長さんを手助けしたいのである。このバイブルによると、コンサルティング・ファームに入社することは、大手企業を相手にしたい場合であると解釈できる。
                                 わからなくなってきた。

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■■【今日は何の日】 肢体不自由児愛護の日  11月10日

2013-11-10 11:29:28 | 知り得情報

■■【今日は何の日】 肢体不自由児愛護の日  11月10日

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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

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 一年365日、毎日が何かの日です。
                 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
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今日は何の日インデックス

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■■肢体不自由児愛護の日【今日は何の日】11月10日

 
■ 尻摘み祭

                 11月10日は、静岡県伊東市にある音無神社の尻つみ祭です。祭神の豊玉姫命に安産を祈願する祭事が起源とされています。

 祭の時には境内の明かりは消され、暗闇の中で行われます。会話を交わすことも禁じられています。

 御神酒をまわし飲みするのですが、隣の人の尻をつねって合図をすることから、「尻つみ祭」と命名されました。

                 お囃子にあわせて尻をぶつけ合う尻相撲大会も開かれます。

 
■ 肢体不自由児愛護の日

                   1953年(昭和28年)に肢体不自由児協会の主唱で、肢体不自由児愛護の日が制定されました。肢体不自由児愛護思想を普及させ、子供達の幸せをはかり、推進して行くことを目的としています。                   
 
 友情年賀絵はがきと愛の年賀絵はがきの領布活動があることを知っている人も多いでしょう。友情の作文や図画の募集、肢体不自由高校奨学生の採用など、積極的な活動を行っています。 
 
 同協会のサイトによると、協会の目的は、下記のように説明されています。 
 
 肢体不自由児とは、生まれつき又は出産時の障害、あるいは幼い時の病気や事故などによっ て、手や足、背骨などの運動機能に不自由がある子どもたちのことです。 
児童憲章には≪すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不十分な場合は、適切な治療と保護が与えられる≫とうたわれています。 
肢体不自由児に必要なのは、家族や社会の愛情と理解、適切な治療や訓練、そして社会にとけこんでいくための手助けです。早期の訓練と良い環境が目を見張らせるような成果を上げることは、医学的にも証明されています。 
日本肢体不自由児協会は、家族と社会の間に立って、家族を支援し、社会を啓発し、肢体不自由児が最も恵まれた環境にいられるようさまざまな事業を行っています。

 
 
■ 【今日は何の日】その他
◇ 鋸南町浄蓮寺十夜法要
◇ 忍徴忌
 
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 意外と知らないで損をしている人が多いのです

 
 
  図: 肢体不自由児協会サイトより

 
 
 

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 十一月九日(土) 迷い

2013-11-10 07:06:20 | 知り得情報
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 十一月九日(土) 迷い



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。

 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 十一月九日(土) 迷い

 昨日、引き継ぎ書を書いていて、ふと思ったのは、自分はコンサルティング・ファームで経営コンサルタントをやるという人生いでよいのだろうかということである。少なくても、現在は出世街道を同期ではトップを走っていると言える。私の後ろから走ってくるものから見ると、もったいないことなのかもしれない。
                                 そんな思いをしたので、経営士・コンサルタントのバイブルを引っ張り出してみた。「経営コンサルタントになる前に考えよう」という節を読み直しながら考えた。

 経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると考えています。
 個人営業や中小の経営コンサルタント会社では、大企業に入り込むのはかなり難しいのが現状です。大企業を相手に仕事をしたければ、大手のコンサルティング・ファームに若いうちから入社するのがよいでしょう。ただし、コンサルティングという仕事は、ビジネス実務経験が必要で、とりわけ組織的な活動の効率的な進め方は経営コンサルタントになってからも大いに役に立つでしょう。

 私は大手企業のコンサルティングよりは、中小企業の社長さんを手助けしたいのである。このバイブルによると、コンサルティング・ファームに入社することは、大手企業を相手にしたい場合であると解釈できる。
                                 わからなくなってきた。


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経営コンサルタントの独り言

2013-11-10 03:42:03 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2013年11月第2週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/JktayucbYm






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2013年11月第2週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/XJxGYncebp






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2013年11月第2週までのあらすじ、登場人物』 http://t.co/hkXWnQYE7H






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 十一月八日(金) 引き継ぎ書 http://t.co/XeIHpUTH2D






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 十一月八日(金) 引き継ぎ書 http://t.co/AeULqaumjC







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