経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【時代の読み方】 クラウドサービスのセキュリティ対策<2> 2014/11/13

2014-11-13 19:43:44 | ◇経営特訓教室

■■【時代の読み方】 クラウドサービスのセキュリティ対策<2> 2014/11/13

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。


独善解説

 

■ クラウドサービスのセキュリティ対策<2> 2014/11/13

 2014年9月、米国人気女優やモデルなど著名人のプライベート画像が多数流出したことが話題になりました。報道およびApple社の調査によると、iCloudのアカウントが乗っ取られてしまったことでiCloudから多数の画像が流出したとされています。

 IPAサイトでは、

   「クラウドサービスからの情報漏えいに注意!」
    ~スマートフォンで撮影した写真の保存先と
          公開範囲を意識していますか?~

というタイトルで、iCloudを例としてクラウドサービスを利用する上での留意点やアカウント管理のポイントを紹介しています。

 もちろん、このような被害が発生するリスクはApple社のサービスに限ったことではなく、クラウドサービス全体に言えることですここでは、IPAのサイトを基に、ご紹介しておきます。

 

◆2 クラウドサービスのリスク

 iCloudには、写真だけではなく、各種の個人情報でも利用できるという利便性を紹介しました。もし、iCloudのアカウント情報が何らかの方法で悪意ある第三者の手に渡ってしまった場合、どうなるでしょう。

 iPhoneやiPadで撮影した写真や、iCloudから確認できるメール、連絡先、カレンダー等の情報が窃取され、漏えいしてしまう可能性があります。

 IPAでは、その怖さを下記のように紹介しています。

1)「自分のフォトストリーム」を有効にしていると、ユーザーがiPhoneで撮影した写真は、自動的にiCloudにアップロードされる。

2)悪意ある第三者が、iCloudが利用できる端末から、ユーザーのアカウント情報を悪用してiCloudに不正ログインする。

3)iCloudに保存されているユーザーの写真データが悪意ある第三者の端末にダウンロードされる。

4)入手したユーザーの写真データを、悪意ある第三者がインターネット上に流出させる。
 他にもiCloudに不正ログインされると、iCloud Driveに保存されているファイル等が漏えいしてしまうことも考えられます。また、iCloudバックアップを利用している場合は、自動的にバックアップされたデータが悪意ある第三者のiPhoneなどに復元されてしまい、様々な情報の漏えいにつながる可能性があるのです。

【今後の掲載予定】  毎週木曜日に掲載予定

 ◆3 クラウドサービスを利用する際の注意点

 ◆4 クラウドサービスを利用する際の注意点1

 ◆5 クラウドサービスを利用する際の注意点2

 

■ クラウドサービスのセキュリティ対策<1> 2014/11/06

 2014年9月、米国人気女優やモデルなど著名人のプライベート画像が多数流出したことが話題になりました。報道およびApple社の調査によると、iCloudのアカウントが乗っ取られてしまったことでiCloudから多数の画像が流出したとされています。

 IPAサイトでは、

   「クラウドサービスからの情報漏えいに注意!」
    ~スマートフォンで撮影した写真の保存先と
          公開範囲を意識していますか?~

というタイトルで、iCloudを例としてクラウドサービスを利用する上での留意点やアカウント管理のポイントを紹介しています。

 もちろん、このような被害が発生するリスクはApple社のサービスに限ったことではなく、クラウドサービス全体に言えることですここでは、IPAのサイトを基に、ご紹介しておきます。


◆1 クラウドサービスの概要

 クラウドサービスは、いまさら説明するまでもなくよく知られていますし、二兆五利用の方も多いでしょう。しかし、そうでない人もいらっしゃいますので、簡単にご紹介しておきます。

 インターネットを通じてデータ保管やソフトウェア利用を提供するサービスの総称です。インターネットに接続できる環境を持つどの端末からも、同様のサービスを利用できることが特徴です。

 Apple社が提供するiCloudというクラウドサービスは「自分のフォトストリーム」という機能を利用した、複数の端末間での写真データを同期して利用することができます。

 iCloudの「自分のフォトストリーム」を有効にしますと、1台の端末でアップロードした写真が、自動的にiCloudにアップロードされます。自分が所有する他の複数の端末でも閲覧できます。

 iCloudを利用すると写真だけではなく、メール、連絡先、カレンダー等、普段はiPhoneで利用している情報を、iPadやパソコンでも閲覧できます。便利であるということは、リスクも伴います。

 

【今後の掲載予定】  毎週木曜日に掲載予定

 ◆2 クラウドサービスのリスク

 ◆3 クラウドサービスを利用する際の注意点

 ◆4 クラウドサービスを利用する際の注意点1

 ◆5 クラウドサービスを利用する際の注意点2

 

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■■【経営コンサルタント道場】 社員研修担当者の落とし穴 

2014-11-13 17:30:00 | ◇経営特訓教室

■■【経営コンサルタント道場】 社員研修担当者の落とし穴 

 

 

 

 厳しい経営環境が続く中で、言い古された「少数精鋭主義」という考え方が再評価されています。

 企業が持っている経営資源には限界があります。この限られた経営資源を有効活用することが、根治にの経営の重要な課題です。経営資源の中でもとりわけ「ヒト」という経営資源の重要性を無視することはできません。

 そのために、企業は社員研修を継続的にやらざるを得ません。ところが、一方で「雇用の流動化」で社員を教育してもすぐに辞めていってしまうという悩みがあります。

 愚痴を言っていても始まりません。社員が辞めていくということは、その企業に魅力がないからです。企業に魅力を持たせるには、経営資源の良質化、すなわち「経営品質」を高める必要があります。

 「ヒト」という経営資源を良質化するためには、良質な社員を採用することと、手持ちの社員を教育していくという方法があります。そこで上述のように社員研修がクローズアップされてきているのです。

 

 

 

・・・・・MORE ←クリック

 


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■■【経済の読み方】何が起こった2014年10月を時系列に見る

2014-11-13 12:30:00 | ◇経営特訓教室

■■【経済の読み方】何が起こった2014年10月を時系列に見る

 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでブログ掲載してきました内容を、月単位に、コンパクトにまとめてご紹介します。


独善解説

■ 日本の飛行機の歴史と将来 2014/10/30

 先日、国産旅客機の一号機が大々的に公開されました。NHKの今井純子解説委員の解説を中心に、日本におけます飛行機の歴史を振り返り、国産旅客機の将来を展望してみたいと思います。

【もくじ】
 ◆1 日本の航空機産業
 ◆2 なぜ、今、国産機にチャレンジするのか
 ◆3 ライバルに勝てるのか?
 ◆4 国産部品調達率30%
 ◆5 航空機産業のこれから

◆1 日本の航空機産業

 ゼロ戦という世界的にも名機とよばれる飛行機をつくれる実力を持っていた日本ですが、なぜ、今日、航空機産業で遅れているのでしょうか?

 その主因は、第二次大戦の敗戦にあります。戦後、日本は、航空機をつくったり、研究したりすることが、連合軍から禁じられました。それが解除されるまでこの間、欧米に大きく水をあけられてしまったのです。

 50年程前に、ようやく取り組んだ戦後初の国産航空機が、プロペラ機YS-11でした。大きな機体をされたのですが、赤字続きで生産中止に追い込まれてしまいました。その後は、アメリカのボーイングやEUのエアバスの「下請け」にあまんじてきたのです。

 では、戦前の航空機技術者はどうしていたのでしょうか。

 今日、日本は世界の代表格となるほどの自動車産業の隆盛を誇ってきています。自動車産業の開発には、航空機技術者の知恵や技術が活かされてきました。

 世界に誇る新幹線にも、その技術が使われました。ゼロ系新幹線の先頭車両は、どう見ても飛行機を連想させますが、航空機産業で培われた流体力学の粋を集めて設計されたのです。

◆2 なぜ、今、国産機にチャレンジするのか

 既述の通り、日本の航空機産業は、「下請け」という形や、自動車や新幹線などの技術として、形を買えて残ってきました。これらの経験を通して、航空機産業に挑戦できるだけの実力を取り戻せてきました。

 例えば2011年に就航しましたボーイング787の35%を日本メーカーがつくっているをいわれています。三分の一が日本製ですので、「準国産」と言う人まで出てきています。ここまで力がついてきましたので、次は、「国産」だ、という声は当然上がって来ます。

 ゼロ戦で実績を積んできた、三菱重工が2008年に三菱航空機という子会社を作って、国産機製造プロジェクトがスタートしたのです。

 50年ぶりの「国産機」として、開発がすすめられてきました。全長、約36メートル、92人乗りという少し小さめで、ジェット旅客機の中では小型に属します。78席用というもう一段小ぶりの機体もつくられる予定です。

 先端がとがっているという形状が特徴的ですが、空気抵抗を減らすための工夫です。スーパーコンピューターで解析した結果、この形に決まりました。最新のエンジンを搭載して、なによりもの売りが低燃費です。「エコに強い日本」がここでも活かされ、ライバル機となる同型サイズの飛行機と比べますと、燃費を20%向上させることができます。

◆3 ライバルに勝てるのか?

 小型機ですので、航続距離は3,300kmとそれほど大きくありません。もちろん国内の全ての地方空港はカバーできます。海外においても、東京・羽田を起点としますと、北京やグアムくらいまでの飛行に適しているでしょう。

 小型機のライバルとしては、カナダとブラジルが代表的で、中国やロシアがこの市場に割り込もうと、虎視眈々と参入に向けて準備を進めています。決して、競合のない市場ではないのです。

 その市場に、日本製小型機が参入できるのかどうか、関心の高いところです。

 なんと言いましても、既述の通り、燃費が良いということで、LCCなどの参入で、競争が益々激化している中、航空会社は、いかに運航コストを提げるのかに関心があり、日本製小型機への注目度は高いと言えます。

 これまで、飛行場の大きさの問題や、採算性が低いといって飛ばすことに躊躇していました地方を結ぶ新しい路線ですが、プロペラ機ではない、国産ジェット旅客機は、時間短縮もでき魅力的です。

 座席廻りも、従来の小型機に比べると機内が広く、居心地の良さだけではなく、足元がゆったりしていますので、エコノミー症候群も減らせるでしょう。機内持ち込み手荷物の大きさ制限も緩められ、国際線と同じサイズの荷物を持ち込めるようになります。国際線からの乗り継ぎで、地方空港行きの小型機で手に持つサイズが大きいために荷物の預け直しの必要性がなく、飛行機の出発が遅れることも少なくなるでしょう。その点では、航空会社にもメリットがあります。

 この国産機一機当たりの価格は、50億円ほどです。この価格は、ライバル社と比べて安いわけではありません。しかし、各種のメリットが評価され、すでに国内外で407機(2014年10月現在)の受注が決まっています。

◆4 国産部品調達率30%

 この国産旅客機の部品点数は、300万点にまで及びますので、産業界へのプラス効果は大きいと言えます。

 エンジン、電子機器、油圧システムはアメリカ製、ドアはドイツ製などを採用しています。ボーイング787の35%が日本製品であると既述しましたが、この小型旅客機では、日本製部品調達率は30%です。それでは、787型機より日本製部品比率が低いことになります。

 自動車産業等で培われた、日本製部品がなぜ使われないのでしょうか。やはり、日本の技術では、純国産航空機を作ることはできないのでしょうか。

 日本の自動車や新幹線技術は、世界的には認められていますが、航空機産業という分野では、日本の地位は残念ながら、それらに比べて低いところに甘んぜざるを得ないのです。このような状況下で、安全性を重視される航空機のFAA認証を得るのは容易ではありません。

 安全性の高い航空機と、国際的に認められるまでは、海外で実績のある会社からの調達を優先することが、戦略的に働いているのです。

 この状態で、安全性や経済性など、日本の航空機の実績を海外に示せれば、信頼性も高まります。また、その間に、自動車矢田の産業と同様に、日本国内だけではなく、海外の工場でも、航空機に適した部品製造ができるように準備も整えられます。

 国内では、関心を持つ企業が増え、それによって、雇用や技術の支えにつながるであろうという期待もかかっています。

◆5 航空機産業のこれから

 航空機産業の将来展望をしますと、小型機よりも需要が伸びるとみられるのは大型機や中型機です。しかし、こちらは高い技術と経験を持つ、ボーイングとエアバスが独占していいますので、そこに一挙に飛び込んでいっても太刀打ちできないことは目に見えています。

 小型機を見てみますと、こちらも今後5000機以上増える見通しです。小回り性やLCCへのニーズの高まり、ハブ空港への対応性などから、今後20年間で、航空機の需要は、2倍に増えると予想されています。

 まず、日本は小型機のシェアの50%をめざしています。

 その背景には、日本のものづくりという観点で、国内だけではなく、海外からも大きな期待が寄せられています。航空機は、300万点もの部品を使っていることは既述しましたが、これは自動車の100倍にあたります。すなわち日本の航空機産業による、部品・関連産業のすそ野が広がることを期待されているのです。

 この国産機は、来春、2015年、初めて試験飛行を行う予定です。2017年春に量産機が全日空に引き渡され、以後順次国内の航空会社や海外へと納入される予定です。

 これまで3回も、計画が延期されていますので、計画通り進むのか、予断は許されませんし、これ以上の遅れは許されない、背水の陣にあります。しかし、まだいくつもの仮題があると言われています。それらを乗り越えて、ぜひ、予定通り飛び立ってほしいです。



■ 偽通販サイトを見破るには 2014/10/24

 ここ数年来お年寄りを相手にしたオレオレ詐欺が話題となっています。最近は若い人にまで広がっているいう報道すらされるようになってきていて、被害が減少するどころか拡大すらしているといいます。

 氷山の一角に過ぎませんが、被害相談は年間300~500件ほどあります。実施は、その何倍、ひょっとすると十倍以上であるとさえ言われています。

 それと共に、「偽通販サイト」での被害も増えています。NHKの三輪誠司解説委員の解説を中心に紹介します。

◆ 偽通販サイトとは

 そもそも偽通販サイトというのは、見た目はホンモノですが、じつはホームページそのものが偽物なのだそうです。偽サイトですから、注文しても商品が届かないわけです。

 中には、実在する通販会社のロゴ画像がそのまま使われていることもあります。デジタルデータですから、コピーも簡単にできてしまいます。従って、ロゴだけで本物のサイトかどうかの判断は難しいのです。

 特徴の一つとして、ホンモノサイトと比べて価格が6~7割引きととても安いのが多いです。アクセサリー、靴、カバンなど、ちょっとおしゃれな商品に多く見られます。

◆ なぜ騙されてしまうのか

 つい、釣られて注文したくなりますが、偽通販サイトは、お店ではないのです。指定した銀行口座にお金を振り込ませてだまし取ろうというのが目的です。

 振込先の銀行口座は、闇ルートで売買された口座です。振り込まれたお金は振り込め詐欺と同じように出し子と呼ばれる人によって引き出され、別の人に手渡しされるのです。その経路が複雑で、詐欺師にたどり着くのは難しいようです。

 また、ホームページが設置されているサーバーの大半が海外にあるために、日本の法律で閉鎖依頼しても応じてもらえませんし、誰のサイトなのかも突き止めることが難しいのです。

 これから年末に近づきますと、お歳暮、クリスマス、お正月など、プレゼントシーズンになり、ネットで買い物をする人も増えます。被害者が増加する懸念は高くなります。

 騙されるケースとして、検索する際に「商品名+激安」などというキーワードを利用する場合です。

 そこに書かれている通販会社の電話番号に電話すると本当の会社の担当者が出てくる仕掛けになっていて、「実在する会社で問題ない」と信じ込んでしまう人が多いのです。

◆ 偽通販サイトの見破り方

 では、どのようにして偽通販サイトかどうかを見破ったらよいのでしょうか。三輪解説委員のアドバイスを紹介して起きます。

 一つは価格が安過ぎることです。安過ぎるものには裏があるということでしょう。

 次に、連絡先が十分に書かれていないるかどうかです。会社名、住所、電話番号、メールアドレスがすべて書かれているないと要注意です。

 また、代金の支払い方法が不自然で、本来ならば会社名義の口座であるべきところが、個人名義の口座に振り込ませることが多いようです。

◆ ネット詐欺に遭ってしまったら

 万一、被害に遭われたら、すぐに警察に届け出ることです。

 被害にあったことが分かった時点で、警察が金融機関を通じてお金を振り込んだ銀行口座を凍結してくれます。そして、口座にお金が残っていれば、被害額に応じて分配されるという制度があります。

 しかし、すでにお金が引き出されてしまっている場合は、全額が戻ってくることはないでしょう。

 知らない人からのメールから、誘導されてしまうこともあり、なかなか気がつきにくいように、巧みになっているようです。これからプレゼントシーズンに入りますので、だまされないように、注意に注意を重ね、一層なる配慮が必要となりますね。

■ 北京:APEC財務相会合の意義 2014/10/23

太平洋を囲むおよそ20の国と地域が参加するAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の財務相会合が、中国の北京で開幕しています。

2010年の京都開催以後、日本から閣僚は出席しておらず、日本の存在感が薄くなる一方で、中国の存在がクローズアップされています。

今回、麻生副総理兼財務大臣が日本の閣僚として4年ぶりに出席しています。

では、なぜ、この時期に日本は閣僚再派遣に踏み切ったのでしょうか。

冷え込んでいる日中関係の改善に向けて、副総理を送ることにより、来月、北京で開かれるAPECの首脳会議に、安倍総理大臣と中国の首脳との会談を実現させたいという思惑があるからです。

中国のGDP成長率の減速や世界経済の先行きに不透明感が強まる中、地域経済の見通しや経済成長を下支えするインフラ投資の促進などが討議されています。

麻生副総理は、財政再建や経済成長に向けた日本の取り組みを説明し、存在感回復、各国に理解をしたいのです。

冷え込んでいる日中関係の改善に向けた機運が高まることを期待します。

■ 四中全会:中国共産党中央委員会第4回全体会議 2014/10/20

 中国共産党中央委員会は、5年に1度開かれる党大会の職権を代行し、党の重要方針を決める。全体会議は約200人の中央委員と百数十人の中央委員候補で構成。

 政治局や中央軍事委員会など最高指導部の人事を決めるほか、経済の大きな方向性を定める5カ年計画の草案審議なども行う。(コトバンク)


■ アメリカの景気をどのように読む? 2014/10/18

GDP第一位のアメリカの景気は、多かれ少なかれ世界の景気動向に影響を及ぼすことは否定できません。「アメリカがくしゃみをすると、日本は風邪を引く」と言われるほどです。

そのアメリカの景気動向をどの様に見たら良いのか、いろいろな方法があります。中でも重視されるのがFRBの景気報告です。これは、全米12地区の連邦準備銀行からの景気報告を集約して、FRBとしての見解として発表するものです。

NHKニュースによりますと、下記のように発表されました。

全米に12ある地区連銀が10月上旬までに企業などを対象に行った聞き取り調査によりますと、「個人消費は、大半の地区で緩やかな拡大を続け、小売業の一部からは年末にかけて楽観的な見方も示されている」としています。

企業の生産については、大半の地区で増加し、オフィスビルなど商業施設の建設も大半で拡大したとしています。さらに、雇用も改善を続け、一部の専門業種などには人手不足の動きも見られるとしています。

FRBは、「アメリカの景気は大半の地区で、小幅か緩やかに改善し、前回の報告とほぼ同じペースで拡大した」と判断を示しました。しかし、金融市場では、世界経済の先行きに対する慎重な見方から、株価が大幅に値下がりするなど不安定な動きが強まっているようです。

景気の見方は維持された発表にもかかわらず、1ドル110円台にまで手が届きそうになった円が、対米ドルで円高になりました。

次に注目すべきは、10月下旬に金融政策を決める会合で、ゼロ金利政策を解除することに対しての議論のゆくえです。

【時事用語解説】←クリック
FRB
:連邦準備銀行 (Federal Reserve Banks)は、アメリカ合衆国連邦準備制に基づき、中央銀行制度を司る企業体。日本の日本銀行に相当し、紙幣の発行などを行う。FRB報告は、全米12地区の連邦準備銀行からの景気報告を集約した文書(Wikipediaより作成)

■ 大阪都構想は実現するのか 2014/10/16

 維新の党の最重要課題として、橋本共同代表が推進している大阪都構想ですが、なかなか前進しません。

 維新の党が協定書を大阪府議会と市議会に提出、今月中にも採決が行われる見通しです。しかし、それが議会通過するか否かは不透明なようです。

 そもそも、大阪都構想とは何か、そのメリットは何かを一般の人達は理解できているのでしょうか。理解が不充分なまま、独りよがりで推進しようとしているように懸念されます。この協定書を通すためには、まず、私たちに理解をさせていただければ、きっと、賛同者も増えると思います。

 NHKの安達宜正解説委員がわかりやすく解説していました。

 大阪都構想というのは、大阪市をなくし、東京23区のような、特別区を5つに再編する構想です。維新の党の前身であります、維新の会以来の結党の原点です。

 では、なぜ前進していないのでしょうか。

 都構想が実現されるには、府議会と市議会で協定書が可決されなければなりません。しかし、両議会とも維新の党は少数派で、自民、公明、民主、共産の4党が反対しています。自党内からも離党者が出る状況では可決は厳しいです。

 例え可決したとしても、住民投票での承認が必要です。

 友党とも言われて来ました公明党が離反したのが痛手な様子です。

 推進するためには、独りよがりで議論を進めたり、市長辞職というようなやり方をしたりせず、地に足が付いたやり方ができないのでしょうか。

 幸い、橋本市長は、菅官房長官という官邸とのパイプを持っているのですから、それをキチンと利用することが必要でしょう。

 議会の議決を経ないで自治体の長が議案を処理する専決処分という方法があります。

 可決されない場合に、大阪府議会に松井知事が、大阪市議会に橋下市長が協定書を再提出するという方法があるそうです。しかし、この方法も、先の市長選と同様に「職権乱用」という見方をされかねません。

 橋本市長は、謙虚に原点に戻って、仕切り直しをしないと、せっかく官邸が理解を示しているにもかかわらず、それを武器として活かせないのでは、市長、あるいは政治家としての鼎の軽重を問われかねません。

■ 日本経済減速の懸念  2014/10/09

FRB(連邦準備制度理事会)は、9月の金融政策決定会合の議事録を公開しました。それによりますと、雇用情勢はまだ十分に改善していないという意見が大半で、ユーロ圏も日本や中国も経済が減速傾向と予測されています。急速なドル高進行にも懸念が示されていました。FRB内部で海外経済に対する慎重な見方が出ていることが窺えます。

FRBは、「量的緩和」を終了する方針をすでに発表しています。ただし「ゼロ金利政策」の解除時期は明言していませんが、来年半ばであることは予測できます。

アベノミクスが華々しく打ち上げられましたものの、ここに来て、年初の回復基調が減速傾向にあるような気がします。

大企業を中心に一部の中小企業におきまして、企業業績は回復傾向にはあります。しかし、全体的に見たときに、まだ収入増には至っていないため、GDPのおよそ半分を占める個人消費が伸びていません。

円安のために輸入品の物価が上がり、それが国産品の値上げになっていて、国民は収入減・物価高というダブルパンチ状態です。

政府は、消費税率を上げることをほぼ既定路線と決めている様子が、国民の財布の紐をさらに締めてしまっているのではないのでしょうか。

■ 筋肉量の多い人は病気になりにくい 2014/10/02

NHKに「ためしてガッテン」という番組があります。その番組によりますと、筋肉に蓄えられたグルタミンがリンパ球を作るので、筋力を鍛えると免疫力がアップするということです。

最新の研究によりますと、筋肉が多い人のほうが、少ない人よりも病気による死亡率(重症患者の場合)が半分になることが明らかになったそうです。つまり、筋肉は、病気になったときも回復を早め、身を守ってくれるとても大切なものだった

免疫力がアップしますので、肺炎や風邪にかかる率が低下したり、動脈硬化を防いでくれたりする効果があるそうです。また、グルタミンがリンパ球に代わる過程や、血流促進などから高血糖呼ぼうにもなるようです。

筋肉を鍛えるといいますと、ストレッチとか筋トレとかを連想しますが、インターバル歩法を60分以上行い、そのあと30分以内程度に“魔法のドリンク”を摂取すると格段の効果が出ることを実証していました。

インターバル歩法というのは、陸上選手がトレーニングに利用する「インターバル走法」を散歩に速歩を取り入れる方法です。3分普通に歩いたら、3分早足で歩くということを繰り返すのだそうです。早足といっても、自分の平常の歩行よりは早めという感覚で充分だといいますので、その気になれば続けられる方法ですね。

毎日やらなくても、1週間で速歩の時間が合計60分になるよう行うだけで効果が出るといいます。一週間が一つの単位だそうです。すなわち、二週間何もしなくて、120分速歩をしたからといって、その効果があるわけではないのです。

速歩後30分以内、遅くても60分以内に、牛乳200ml飲めばOK。時間がたつと筋肉への吸収が低下するので早めに飲むのがポイントです。

“魔法のドリンク”は、散歩後30分以内、遅くても60分以内に飲むと吸収率が高く、効率的な摂取ができるようです。そのドリンクは、多くの人が毎日飲んでる「牛乳」です。その成分である糖類やカルシュームの吸収が運動直後には大変さかんになるそうです。牛乳でなくても、乳タンパクを含むヨーグルトやチーズでもかまわないそうです。

筋肉は失った栄養を取り戻すために、30分~1時間だけアミノ酸などを取り込む穴を開きます。この時間帯に牛乳を飲めば、どんどん筋肉にアミノ酸が補充され、グルタミンもたくさん作られるのです。

牛乳を飲んだ人は、飲まない人に比べて脚の脚力が2倍近く増えるという研究結果も出ています。筋肉には、グルタミンの働きだけでなく、糖を吸収して血糖値の上昇を抑えたり、動脈硬化を防いだりするホルモンが出ていることも明らかになってきています。

高齢者の場合、両手の親指どうしと、人差し指どうしを付けて輪を描く要領で、ふくらはぎの一番太い部分を囲みます。輪を作ったとき、指が離れていれば筋肉量は充分で、重なる場合は、筋肉が少ないとみた方が良いようです。

車で移動する人は、歩く機会が少ないので、筋肉が少ないかもしれません。ご用心!

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■■【経営マガジン】 11月13日号 経営とコンサルティング

2014-11-13 10:07:23 | 【経営マガジン】

■■【経営マガジン】 11月13号 経営とコンサルティング

 経営コンサルタント歴約40年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を、毎日お届けしています。

 

 
   経営コンサルタントになろう 

 経営コンサルタントを目指す人というのは、自分もそうであったが、いろいろな書籍が出ているにもかかわらず、自分にぴったりとした本がないものだと痛感していた。書店に並ぶ本は、中小企業診断士に関するものばかりである。
 今日、中小企業診断士の試験に合格するには、記憶力の良い若いうちの方が有利である。ところが、経営コンサルタントというのは、知識だけではやって行けないことを痛感している昨今の自分である。
 私のような人はたくさんいるはずである。数少ない書籍の中で、私がバイブルとしている「経営コンサルタントへの“秘密”の道」というのは、手元から話せない。一般の人は、この書籍の存在をあまり知らないであろう。その観点から、経営士ブログの「経営コンサルタントQ&A」は貴重な情報源だと思う。
 一般的に、士業団体では、試験に合格しないと資格が取れないが、協会は、「一般会員」という制度があり、サラリーマンが経営コンサルタント資格取得を目指しやすい制度がある。
 ある日のブログは、そのことが紹介されていた。

  【経営コンサルタントになろう】 ←クリック
   http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2530.html


【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】
 ◇ http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2139.html" target="_blank">経営コンサルタントの使い方 ←クリック
   http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2139.html" target="_blank">http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2139.html

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】
 ◇ http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2468.html" target="_blank">経営コンサルタントQ&A ←クリック
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【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。


11月10日(月))

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(~11日)
民間:榊原経団連会長記者会見
その他:中国CPI、PPI

ブログ:【経営コンサルタントの使い方

11日(火)

政府日銀:閣議、景気ウオッチャー調査・消費動向調査(内閣府)、QUICK短観、国際収支・貿易統計(財務省)、特定サービス産業動態統計(経産省)
民間:携帯電話・PHS国内出荷実績、企業倒産
その他:マレーシア鉱工業生産指数
ブログ:正午発信【心 de 経営

12日(水)

政府日銀:第3次産業活動指数(経産省)、マネーストック(日銀)
民間:ESPフォーキャスト調査
米国:卸売在庫
欧州:ユーロ圏鉱工業生産、英失業率・中銀四半期インフレ報告書
その他:ASEAN関連首脳会議(~13日)、インドCPI
ブログ:正午発信 【経営コンサルタントの本棚

13日(木)

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(~15日)
政府日銀:機械受注統計・見通し(内閣府)、鉱工業生産確報・稼働率指数(経産省)、消費再増税を巡る政府の点検会合、企業物価指数(日銀)
民間:産業機械受注額
米国:イエレンFRB議長講演、財政収支
その他:中国工業生産高・小売売上高、インドネシア中央銀行金融政策決定会合
ブログ:正午発信【ありし日の経営コンサルタント

【 注 】
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【時事用語解説】←クリック
FRB:連邦準備銀行 (Federal Reserve Banks)は、アメリカ合衆国連邦準備制に基づき、中央銀行制度を司る企業体。日本の日本銀行に相当し、紙幣の発行などを行う。FRB報告は、全米12地区の連邦準備銀行からの景気報告を集約した文書(Wikipediaより作成)
   
【経営コンサルタントの独り言】 
 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

 クラウドサービスのセキュリティ対策

 2014年9月、米国人気女優やモデルなど著名人のプライベート画像が多数流出したことが話題になりました。報道およびApple社の調査によると、iCloudのアカウントが乗っ取られてしまったことでiCloudから多数の画像が流出したとされています。

 IPAサイトでは、

   「クラウドサービスからの情報漏えいに注意!」
    ~スマートフォンで撮影した写真の保存先と
          公開範囲を意識していますか?~

というタイトルで、iCloudを例としてクラウドサービスを利用する上での留意点やアカウント管理のポイントを紹介しています。

 もちろん、このような被害が発生するリスクはApple社のサービスに限ったことではなく、クラウドサービス全体に言えることですここでは、IPAのサイトを基に、ご紹介しておきます。

◆1 クラウドサービスの概要

 クラウドサービスは、いまさら説明するまでもなくよく知られていますし、二兆五利用の方も多いでしょう。しかし、そうでない人もいらっしゃいますので、簡単にご紹介しておきます。

 インターネットを通じてデータ保管やソフトウェア利用を提供するサービスの総称です。インターネットに接続できる環境を持つどの端末からも、同様のサービスを利用できることが特徴です。

 Apple社が提供するiCloudというクラウドサービスは「自分のフォトストリーム」という機能を利用した、複数の端末間での写真データを同期して利用することができます。

 iCloudの「自分のフォトストリーム」を有効にしますと、1台の端末でアップロードした写真が、自動的にiCloudにアップロードされます。自分が所有する他の複数の端末でも閲覧できます。

 iCloudを利用すると写真だけではなく、メール、連絡先、カレンダー等、普段はiPhoneで利用している情報を、iPadやパソコンでも閲覧できます。便利であるということは、リスクも伴います

◆2 クラウドサービスのリスク

 iCloudには、写真だけではなく、各種の個人情報でも利用できるという利便性を紹介しました。もし、iCloudのアカウント情報が何らかの方法で悪意ある第三者の手に渡ってしまった場合、どうなるでしょう。

 iPhoneやiPadで撮影した写真や、iCloudから確認できるメール、連絡先、カレンダー等の情報が窃取され、漏えいしてしまう可能性があります。

 IPAでは、その怖さを下記のように紹介しています。

1)「自分のフォトストリーム」を有効にしていると、ユーザーがiPhoneで撮影した写真は、自動的にiCloudにアップロードされる。

2)悪意ある第三者が、iCloudが利用できる端末から、ユーザーのアカウント情報を悪用してiCloudに不正ログインする。

3)iCloudに保存されているユーザーの写真データが悪意ある第三者の端末にダウンロードされる。

4)入手したユーザーの写真データを、悪意ある第三者がインターネット上に流出させる。
 他にもiCloudに不正ログインされると、iCloud Driveに保存されているファイル等が漏えいしてしまうことも考えられます。また、iCloudバックアップを利用している場合は、自動的にバックアップされたデータが悪意ある第三者のiPhoneなどに復元されてしまい、様々な情報の漏えいにつながる可能性があるのです。

◆3 クラウドサービスを利用する際の注意

 iCloudに限らず、どこからでもアクセスできるという機能は、他の一般的なクラウドサービスでも共通のことで、便利な一方、リスクでもあります


 データをパソコン上にだけ保管している場合は、パソコンさえしっかり守っていれば情報漏えいの被害に遭いません


 一方、クラウドサービスを利用している場合は、悪意ある第三者にIDとパスワードを知られてしまうと、自分のiCloudが乗っ取られてしまいます。すなわち、自分のクラウドサービスに、他人が勝手に不正ログインできてしまい、情報漏えいの被害に遭うことになりかねないのです


 そのため、他のインターネットサービスと同様に、クラウドサービスの利用においても、IDとパスワードを適切に管理することが重要です。加えて必要のないデータは共有しないことが賢明です

 「便利さの裏には、リスクが伴う」ということを強く意識し、仲間との情報交換にも細心の注意を払うことが必要ですね。それにより、多少の不便さを伴っても、安全性をとるという強い医師も必要かもしれません。

◆4 クラウドサービスを利用する際の注意点

 IPAでは、2つの切り口から利用上の注意点を紹介しています。

  1.不正ログインされないようにする。
  2.クラウドサービスを理解した上で利用する。

 前者の「不正ログインされないようにする」という点では、主に4つの観点から注意を払うとよいと紹介されています。

1)安易に推測できるパスワードを使用しない。

2)パスワードを使い回さない。

3)IDとパスワードの入力は、確実に本物と判断できるサイト上でのみ行う(フィッシング対策)。

4)セキュリティオプション(ログイン通知、二段階認証など)が提供されている場合は積極的に採用する。

 パスワードは、自分自身が忘れてしまわないように、誕生日とか電話番号とかなどに関連づけて、決めがちです。それにより、いつでも思い出せるという便利さがあるわけですが、それらの情報が流出し待っていると、簡単に悪用されてしまいかねません。

 ましてや「1234」「0000」とか「ABCD」などという簡単に類推できるようなパスワードでは、直ぐに破られてしまいます。

 パスワードの使い回しも、いろいろなところで警告が出されています。ところが、複数のパスワードを使いこなすことは結構大変です。ファイルを開いたり、ログインしたりする度に、手帳を開くのも面倒です。

 最近では、一つのパスワードで、安全に複数のパスワードを管理することができるアプリもありますので、それを利用するという方法も考えられます。

 フィッシング詐欺も、しばしば耳にする警告です。

 最近、都市銀行の某支店の個人情報が流出し、その銀行の名前をかたったメールがほぼ毎日のように届くようになりました。

 あたかもその銀行から発信されたメールのようになりすまされていますし、手続をしないと口座が閉鎖されるというような脅し文句もあるので、そのメールの指示通り操作をしてしまう人もいるかもしれません。

 サイト上で、個人情報やID/パスワードを入力しなければならない場合には、偽サイトではないかという疑問を持つことも大切だと思います。


5 クラウドサービスを利用する際の注意点2

 IPAでは、2つの切り口から利用上の注意点を紹介しています。

  1.不正ログインされないようにする。
  2.クラウドサービスを理解した上で利用する。

 前回は、1項について記述しました。今回は、後者の「クラウドサービスを理解した上で利用する」ということについて、IPAサイトを中心にご紹介します。

 便利さを求める余り、あまり仕組みが充分に理解できていないまま、利用してしまうということが多々あります。

 IPAでは「利用するクラウドサービスの特性を理解して、使用の判断を慎重に行ってください」という警告を出しています。

 クラウド利上において、アップロードする情報を必要最小限度に押さえるということが大きな問題に繋がらないことに繋がると思います。もし、クラウドサービスが悪意ある第三者に不正ログインされても、漏えいする情報を最小限に抑えることができます。

 例えば、既述の「自分のフォトストリーム」というサービスを利用する場合を考えてみましょう。常にデータの同期が不要とは限らないわけですから、どうしても同期をしなければならない場合は、設定を「無効」にしておくほうば安全です。

 また、写真以外におきましても、メール、連絡先、カレンダーなどの共有は、目的に応じて判断し、公開・非公開などの適切な設定を行うとよいでしょう。

 「写真の共有」設定を有効にする場合もユーザー間での照会機能を有効に活用し、本当に信頼できる人だけの共有に限定できるようにすべきです。

 私は、上記以外に、期間限定で共有するようにしています。共有したい相手に、「○月○日までにダウンロードして下さい」というような通知を出したり、それを決めごとにしたりして、それ以後は、共有できないようにしています。

 クラウドサービスによって、機能が異なりますので、利用するサービスの特性を理解した上で、利用することで、便利さと安全性の両方を確保したいですね。


 詳細については、IPAのページをご覧ください。

 https://www.ipa.go.jp/security/txt/2014/10outline.html

 皆様のハッピー・クラウドサービス利用を祈念しています。




【上記以前の最近の記事】 ←クリック

 
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
  11 月 2014(平成26)年
13 ■ うるしの日

 11月13日は、日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定した「うるしの日」です。

 平安時代に、文徳天皇の第一皇子・惟喬(これたか)親王が、京都・嵐山の法輪寺に籠もっていました。その満願の日が11月13日で、その日に菩薩様が・・・・・<続き
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◆ 公的機関(e-中小企業ネットマガジン他)からの情報を、掲載条件に基づいてお届けしています。
  ご利用者様のご判断と責任で行動してくださるようお願いします。

2014年11月13日 改訂
今月の呼びかけ:「遠隔操作ソフトは利用目的を理解してインストールを!」

 2014年4月、知り合った女性にセキュリティソフトと偽ってインストールさせた遠隔操作ソフトを悪用し個人情報を窃取するという事件がありました。この事件で使われた遠隔操作ソフトは、ウイルスや不正なソフトではなく一般に市販されている正規のものでした。

 IPAのWebサイトでは、遠隔操作ソフトを悪用された場合のリスクと、遠隔操作ソフトを利用したサービスを受ける際の留意点を紹介しています。

詳細については、以下のページをご覧ください。
 https://www.ipa.go.jp/security/txt/2014/11outline.html

◆平成26年度地域商業自立促進事業の第2次募集の募集期間を延長しました

商店街等における地域コミュニティの形成、商店街等の新陳代謝を図る取組、商店街等の魅力創造に向けた取組を支援します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2014/141106jiritu.htm

◆消費税の転嫁状況に関する月次モニタリング調査(10月書面調査)の調査結果を公表しました

本年4月の消費税率引上げを踏まえ、経済産業省では転嫁状況を定期的にモニタリングするため、4月から転嫁状況に関する事業者へのアンケート調査を実施しております。このうち、「10月書面調査」の調査結果がまとまりましたので公表します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2014/141104tenka_chousa.htm

◆下請中小企業振興法に基づく認定申請を受け付けています

中小企業庁では、下請中小企業者等が、連携して行う取引先の開拓を図る取組を対象とする「特定下請連携事業計画」の認定申請の受付を行っています。法認定を受けると、各種支援措置の対象となります。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2013/131226shitauke.htm

◆認定支援機関向け海外展開支援研修の申込みを開始しました

(独)中小企業基盤整備機構では、認定支援機関を対象に、海外展開支援のスキル向上を目的とした研修を実施します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kokusai/2014/140820kensyuu.html

◆全国各地で創業スクールを開講、受講生を募集しています

中小企業庁では、創業を予定している方、創業に再チャレンジする方等を対象に、全国各地の実施機関において創業スクールを順次開講いたします。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sogyo/2014/140819chiikisogyo.htm

  出典: e-中小企業ネットマガジン



中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業
中小企業対策事業 地域オープンイノベーション促進事業
中小企業対策事業 商店街活性化支援事業
小規模事業者支援パッケージ事業 地域力活用市場獲得等支援事業



■ 東京:「知修塾」 経営コンサルタントを目指す人の登竜門――――――■
      ~ 知修塾で“共育”し、表現力をつけよう ~

 知修塾は、単に知識を修得することだけではなく、経営士・コンサルタントとして不可欠な表現力の修得をも目指しています。
 知修塾登録塾員は講師として登壇でき、講演などの経験を積めます。
 単に講師の話を聞くのとは異なり、テーマに基づき、自分で整理し、それを発表するという、講師と受講者の双方向学習です。
 登録塾員は自分の講演について、財務会計ご専門の財務会計アドバイザー谷澤理事及び総合アドバイザーの榎本先生からコメントやアドバイスをもらえます。

【講師】 経営士補 横山 忠信 氏
     経営士  徳永 誠  氏

テーマ:統一テーマ「
財務諸表の見方

日 時:平成26年
11月20日(木)19:00~20:45
会 場:日本本経営士協会事務所 白王ビル2F 大ホール
詳 細:http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/chi20141120.htm

 

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■■【今日は何の日】 うるしの日 11月13日

2014-11-13 07:22:52 | 今日は何の日

■■【今日は何の日】 うるしの日 11月13日


 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


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 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。



 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
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■■【今日は何の日】 うるしの日 11月13日

■ うるしの日

 11月13日は、日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定した「うるしの日」です。

 平安時代に、文徳天皇の第一皇子・惟喬(これたか)親王が、京都・嵐山の法輪寺に籠もっていました。その満願の日が11月13日で、その日に菩薩様が夢枕に現れ、漆の製法を教えてくれたという伝説からこの日が制定されました。

 制定された1985年より以前から漆関係者間での祭日でした。この日には、親方が職人に酒を振る舞い、平素の労をねぎらう風習がありました。

 11月を「漆愛用月間」としています。

■ 京都・嵐山もみじまつり

 京都の嵐山といえば、紅葉の名所として知られています。第二日曜日にもみじ祭が開かれます。

 屋形船での筆曲や日本舞踊は優雅ですね。

 嵯峨野の散策も、平素の喧噪から逃れる良い場所です。祇王寺の苔と紅葉は有名ですね。宝篋院も祇王寺と同様に広くはありませんが、見落とされがちな紅葉スポットです。

 東福寺、大原、紅葉の名所は挙げきれませんね。

 百人一首で知られる小倉山の紅葉の美を讃え、三船祭同様に多くの船が浮かべられて歌舞音曲を競い、河畔での狂言上演や島原太夫のお練りなどが艶やかに繰り広げられます。
 京都嵐山保勝会サイト
 


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】11月3週 対米輸出ビジネスの始まり  141133

2014-11-13 07:01:05 | 新米コンサルタントの日記

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】11月3週 対米輸出ビジネスの始まり  141133




 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。心機一転してコンサルティング・ファーム竹之下経営に入社したが、戸惑うばかりである。こんなことも体験・・・

【 注】 日記から週記へ
 2013年11月24日から、日記ではなく「週記」になりました。週のうちに数回新規記事をアップロードします。また、逐次部分改訂をしますので、引き続き毎日ご覧下さると幸いです。

 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【注】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

 【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 

 2014年11月3週 新しい発想での顧客開拓 1109

■ 対米輸出ビジネスの始まり  141133

 先週、USGMとの対米輸出に関する代理店契約書と、断裁機メーカーとのライセンス生産契約書について、話が進んできた。それに関し、橋上社長友人弁護士から修正事項が出てきた。
                               

 断裁機メーカーとのライセンス生産契約に関する修正事項は、電話で了解が取れたし、USGMもメールで即了解の返事が戻って来た。
                               

 めでたく、小型断裁機のライセンス生産による対米輸出の商談が進むことになった。あまりにも、トントン拍子に進み、何か恐ろしいような気がする。

 

■ 新しい発想での顧客開拓  141132

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 お勧め書籍 クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

「小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記」にも、しばしば登場する「クリティカル・シンキング」であるが、経営コンサルタントのみならず、ビジネスパーソン、学生、家庭の主婦など誰にも通じて必要なスキルを図解を中心にやさしく解説している。

 前号の【経営コンサルタント竹根の起業日記】 ←クリック
  【 注】 切り替えタイミングによって、前号掲載がないことがあります。

■【主な登場人物・会社団体】

◇ 竹根好助 若き日の私にそっくりな男、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。

◇ 愛コンサルタント
 日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン

◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。

◇ 笹本 日本経営士協会知修塾コーディネーター


◇ 秋元 商社マン、竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻

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