■【経営コンサルタントへの道】 5. 信頼できる経営コンサルタントとは 4 有能な経営コンサルタントは本を書いている?
私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業作り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」をモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。
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■5. 信頼できる経営コンサルタントとは
たとえ経営コンサルタント資格取得ができたからといって、それで経営コンサルタントとして認められるわけではありません。経営コンサルタントは経営者から信頼されなければ仕事をいただくことができません。
では、どのような経営コンサルタントが信頼され、仕事の依頼がくるのでしょうか?
では、どのような経営コンサルタントが信頼され、仕事の依頼がくるのでしょうか?
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有能な経営コンサルタントは本を書いている? |
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有能な経営コンサルタントは、難しいいろいろな本をたくさん書いているだろうとお考えの人が多いようです。「本を書いていないような経営コンサルタントは無能なコンサルタントだ」と信じている経営者・管理職が多いのです。
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有能な経営コンサルタントは、難しいいろいろな本をたくさん書いているだろうとお考えの人が多いようです。「本を書いていないような経営コンサルタントは無能なコンサルタントだ」と信じている経営者・管理職が多いのです。
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私ども経営コンサルタントが企業を訪問すると「先生は、どのような本をお書きですか」という質問をしばしば受けます。しかし、経営コンサルタントとしての仕事が多忙であると本を書いている暇などあまりできないはずです。本を書くとしてもせいぜい短期間にまとめられる本を書くのが関の山でしょう。もちろん、有能な経営コンサルタントで、細切れの時間を利用して本を書いている人もたくさんいます。
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有能な経営コンサルタントは、いろいろな企業を深く見ていますし、時代の先を読むために先進的な情報を常に仕入れています。ですから、本を書く材料は頭の中や資料として充分持っているでしょう。それらをベースに、自分の考え方をまとめるために、どんなに多忙であっても研究論文には取り組んでいるはずです。
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有能な経営コンサルタントは必ずしも本を書いているわけではありません。同様に、有能な経営コンサルタントはそのように時間に追われていますので、講演などもあまり多くなく、テレビなどマスコミに出演することも少ないでしょう。従って有能な経営コンサルタントは必ずしも有名とは言えないのです。
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