早朝の4時半に小樽港に到着した。
ほとんどの車はフェリーを下りると、そのまま走り去って行くが、ボクらは埠頭の駐車場に残った。
まずは、車内から自転車を下ろして、バイクキャリアに戻す。
それから、「また車上生活が始まったね・・・」などと話しながら、車窓を眺め、ゆっくり朝食をとった。
色内埠頭公園に立ち寄って給水をしてから、札幌の友人宅に向かった。
友人のFさんは、ボクにとって電気の師匠である。
Fさんがトライしている「アイドリング発電の活用」は、キャンピングカー乗りにとって新発想と言えそうである。朗報と言っても良いだろう。
上陸の初日に、その新発想を学びに、立ち寄らせてもらうことにした。
訪問の顛末は省略するが、新発想というのは、アイドリング発電をもっと利用しようとするものである。
一般に、アイドリング時の発電量は「僅かなもの」と思われているが、実はそうではない。
もともと、オルタネーターの発電電圧は14ボルト前後だから、サブバッテリーを満充電にするためには、最後の一押しが足らないものの、通常程度に充電する能力はじゅうぶんにある。
新発想による、当面の狙いは、
・発電機は積まずに、アイドリングでサブバッテリーを充電する。
・電子レンジの電源は、(サブバッテリー)+(オルタネータ)でまかなう。
というものである。
これを可能にするための配線仕様については省略するが、Fさんが実験した、興味深いデータを以下に紹介する。
①サブバッテリーのみで電子レンジを使うと、90A流れた。
②アイドリング状態で電子レンジを使うと、5分後には、サブからは12A流れて、オルタネーターからは66Aが流れた。
つまり、アイドリング発電を併用すれば、サブバッテリーの負担を数分の一に減らすことが出来るということになる。当然、サブが受けるダメージも小さくなる。
今までは、「ホンダ発電機16iを積めば、安心して電子レンジが使え、電力不足時にはサブを充電出来る」と考えていたが、アイドリングを上手に活用すれば、発電機を積まなくても、快適な長旅が出来そうなのである。
今日は、Fさん宅でボクの愛車を診断してもらい、今の配線のままで「アイドリング発電の活用」が可能であることを確認してもらった。
愛車の配線を点検整備してもらい、いろいろ教えていただいて、おまけにご馳走にまでなってしまった。(なお、Fさんのベース車はハイエースで、ボクのはカムロードディーゼル。いずれのオルタネーターも130Aタイプ)
午後は雨の札幌を後にして、北上を開始。
書店に立ち寄って「HO」を買い求め、温泉手形の使える新十津川温泉まで走った。
P泊はふるさと公園の駐車場・・・昨年、体調を崩した時に、数日間滞在させてもらった場所である。
ほとんどの車はフェリーを下りると、そのまま走り去って行くが、ボクらは埠頭の駐車場に残った。
まずは、車内から自転車を下ろして、バイクキャリアに戻す。
それから、「また車上生活が始まったね・・・」などと話しながら、車窓を眺め、ゆっくり朝食をとった。
色内埠頭公園に立ち寄って給水をしてから、札幌の友人宅に向かった。
友人のFさんは、ボクにとって電気の師匠である。
Fさんがトライしている「アイドリング発電の活用」は、キャンピングカー乗りにとって新発想と言えそうである。朗報と言っても良いだろう。
上陸の初日に、その新発想を学びに、立ち寄らせてもらうことにした。
訪問の顛末は省略するが、新発想というのは、アイドリング発電をもっと利用しようとするものである。
一般に、アイドリング時の発電量は「僅かなもの」と思われているが、実はそうではない。
もともと、オルタネーターの発電電圧は14ボルト前後だから、サブバッテリーを満充電にするためには、最後の一押しが足らないものの、通常程度に充電する能力はじゅうぶんにある。
新発想による、当面の狙いは、
・発電機は積まずに、アイドリングでサブバッテリーを充電する。
・電子レンジの電源は、(サブバッテリー)+(オルタネータ)でまかなう。
というものである。
これを可能にするための配線仕様については省略するが、Fさんが実験した、興味深いデータを以下に紹介する。
①サブバッテリーのみで電子レンジを使うと、90A流れた。
②アイドリング状態で電子レンジを使うと、5分後には、サブからは12A流れて、オルタネーターからは66Aが流れた。
つまり、アイドリング発電を併用すれば、サブバッテリーの負担を数分の一に減らすことが出来るということになる。当然、サブが受けるダメージも小さくなる。
今までは、「ホンダ発電機16iを積めば、安心して電子レンジが使え、電力不足時にはサブを充電出来る」と考えていたが、アイドリングを上手に活用すれば、発電機を積まなくても、快適な長旅が出来そうなのである。
今日は、Fさん宅でボクの愛車を診断してもらい、今の配線のままで「アイドリング発電の活用」が可能であることを確認してもらった。
愛車の配線を点検整備してもらい、いろいろ教えていただいて、おまけにご馳走にまでなってしまった。(なお、Fさんのベース車はハイエースで、ボクのはカムロードディーゼル。いずれのオルタネーターも130Aタイプ)
午後は雨の札幌を後にして、北上を開始。
書店に立ち寄って「HO」を買い求め、温泉手形の使える新十津川温泉まで走った。
P泊はふるさと公園の駐車場・・・昨年、体調を崩した時に、数日間滞在させてもらった場所である。