kenharuの日記

自由気儘な旅を楽しみませんか。キャブコンならシニアの身体に優しい、疲れない旅が可能。詳細はブックマークからHPへ。

珍漁法

2013-09-05 | 旅行記
今日は客人と一緒に、網走市街に出て、コストパフォーマンスの良い「栗の木」でランチを食べた。
北海道には、低価格よりもボリュームを売りにするレストランが多いが、そうした中で、この「栗の木」はワンコインランチで人気を得ている。

ワンコインなのに、オカズもご飯も量が多く、お客には食べ盛りの若者が目立つ。

ボクはとんかつ定食。

とんかつの厚さが分かるような撮り方をしなかったが、かなり肉厚で、ちゃんと美味しい。

カミさんは日替わりランチ。

ハンバーグと目玉焼き、それにグラタン。
これもちゃんと美味しい。

さて、昼食後には網走港で釣り見物をした。
サケを釣る人たちに混じって、変わった漁をしているご老人が居た。

クーラーの中を覗くとチカがいっぱいだ。

タモ網でチカをすくっている。
えっ!そんなことが可能なの?

緩慢な動作しかしないのに、1~3匹ずつを確実にすくい上げては、クーラーに入れている。

驚きの漁法は、以下のようなものだった。
まず、水面にひとサジのコマセ(アミエビ)を放り投げる。


水中に落ちたコマセは、拡散しながら、ゆっくりと潮に流される。
首を下向きに曲げたタモを水中に入れて、コマセの向こう側に構える。


タモの入口付近に見える、白いのがコマセである。
コマセとタモの位置関係を保っていると、チカが自分からタモの中に入ってくるので、タモを静かに手前に引き寄せれば良い。

これがなんと百発百中なのである。
サビキ釣りよりも、ずっと効率が良いと言う。
物好きなボクは、「一回だけやらせてください」と頼んで、試してみたが、すくい取ることが出来なかった。
幾らかの慣れが必要なようである。
コメント (6)