kenharuの日記

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メジロとウグイス

2015-03-06 | 野鳥
野鳥カメラマンたちは、今の時期になると梅林へ出かける。
他の花々に先駆けて咲く梅の花には、メジロが蜜を吸いに集まるからだ。
鳥屋さんたちは、こういう写真を「ウメジロ」と呼んでいる。


メジロを見つけると「梅にウグイスだ」と喜ぶ花見客が居る。

ウグイス色のメジロは、ウグイスと混同されているのだ。

ウグイス色はどんな色なのか、名の由来が何であるかは置くとして、本物のウグイスはこんな色をしている。

背中はほぼ茶色で、胸は汚白色だ。

ウグイスというのは、町中の公園などに一年中居るのだが、繁みの中から出てこないので、その気になって探さない限り見ることが出来ない。生垣の中を伝って移動していく小鳥の影を見たら、それはウグイスかもしれない。
こんなふうに姿を見せないことが、ウグイスとメジロが混同される原因にもなっている。
忍者のようなウグイスだが、繁殖期の春になると、馬鹿でかい声で「ホーホケキョ」と鳴くから、さえずりに関してだけは誰にもお馴染みの小鳥である。
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