kenharuの日記

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災難ふたつ

2016-10-14 | 旅行記
道の駅「岩城」の朝。
独特な岩城漁港が見える。
本州では初めての「島式漁港」なのだそうだ。

ここは遠浅の砂浜なので、漁港が作りにくい。
そこで、人工島を作って、その中に漁港を設置しているのだ。

1級国道並みに立派な橋を歩いて、島へ渡ってみた。
島はドーナツ型の防波堤に囲まれた、船溜まりになっていた。
ごくちっぽけな漁港である。

ネットで総工費を調べてみると52億円で、その半額が国庫補助らしい。
漁港に係留していたのは、ほんの数隻の小舟。
出港中の船があるにしても、1隻当たり幾らの税金を納めているのか・・・


さて、今日は長距離を移動した。
秋田の岩城から、山形県の米沢付近まで、一般道で250キロほどを走った。
そのゴール付近で、二つの災難に会った。

災難のひとつ目は、米沢周辺の「稲わら焼き」。
その煙が、田園地帯から街並みまでを覆っていた。
気管支アレルギーのあるカミさんはもちろんだが、平気な筈のボクでさえ、喉が痛くなった。
隣の秋田県には、稲わら焼き・もみ殻焼きの禁止条例があるが、山形県には無いらしい。

煙は広大な米沢盆地全域を覆っていて、夕日が黄色っぽく見える。
呼吸器の弱い米沢市民には気の毒である。
道の駅「たかはた」に泊まる予定を取りやめ、二井宿峠を越えて、盆地の外に出ることにした。
疲れを押して、30キロ先の道の駅「七ケ宿」へと、暗い山道を走った。

七ケ宿に到着したと思ったところで、二つ目の災難。
カーナビのデータに間違いがあり、そこは道の駅ではなかったのである。
およそ4キロを引き返して、ようやく、今夜のねぐらに入ることが出来た。
やれやれ。
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