kenharuの日記

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久しぶりの灰汁巻き

2022-05-16 | 食べ物
鹿児島から灰汁巻き(あくまき)が届いた。


車旅をしている友人のブログ写真にそそられ、ネット発注したものである。
早速夕飯の主役になった。



まずは定番のキナコまぶし。
久しぶりだから美味しいだけでなく楽しい。

灰汁巻きというのは、食べたことのない人には説明しにくい、一種異様な食べ物である。
餅の一種なのだが、何に似ているかと問われれば、名古屋のウイロウやワラビ餅を思いつく。
初めて食べると「味がない」「美味しくない」「エグイ」と言う人が多いようだが、すぐに食べ慣れてファンになる人もまた多い。

餅のくせに「餅つきをしない」作り方も面白い。
餅米を、竹の皮で包んで固く縛り、汚らしい灰汁で煮る。
灰のアルカリによる作用と、竹皮の中で餅米が膨らむ膨張圧力だけで、米粒が跡形もなく潰れて一体の餅になる。




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