まだ庭の餌台にメジロが現れない。
まずは目立つ場所にと、バードケーキをメジロ御殿の上に置いたら、一番に餌付いたのは一羽のシジュウカラだった。
毎日数回、ケーキを食べに現れている。
可愛いからお客になっても構わないのだが、メジロ御殿の格子をくぐり抜けられるかどうかは分からない。
去年、御殿の常連客はメジロとウグイスだった。
ウグイスは、体長は長いがメスの体重はメジロと大差ない。
およその体重(グラム)
メジロ 11
シジュウカラ 14~22
ウグイス 11~14
スズメ 24
ヒヨドリ 66~100
餌を御殿に入れる目的は、近隣の糞害防止である。
ヒヨドリやスズメは、餌台への往来に、電線や物干し竿などにとまるから、必ず糞害が発生する。
しかし、メジロとウグイスは、電線など丸見えの場所にはとまりたがらず、生け垣など密集した茂みの中を、目立たないように伝い歩きして移動する習性があるから、ほぼ糞害を生じさせない。
糞害防止の観点からは、シジュウカラが歓迎して良い小鳥かどうかは微妙なところである。
餌を御殿内に置けば、ヒヨドリやスズメは、気の毒だが見るだけである。
なお、メジロ御殿の狭い格子をくぐり抜けられるかどうかは、身体の大きさだけでなく、普段の行動習性も関係があるかもしれない。
メジロの動画は→こちら
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