毎日の散歩コースに巨大な鳥カゴがある。
名前は「キャンベルタウン野鳥の森」。
鳥かごの中にはオーストラリアの野鳥が放し飼いされていて、中の小道を歩けばバードウォッチングが楽しめるという、なかなか珍しい施設である。
巨大なネットは鳥が逃げないためのものだが、逆にこの鳥カゴに入りたがっている鳥が居て、今日も外側からネットにへばりついていた。
いつもこんな風に、かぶりつきである。
名前はワカケホンセイインコ。
飼い鳥が逃げ出して野生化したものだろうが、挙動を見ていると、まだ逃げて間もないようである。
かぶりつきの眼の前では、同じインコの仲間たちが楽しそうに遊んでいる。
きっと、このワカケホンセイインコは寂しいのだろう。
今日は中に向かってしきりに鳴きかけていたから、誰かに求愛していたのかもしれない。
これを見て中に入れてやりたくなるのは、ボクだけではないと思う。
「中から抜け出した鳥が戻りたがっている」と思った人からの問い合わせが多かったようで、最近はこんな掲示が出された。
「キャンベルタウン野鳥の森」の入園料金は格安。
これが入り口。
バードウォッチャーにはおすすめ。
(野鳥だけでなく、エミューやワラビーも居ます)
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