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カレーうどん

2013年11月17日 | 田舎生活の衣食住
 日中の陽射しは、朝晩の冷え込みが嘘のように暖かく、縁側などはさんさんと降り注ぐ陽光でぽかぽかです。今のうちに動いておかなくては(本格的な寒さが到来する前)と思いつつも、切羽詰まらないと中々動けないもので…。今日も、玄関を水で清め、勝手口から(現在は勝手口は塞いでありません)半外の物干し場や物置になっているスペースも、木枯らしが吹くと土まみれになるので、少しでも奇麗にしておこうと、こちらも水で掃き清めました。
 それだけで疲れてしまう。大して広くもないのに(笑)。
 何年も放ったらかしの、南天などの下の落ち葉(もはや堆肥になっている)も、片付けて置かなくてはならないのに。どうやらそこが、夏の日中の蚊の隠れ家になっているようなのです。
 
 今日のお昼は、和風カレーうどんでした(うどんなのだから当たり前ですね)。カレールウに麺汁を加えて、麺を煮込んだら最後に水溶き片栗粉を流し入れました。凄く久し振りなので、懐かしく美味しかったですよ。
 ほかにも野菜の煮物を頂きました。





 元々蕎麦派なので、カレー蕎麦を作って友人に振る舞ったところ、「(普通はうどんなのに)珍しい」と言われたのですが、そうなのですか? うどんって、最近は安いし、手軽なので(茹でたうどん3玉で99円)家では食べていますが、外食では鍋焼きうどんくらいしか食べた記憶がありません。蕎麦ひと筋です。
 20代の頃、入った店がうどん専門店だとは知らずに蕎麦を注文して恥をかいた事もありました(笑)。
 上海の会社に近かったので、良く昼食時に通ったチャイニーズ・ジャパニーズの店で、うどんならそう待たずに出来るのですが、蕎麦だと、「麺からうっているのか」、「よもや信州まで行ったのか」と思えるくらいに遅かったのを覚えています。
 多分、うどんは中国人も良く食べますから、茹で玉でストックしてあるのに反し、蕎麦は乾麺だったのでしょう。こういう時は、定食を食し、麺はオーダーしないようにしていました。
 ところが、分かっているのに、昼休みもそう長くはないのに、何度も繰り返しているのに、蕎麦を頼む馬鹿っているのですよ。そして我慢し切れずに、厨房にずかずか入り込んで文句を言っているのですが、これは、分かっている事なのだから、注文する方が悪い。そして、自分のオーダーだけ遅れたら、お腹もすいて腹立たしいだろうが、同席した同僚たちにも迷惑がかかるって事も覚えなくてはいけない。
 まあ、それにしても「蕎麦茹でるのに、どれだけ時間かかるんだよ。代わりに茹でてやるよ」とは言いたくなりますがね(笑)。
 とにかく私の場合は、人に迷惑をかけるのも心苦しいですが、それによって気を遣うのが嫌で、何人かと同席する場合は、なるべく嗜好よりも先に、皆さんと同じ物を注文するようにしています。
 これと同じ話で、何度か書いているので、ご存じの方は「またか」と思うかも知れませんが、サラダ、スープ、麺の種類、ソースの選択が全て出来る北京のパスタ屋です。全てが4~5種類くらいの中からの選択可能なので、その組み合わせは膨大になります。
 そう、そんな細かい作業を中国人がテキパキ出来る筈もなく、2時間待ちは当たり前。「先に賄い喰ってるんじゃないの」って名程です。ウエイターとて、それらを把握出来ずに、こちらが紙に書いて渡していました(笑)。
 なので、出来るだけひとりで行くようにしていたのです。ですが、女ってえのは、「いつも一緒」が大好きなので、どうしても4人くらいになってしまう事があります。すると、またまたオーダーがまちまち。
 そりゃあ、ソースはそれぞれ譲れませんが、「サラダなんか、白菜じゃなきゃいいんだよ」、「麺なんか、うどんじゃなきゃいいんだよ」と思いませんか? 好みよりも、先ずは簡潔に早く注文が揃うように歩調を合わせるのが、客側の最善だと思うのです。
 なのに、「フィットチーネ」だの、「パスタ(これもメニューに合った)」だの「スパゲッティー」「タリアテッレ」「コンキリエ」だの、まちまちに頼むんじゃねーよ。
 ある時、こっそりとひとりで行こうとしていたら、案の定わらわらと人数が増えたので、業を煮やし、「サラダと麺は全員、日替わりサラダとスパゲッティーに統一する事」と告げました(笑)。本当はスープも統一したかった。一人前づつ温める作業が凄く遅いのだから。
 因にその店はオーナーが帰国子女かなにかで完璧な英語を話し、店の2階は英語のサロンになっているため、ウエイター・ウエイトレスは英語必須らしいのですが、新しい男性のウエイターが、英語出来ないばかりか、とろすぎて、オーダーを聞き取れないものだから、中国語でオーダーしてやっても、プライドがあるらしく、伝票に英語で書こうと必死で、同僚のひとりが、「馬鹿じゃないの、書いてやるよ」(これ日本語です)と言って、紙ナプキンに中国語で書いたのですが、それでも理解出来ていない。「良いから、それを持って行きなよ」(これは中国語です)と再度その同僚が言っても、本人は必死で英語で書こうとしている。
 なんと20分かかっても注文すら出来ずに、さすがに厨房から調理人が出て来て、同僚の書いた紙ナプキンを持って行きました。
 そして翌日から、そのウエイターの姿はありませんでした(笑)。英語が話せる否か以前に、接客業もおぼつかなかったですからねえ。





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