八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

感情の起伏の変遷

2012年04月02日 10時41分27秒 | 脳幹出血
今朝のネット散策で、ちえちゃんががんで亡くなられたことを知った。
以前ネット交流していただけに、まことに残念。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

ところで、あるブログ読者のかたと先日メール交流していた中で、
この病気を受容するまでの間、私の感情等の起伏についてふり返ってみる機会があった。

 (1)意識回復直後:変わり果てた自分に驚愕し→憤激→罵倒→失望を繰り返し、お銀にメチャクチャ八当たり

 (2)~1年後の職場復帰まで:他人とはあまり会いたくなかったので面会謝絶していた。

 (3)職場復帰後~受容~現在まで:葛藤が5年間続き、受容後は急速におとなしく(?)なっていった。

    なんとしても歩きたいがため、そして5年後には幕張に転勤してみせるという狂気の5年間だった。
    この間はまるで腫れものか、手負いの狼に触るように、家族は私に接していた。
    私は私で感情の起伏が激しく、『オレの前では絶対に後ろ向きの話をするな』と、張りつめていたね。
    でも時にはイジケやヤケをおこして、お銀が泣くまで自暴自棄になったりもした。(年に数回)
    理不尽な八つ当たりと自分でも分かっていても、お銀に当たる衝動は押さえきれなかったなぁ~
    お銀も相当のストレスになったと思うけど、
    結婚してここまで来た以上は、私と一蓮托生で・・・の気持ちだったのでは、
    と、今では自分に都合良く想像しているけどね。
 
    会社を辞める決心をしてからは、急速に大人しくなって行った。
    それまでは自分の負った身体障害を真っ正面から認めたくない、そんな気持ちだったと思う。
    それが認めた瞬間に心の中で何かがガラガラと崩れて、精も根も尽き果てたようなきがした。

    そこからは石本徳一さんとのネット交流をはじめ、でべちさん、かえるさん(現たんぽぽさん)、るるららぁさん、
    【Qちゃん&ちえちゃんご夫妻】、ゼリーちゃん、金魚さん、一人娘さん達との交流を重ね、
    その後退職を経て現在に至っている。

私が倒れてから14年、
今まで亡くなられたかたは、でべちさんのお父さん、金魚さん、ちえちゃん、それに我が妻=お銀、、、
月日のむごさを感じる。
コメント (4)
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