八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

感覚改善のスピードは片対数

2012年04月15日 07時30分08秒 | 回復の感覚
【体重】
  72.0kg  → 先週=71.8kg、2週前=71.4kg、3週前=71.5kg、1月前=71.7kg
           2012年=71.5kg、11年=72.3kg、10年=76.8kg、09年=76.9kg、08年=77.9kg、07年=79.7kg

【血圧(高―低、mmHg)】
  98-60   → 先週=なし、2週前=102-59、3週前=なし、1月前=なし

【特記】
  早朝やリハビリでの自己観察ももう好いな、これ以上はオオカミ中高年になるから、以降はマイペースで行こう。
  昨年末からキツネにつままれてきたようだったけど、新たな改善ステージに入ったことはたしかなようだ。

  この新ステージでの改善感覚は従来のスピードより数100倍はありそう、だって数年分の改善がたった1日でだもの。
  改善感覚はちょうど片対数グラフで直線になる感じかな、あるいはそれ以上かも知れない。

  ただ、脳幹出血で負った当初の障害レベルが深過ぎるので、運動系の改善テンポはカメよりものろいけどね。
  やっぱり1種1級の身体障害等級はダテじゃない、ってことだ。 

   注:片対数グラフを簡単にいうと、だんだんよく鳴る法華のタイコと同じように、
     倒れた年数は、1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23・・と、何年たっても1づつしか増えないけど、
     改善の感覚は、1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 200 300 400・・・と、10年毎に10倍づつ大きく増えて行くように、
     今では(2013年6/30追記)10年ごとと言わずに1月ごとに期間が短縮して、ケタ違いに大きくなってきている。
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またまたマヒを吸い上げてくれた

2012年04月14日 11時27分59秒 | 回復の感覚
◇今朝の布団の中で、マヒ手足のマヒを脳が常に吸い上げてくれるようになった。
  肋骨をスリスリしなくても、マヒ手足にグッとチカラを入れなくても、何もしないでも脳が吸い上げてくれている。
  顔面の特にマヒ頬の血行が感じるし、全体に外気がよく感じる。それと時々、良いほうの半身の血行も感じる。

  起床後も変わりなし、身体中の隅々まで血が循環している感じがする。
  いずれこの感覚にも慣れるから、当たり前になってしまう。

◇半分冗談のつもり、でも残りの半分ではそうであって欲しいと願っているけどね。
  持論の『当らずとも遠からじ』でエイヤーと求めた完治まで50年だけど、あれは脳細胞の活性化ペースを10秒に1個の前提にしているんだよね。
  今朝の布団の感じでは、脳細胞の活性化はまるで1秒にしても良いくらいだった。
  とすると、今のペースなら持論で前提にした10倍のペースで活性化(回復)して行くから、あと5年で完治? 
  まさかねぇ~、でも誤差2倍としても、あと10年で、、、、、くらいにはなって欲しいなぁ~

◇アリキリ石井くんが食べていたつくばのチーズズコット、ホントふわふわでとろけてしまいそーだったなぁ~
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また過重感を吸い上げてくれた

2012年04月12日 16時06分12秒 | 回復の感覚
◇今朝の布団の中の感じ(1時間)。
   (1)脳が数回にわたって、マヒ手足から過重感の素を吸い上げてくれた。足=6回、手=5回、脳幹+首=1回
   (2)口まわりの血行が良いのを感じた。
   (3)起床して上半身を起こしたら、マヒ体幹で初めて外気をスーッと感じた。
     嬉しさのあまりのハロー効果かも知れないけど、体幹の一体感があったな。

  前回は生々しくストローでジェル状のマヒを吸い取ってくれたけど、今朝のは意外ときれいだった。
  いくら改善ステージが変わったとはいえ、前回が4日前だからちょっと気味悪いくらい早い気も、、、でも、まあ良いか。
  今日の足踏みはどんな感じなのか、楽しみではあるな。

◇午前中のリハビリを終えて:マヒ足のステップが軽くて、昨日より好調に感じた。
   (1)体幹ツイストでは背骨がグラグラする不安定には違いないのだけど、
     錘が上のメトロノームより随分緩和されたと思う、かなり上体を揺らせてもマヒ側に倒れずに踏ん張れるもの。
   (2)足踏み中に2,3分周期で足が硬直してくるけど、それでも我武者羅に足踏みを続けていると、突然足が脱皮したように軽くなる。
     もちろん2,3分後にまた硬直してくるけどね。でも、なんか少しづつ好い感じになってきたぞ。

◇午後のリハビリを終えて。
  良いね、マヒ足の脱皮間隔は6,7分と長かったけど、総足踏み時間の中で2回も味わえたから良しとしよう。
  午前中より軽かったかどうかは分からないけど、股関節やヒザは午前中より心持ち強くなっている感じがした。
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今日の感じ

2012年04月11日 15時32分00秒 | 回復の感覚
◇今朝感じたこと。
   (1)マヒ半身の脱皮感が2時間、うち30分は良い半身を含めた全身脱皮で、マヒ側の二の腕、肩、太腿の締付け感が強かった。
      今さらながら良い半身にも脱皮感覚があるとは、ちょっと不思議な気もする。
      しかし手足身体はどこも悪くなく、あくまでも出血でやられて悪いのは脳の神経伝達だからな、それも有りなのかも。
   (2)顔面、頭皮全体に2時間血流感覚あり。

  エスカレートする一方の改善感覚に慣れて当たり前になってきた感じがあるけど、とにかく今朝も改善感覚があったことに感謝しよう。

◇午前中のリハビリを終えて:足踏みは昨日のジョギングよりは遅い、急ぎ足ペーステンポくらいでやった。
   (1)第1インターバルの第1歩から、昨日よりマヒ足が断然軽く感じた。
   (2)足裏×2、ふくらはぎ×2、太腿表×1、太腿ウラ×1、尻外側×1、脇腹×1、脱皮のような強い活性化血流感覚あり。
   (3)背骨中央付近(左右をクロスしている筋肉)に、足踏み中を通して張ったような刺激が続いた。
   (4)足踏み中から、マヒすねの外側、マヒ太腿の外側に外気を強く感じる。神経が皮膚表面近くまで伸びてきたのかな。

◇午後は急ぎ足テンポで足踏みをした。:午前中より軽やかなものを感じた。股関節、ヒザに弱々しさは感じなかった。
   (1)各インターバルともマヒ足が重くなってくると、背中中央付近の筋肉がピリピリ張ったようになった。
     マヒで壊れた蝶番機能を、あたかも体幹がリカバーし始めたような背中の刺激だった。
   (2)各インターバルの中で、マヒ足が脱皮したかどうかまでは気が回らなかった、不明。
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足と腕がダイナミックに繋がった!

2012年04月10日 15時52分47秒 | 回復の感覚
◇今朝感じたこと。
   (1)肋骨スリスリで、いつものようにマヒ半身が強く活性化するのを感じた。
     ①顔面・頭部全体の表面血行が良く、マヒ側頭部(耳の後ろ)で外気を良く感じた。
     ②顔面の血行は頬、鼻、鼻の下、こめかみ、額がよく感じた。まぶたの血行を期待したけど、まぶたには感じなかった。
     ③良い側の半身の肩、足裏にも活性化刺激があり、起床直前には全身の表皮が一体のように感じた。
       一体としての全身血行を感じたことが、昨日の全身脱皮を除いては今まで無かった。
   (2)起床後にかけ布団をたたんだ時、マヒ二の腕が1回り軽くなったのを感じた。
      立った時の不安定感が、少しでも小さくなって欲しい。
   (3)朝トイレで座るために便座に後ろ向きに立ったけど、マヒふくらはぎに便座の陶器が触れている感触が初めてあった。

  今日のリハビリは、どんな感じかな?

◇午前中のリハビリを終えて:体幹ツイスト、筋トレとも特になし。足踏みは5分インターバル×3にして、つくづく良かったと思った。
  ・5分インターバルだと、ジョギングテンポで過負荷をかけられることが分かった。(第1)
  ・第2では1回、第3では2回、ふくらはぎ、太腿の脱皮があった。
  ・足踏みで過負荷をかけたので、何か面白いことが・・と期待しているけど、世の中そんなに甘くはないかな?
   いずれ筋書きのない世界なので、変化は積極的に楽しまなくちゃね。

◇午後のリハビリを終えて、マヒ半身の太腿との腕が体幹筋肉を通して、ダイナミックに繋がっていることを初めて実感できた。
  各インターバルで太腿が硬直して足踏みがし難くなったけど、
  腹筋、脇の下を通じて二の腕のチカラが太腿に伝わり、脱皮したように急に軽くなり足踏みが続行できた。
  これも午前中のリハビリで過負荷にしたお陰と、その後のヤジロベーのご利益と思うことにしよう。
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全身脱皮を初めて経験した

2012年04月09日 16時47分39秒 | 日常
◇今朝の布団の中で感じたこと。
   (1)昨日はヤジロベーを加減をしたつもりだけど、寝る前のマヒ側は締付けが少し強かった。
      だけど、今朝はふくらはぎを除きなんともない。
   (2)特に何もしなくても、顔面(口・鼻周辺)に薄い血行を感じた。
   (3)肋骨スリスリすると、肩、股関節、尻に活性化した刺激感覚があった。
   (4)起床後はマヒ半身に締付けはないけれど、マヒふくらはぎ(下部)だけに強い締付けを感じる。

  今日から足踏みは5分インターバル×4回にして、あとはいつもどおりにやって行こう。
  それでもマヒ足の筋肉が硬直して足踏みが辛くなったら、立ち止まって休憩するなり、ストレッチを入れるなりして、
  ダマしダマし足踏みインターバルを継続すれば良いさ。

◇午前のリハビリをしている最中に見直して、
  体幹ツイスト、筋トレは変更なしだけど、足踏みを (ストレッチ2分+足踏みインターバル5分)×3回に短縮した。
  体幹ツイスト、筋トレはすんなり終わったけど、足踏みでは6,7回マヒ太腿、ふくらはぎ、足首の脱皮感覚がした。
  とりわけ第2インターバルは、股関節、太腿、ふくらはぎ、足首のマヒ足全部が脱皮したようになり、『うぉぉ~』だった。

  リハビリは10時に終わったのだけど、頭や顔を含むマヒ半身全体がずっーと脱皮したようになっている。
  3,40分も続くとさすがに脱皮感覚に慣れてくるけど、マヒ手・肩や足首をグリグリすると、またあらたな脱皮が始まったようになる。
  今日は穏やかな1日かなと思ったけど、ちょっと面白くなってきた。

  その後、良い半身全体(だと思う)にも弱い脱皮が加わって、オレはヘビ人間かみたいになってしまった。
  昼前の今、ようやく全身から脱皮感覚が消え去って、いつもの身体に戻ったところだ。

  (参考)私の言う脱皮(活性化)感覚とは、
       筋肉を強力サポータで心地良く締めつけられて、皮下血管にサワサワと血が流れて、外気を感じるような感じをさす。

◇午後の足踏みも終わった、結果は以下のとおり。
   (1)第1インターバルで、足の甲→スネ→太腿表→股関節の付け根→腹筋の骨盤付近と、初めて表ルートの脱皮感覚を味わった。
   (2)第2インターバルで、マヒ足の裏ルート→背骨→顔・頭皮→脳幹と、脱皮というよりも活性化刺激を味わった。
   (3)第3インターバルでは、ふくらはぎの締付け感覚が強くなったと思ったら急にマヒ足が軽く感じ、
      馴染むまでの1,2分間は自分の足ではないように感じた。

  午後のご褒美を頂いた後で、柳の下のドジョウ狙いでヤジロベーを1時間ほどしたけど、残念ながらおニョロ人間にはならなかった。
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不思議の国のアリス

2012年04月08日 11時12分08秒 | 体重・血圧
【体重】
  71.8kg  → 先週=71.4kg、2週前=71.5kg、3週前=71.7kg、1月前=72.3kg
           2012年=71.5kg、11年=72.3kg、10年=76.8kg、09年=76.9kg、08年=77.9kg、07年=79.7kg

【血圧(高―低、mmHg)】
  なし   → 先週=102-59、2週前=なし、3週前=なし、1月前=133-69

【特記】
  昨夜は10時に寝たけど、その時のマヒ半身は肩と太腿の締付けが結構強かった。
  2時半頃オシッコに起きて、それから布団に入って、4時に起床するまでマヒ肋骨を撫で擦った。
  以下、起床するまで布団の中で感じたことと、起床後のマヒ半身の締付けの有無。

   (1)背中の背骨が、マヒ股関節とマヒ肩のマヒ血液を少しづつ脳幹に吸い上げた。
   (2)大脳が脳幹に溜まったジュレ状の重苦しいマヒを、極太ストローでジュルジュル吸い上げてくれ、脳幹は軽くなった。
   (3)次に大脳はマヒ手足まで極太ストローを伸ばして、血液に溶く込んでいる濃縮マヒをゆっくりと吸い上げてくれた。
   (4)しかし手足の骨に残っているマヒは、まだ血液に溶けていないので今回はそのままとのこと。
   (5)顔面の口・鼻まわりや後頭部の皮下血行がモヤッと温かく、顔面マヒの歪みの少しは補整されたように感じた。
   (6)起床後のマヒ半身に、特に締付けは感じられない。

  以前のコメント・レスで、アタマや脳は不思議の国のアリスのようだと書いたけど、今朝の出来事はまさしくそうだった。
  今日は日曜日。リハビリは午前中のみだけど、足踏みした時のマヒ足の硬直がどうなるのか楽しみにしようと思う。

  先ほど午前中のリハビリを終えた。
   (1)体幹ツイスト、筋トレをいつもどおりに終えた、特に異常なし。
   (2)足踏みは(ストレッチ1分+足踏みインターバル5分)×4回と、途中で細切れにしてやった。
      第1インターバル終盤でマヒ足が重くなるも、足踏みができないほどの硬直はなかった。
      第2、第3は異常なく進み、第4インターバルの最初に太腿が突然脱皮したように軽くなり、股関節が少々弱々しく感じた。

  10分間隔を5分にすることで後退して見えるけど、10分間をずーっと足踏みいている訳ではないしね。
  インターバル中は休憩がてら何度も立ち止まっているから、5分間隔にしても実質は何も変更ないのと同じ。
  明日以降しばらく、これで様子を見て行こうと思う。
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Qちゃん、ガンバレ!!!

2012年04月07日 15時26分03秒 | 日常
◇今朝の布団の中で感じたこと。
  (1)昨日ヤジロベーをやり過ぎたのか、昨夜寝た時からマヒ側の締付けが強かった。
     目が覚めた時の寝相はマヒ側が下だった所為か、マヒ側がちょっと熱っぽかった。
     急遽マヒ側を上に寝相を変えて、マヒ肋骨を撫でさすっていたら、だいぶ締付けも軽くなってきた。
     ブログを書いている今(5時)は、ふくらはぎに若干締付けが残っているだけだ。
  (2)顔面、頭皮全体の血行がよく感じ、外気、気配感もよく感じる。
  (3)起床後の冷水が沁みわたった感覚は、今朝はイマイチ弱かった。
    かかとの着地感覚だって強弱を繰り返しながら、徐々に強くなってきたのだから、内臓神経もそうなのかも。

◇Qちゃんがあのアパートで一人暮らしをしているとのこと、昨夜久美子さんから教えられた。
  Qちゃんはてっきり施設介護と思い込んでいたから、びっくり仰天、大変驚いた。
  同じ歩けない1種1級の身障者といっても、失礼ながら後遺症はQちゃんのほうが遥かに重い。
  いくらヘルパーさんの応援があるとはいえ、それがなんと一人暮らしをしていたとは。
  電子レンジも工夫して、一人で使っているとのことだしね。

  昨夜早速、Qちゃんのブログを尋ねてみた。
  今朝Qちゃんのレスを読んでいたら、思わず涙がこぼれてきた。
  と同時に、Qちゃんから勇気と元気も貰った。
  ガンバレ、Qちゃん、今まで以上に応援しているぞーっ!!!

◇午前中の足踏みで感じたこと。
  (1)マヒ足は足踏みの時間内でも、徐々に重くなってきた。
  (2)しかしそれと同時に、弱々しく感じていたマヒ股関節とヒザから、その弱々しさが消えて行った。
  (3)第2インターバルでは昨日と同じように、急にマヒ足が軽くなったと思ったら、股関節とヒザが弱々しく感じ始めた。

  以上から、マヒ足の重さと関節の弱々しさは反比例の関係だけど、マヒ足の関節保護のために体重シフトさせ過ぎないように働くのだろう。
  昨日は一段、今日もまた一段と、股関節の繋がり具合が、この2日間でも少し深くなったと思う。

◇午後の足踏みで感じたこと:うわぁ~、ついに来てしまったかという感じだ。
  足踏み24分間の中で、最初のうちは数分間隔で筋肉(ふくらはぎ、太腿)硬直→硬直開放していたけど、
  そのうちにだんだん周期が短くなり、再硬直→再々開放→再々々硬直→・・を繰り返しながら、
  足踏み24分の終り頃には、ついに数秒ごとの間隔になってしまった。
  
  リハビリが終わった直後はマヒ足も筋肉硬直していたけど、お茶休憩を入れて時間経過に連れて、硬直も和らいできている。
  あの筋肉硬直ならばトイレに行く等の伝い歩きには支障ないと思うけれど、足踏みなどの運動は全くダメだと思うな。
  まあ一種の壁にぶち当たったんだからトライアンドエラーで試行錯誤をしながらも、なんとか打開する道を見つけて行かないとね。

   参考:園田のリハビリテーションの広場より
     リハビリでは、痙縮(痙性: spasticity)、固縮(rigidity)、拘縮(contracture)をきちんと使い分けなければならない。
     医学部卒業直前の学生に聞いてもよく間違える問題である。
     学生は苦し紛れに「痙縮は上位運動ニューロンの障害されて起こる症状」と病態を述べたりするが、
     「では患者さんを目の前にしたらどう区別するの」と追撃すると答えに窮してしまう。さて、正解は何だろうか。

     痙縮では「速度依存性」がキーワードである。
     すなわち、ある関節を他動的に早く動かすしたときに抵抗が強く、ゆっくり動かせば抵抗の弱くなる状態を痙性という(1)。
     では、固縮はどうだろう。
     固縮では、早く動かそうとゆっくり動かそうと抵抗は変わらない (鉛管様固縮: lead pipe rigidity)。
     ただし、抵抗が間歇的にゆるむこともあり歯車様(cog-wheel)と呼ばれるが、この際も他動運動速度で抵抗の大きさが変わるわけではない。
     もう一つの拘縮は、どう他動的に力を加えても、どんなにゆっくりがんばっても関節可動域が狭まっていることをさす。
     痙縮、固縮それ自体で関節可動域が縮まることはなく、関節可動域制限があるときは必ず拘縮がある。

     私のマヒは↑のうちで『痙性』というやつで、運動をしない分には抵抗=硬直はしないのだけど、
     それではリハビリの足踏みがお手上げになるしね、ふぅ、困ったものだ。
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あれ?急にマヒ足が軽くなった

2012年04月06日 17時19分18秒 | 回復の感覚
◇今朝の布団の中、起床後に気がついたこと。
  (1)顔面(口、鼻)、後頭部、脳幹、に相変わらず血流感覚がある。
  (2)布団に仰向けに寝ていて、マヒ側かかと、背中、尻にはシーツの押下(接触)感覚があるのだが、ふくらはぎ、太腿裏にはない。
  (3)今朝はマヒ肩、尻に重い感じは無かった。→ホントかな、移乗時の尻の重さからすると、かなり疑わしい。
  (4)起床後の冷水がマヒ下腹に沁みわたる感じは、自分の身体の実感が湧く。
  (5)マヒ目のまぶたは依然閉じられないのだが、ゆうべからマヒ目のまつげが上下で擦れる感じがする。
    今までピクとも動かなかったマヒ目の上下まぶたが、いよいよ動き始めたのかな。

◇午前のリハビリを終えたけど、足踏み中に変わったことがあったのでメモしておく。

  昨日までの足踏みや今日の足踏み第1インターバルまでは、足踏みする基準は常によいほうの足だった。
  必然的に足の重さも良い足に比べての比較なので、今までは重苦しいくらいに感じていた。
  ところが第2インターバルからは脳だと思うけど、マヒ足を基準に足踏みの諸々を感じとるようになった。
  それにつれてマヒ足の重さを苦に感じなくなった。良いほうの足がちょっと軽いかな、という感じだ。

  脳の一時的な錯覚だろうけど、一応 fact is fact 、メモしておく。
  果たして午後はどうなるか、楽しみにしていよう。

◇午後のリハビリを終えた。足踏み中の特記事項は以下のとおり。
   (1)マヒ足が若干重く感じたけど、気になるほどの重さではなかった。(時間がたつので重く感じると予想していた)
   (2)そうは言っても股関節とヒザが弱い分、マヒ側への体重シフトを加減しなければ、両関節を痛めてしまいそう。
   (3)ヘソ(重心)より高いためか、腕はマヒ側のほうがマヒしている分だけ重く感じた。

  明日以降も様子を見なければならないと思うけど、14年間苦労してきたマヒ足の過重感からやっと解放されたようだ。
  ただし手足がマヒしている分だけ股関節やヒザが弱いので、足踏み時のマヒ側への体重シフトを加減して行く必要あり。
  またマヒの分だけマヒ腕が重く、腕は重心が高いぶんだけ不安定も大きいので注意を要しそう。

◇筋書きのないドラマを演じているようなものだから、期待感も大きい反面、不安や恐さもあるにはある。
  でも、それも贅沢な悩みだけどね。
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内臓神経も蘇ってきたかな

2012年04月05日 15時26分41秒 | 回復の感覚
◇マヒ肋骨を撫で擦った後のできごとを、今朝も朝一でメモしておこう。
  (1)マヒ肩―腕に太いパイプが入ったかのように、突然肩グリグリが軽くなり、神経そ通も大きく増えたように感じた。
  (2)マヒ股関節―足はジワジワとそ通が広がって、腹筋から太腿内側に流れている動脈がハッキリ感じとれた。
  (3)腕時計をブラインドタッチしたら、太く平板な時計ガラス側がマヒ手指の腹で感じ取れた。
  (4)顔面の口鼻まわりの血行が良いのを感じた。また頭皮全体の血行も良かった。
  (5)起床後に飲んだ冷水がマヒ側下腹に沁みて行った。胃や腸の内蔵神経が出てきたみたいだ。
  (6)特に締付け感覚もなかったけど、マヒ肩とマヒ尻が心もち軽くなった。(多分、(1)(2)のハロー効果かも)

◇年度も新しくなったことだし、だいたいの目安として1日のスケジュールを書いておく。
  陳腐で今さらの感じもあるけど、リハビリについての私の考え方は以下のとおり、少々自戒を含んでいるけどね。
   (1)毎日生活することこそがリハビリ        → リハビリは24時間、名医は自分。
   (2)まず身体を動かせ                → 身体のどこかをとにかく動かして、四六時中脳を刺激している習慣。
   (3)家の中のバリアは工夫と慣れとで乗り越えろ→ なにごともプラス志向で心身の健康維持を。

   参考:最近では1日のスケジュールの中で、次の2つを励行している。
       ①立って身支度を整えることを訓練するために、オシッコの時もシャワートイレに座って用を足している。
       ②最近はソファでヤジロベーをして、テレビを眺めていることが多い。

  最近は改善感覚の変化が大きくそれも毎日になっているので、味もソッケもないけどこれからのブログはポイントの過剰書きでと思っている。

◇午前/午後ともリハビリを終えた、昨日より好調だった。
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