内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

搭乗便を待ちながら

2022-07-18 18:03:37 | 雑感

 午前十一時過ぎ、自宅出発。徒歩十分弱のところにある欧州議会場前の始発バス停から中央駅直通のバスに乗る。十五分で駅に着く。ここまでは順調。
 パリ東駅行きのTGVは五分遅れとの表示が電光掲示板に。猛暑で遅れが出ると前日SNCFからSMSが入っていたからここまでは想定内。しかし、実際は十分以上の遅れ。シュトゥットガルト発ですでにかなり混んでいて、所定の場所にスーツケースを置くことができない。仕方がないから通路にはみ出したままにする。座席からは近いから、もし倒れるようなことがあってもすぐに対処できる。東駅には十五分遅れで到着。
 東駅から北駅までスーツケースを押して歩く。十分ほどだが、猛烈な暑さですぐに汗が吹き出す。今日のパリはストラスブールより暑い。なぜ東駅が終点のTGVに乗り、シャルル・ド・ゴール空港直通のTGVに乗らなかったかというと、搭乗便に間に合う直行便がなかったからである。
 北駅からはRERのB線で空港まで三十分ほどなのだが、RERの「得意技」の突然の運休が三本続き、ホームで三十分近く待たされる。これだからRERは嫌いなんだよ。
 空港での搭乗手続きに一時間行列に並ばなければならなかった。これは行列が長かったからではなく、陰性証明書の提示に手間取る人が多く、各乗客の確認にえらく時間がかかったからである。こういうことには用意周到な私は何の問題もなく、五分もかからなかった。出国手続きは行列もなく、あっというまに完了。手荷物チェック係の女性の態度が横柄でちょっと不愉快だったが、まあよくあることだし、大したことでもない。
 搭乗開始まで一時間ほどある。家族・親族へのお土産を購入。いつも大体決まっている。
 そして、いまこの記事を書いている。今、脇の通路を添乗員の女性たちが降りていった。
 明日から八月末まで、東京発の記事になる。