内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

夜明け前のジョギング ― 坂物語

2024-08-01 17:25:42 | 雑感

 毎日、お暑うございますね。七月は全国平均でまたしても観測史上もっとも暑い七月だったとか。こんな記録、更新してくれなくてもいいのに。
 昨晩関東地区を襲った集中豪雨。小石川植物園のあたりもかなり強い雨脚が何時間か続きましたが、排水溝がしっかり機能しているのか、坂下なのに道路上の冠水はまったくありませんでした。
 今日から八月。軽い話で始めましょう。
 とにかくこう暑くては日中にジョギングする気にはとてもなれません。ところが、驚いたことに、午後仕方なしに買い物に出ると、炎天下ジョギングしている人をちらほら見かけます。一種のマゾヒスティックな快楽を味わうためなのでしょうか。
 ここ数日、午前四時前にジョギングに出かけ、五時過ぎには上がるようにしています。10~12キロ走ります。この時間帯はさすがに気温も日中より何度か下がっており、走るのはその分楽です。まさかこんな時間に走るもの好きもあるまいと思いきや、いるんですね「同好の士」が。一時間半ほどのジョギング中、少なくとも十人ほどの未明のジョガーとすれ違います。あるいは、あっさりと追い抜かれます、ちょっとくやしいけれど。
 文京区を走る主な道路の地図がようやく頭に入ってきました。でも、スマホもあえて見ずに裏道を適当に選んで走っていると、えっここに出るの、と驚かされることもあります。そんな「発見」も楽しいものです。
 ほんとうに坂の多い区で、由緒ある名前がついている坂も少なくありません。その由来を記した看板を立ち止まって読んでさらに興味をかきたてられることもあります。走った後にそれらの坂についてネットであれこれ調べるのも楽しみです。今まで上り下りした坂のなかでのお気に入りは、無縁坂暗闇坂菊坂
 今は集中講義の最中ですから、未明のジョギングを一時間余りで切り上げていますが、終わったらもっとゆっくりと坂巡りジョギングをしてみようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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