![79a5c8ed.JPG](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e6/919c6180c27640aad6c26cbc310cdc9e.jpg)
目の前にパッと現れた豪邸!
真っ赤に色づいたドウダンつつじが道路からエントランスまで続いている。
僕は、そんな
立派な長屋門に吸い込まれるように入って行った。
邸内は何か祭りごとでもあるのか、賑々しく家人が振舞っている。
でも何処かで見たことがあるような家だなあー
でも何故か?みなさん後ろ向きばかり、こちらを向いている人が居ない。
近づいていくと
妻の博子だ!驚いて 前に回りこむとお姉さんだった。お姉さん博子は?何処? 居るの?
無言で次の部屋を指差す・・・お姉さん
ドア-を開ける、彼女は窓際で、何かじっとしたためている。
オー しばらくと こえをかけると振り返ったのは妹さんだった。何もしゃべらない
なんだ!此処は妻の実家じゃあないか?
玄関といい間取りといい、いつも来ている実家だよ。
でも今日は何の日だろう?
誰もしゃべらない!
広い邸内を必死に探したが妻は居なかった。
幻のごとく、邸宅は霧散していってしまった。
海辺で、一人たたずんで今目にした走馬灯風の出来事を、頭で整理をしている自分に天から・・・
人生50年
下天のうちをくらぶれば
ゆめ 幻のごとく・・・
の大きな声で目覚めた。
夢だった!おかしな夢だった!
尼博雅
夢でもいいから 一度話したかったね
天子メールでもおくれ!