赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

別れに愛の接吻を!

2006年03月08日 19時08分49秒 | 生き物ばんざい

● 可憐な花にこんな名前と習性が・・・・・

路傍の陽だまりに可憐に咲くオオイヌノフグリは、辺り一面に星をちりばめたように美しい花である。
でも誰も目に留めてくれない地上の星なのかもしれない。

俳人高浜虚子は「イヌフグリ 星のまたたく 如くなり」とその美しさを星にたとえているのに・・・
紫色の小さな花、みなさんチョット見てやってくださいキット感動しますよ。

それにこの雑草にはこんな習性あるのですよ。
日中咲いていた花も夕方には閉じてしまいますが、
日中の間に、風や虫によって受粉されなかった時には、おしべがめしべに強制的に
擦り寄って受粉を完了させてしまう。可憐な姿に似合わず、誠に強い繁殖力生命力である。

又可憐な花に、どうしてこんな名前がついたのでしょう?
フグリとは金玉(きんたま)、睾丸(こうがん)、陰嚢(いんのう)を言いますが、

古の日本人はいぬのこんなものを想像して、イヌノフグリとつけたのですね。

明治時代外国から同じ品種が入ってきたとき、大型だったのでオオイヌノフグリと又名付けたようです。
現在見られるのは大部分オオイヌノフグリです。

花の可憐さ! 愛の接吻!そして、イヌノフグリに似ているか?
写真に撮って来ましたご覧になってください。
7d235ecb.jpg


因みに外国ではバード アイ(鳥の目)と名付けられている・・・
日本人は犬のあれを想像、外国人は鳥の目を想像したんです。
どちらが的を得ているか?

写真を撮っていたら七星てんとう虫が
暖かさに誘われてカメラの前に出てきた。
アンニョン!

啓蟄も過ぎたんだね。